【観劇記録】湯煙の頃に君を想う | 手上のコイン Blog

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ホチキス vol.26
『湯煙の頃に君を想う』

2011年4月13日(水)~19日(火)
テアトルBONBON

脚本・演出 米山和仁

■Cast

山本洋輔
山崎政志
加藤敦
小玉久仁子
船戸健太郎
村上直子
齊藤美和子
渡辺安理(演劇集団キャラメルボックス)
村上誠基(柿食う客)
松本理史(ぷろだくしょんバオバブ)

■Story

原作のミステリー小説が盗作だった・・・。
火曜サスペンス劇場の2時間ドラマを制作すべく、しなびた温泉宿でロケ撮影をしようとしていた撮影クルーにその一報が入ったのは、明日の撮影に備え、宿のスタッフを交えてのリハーサルが行われた直後だった・・・。
脚本の変更を余儀なくされたる制作スタッフ。しかし明日宿でのロケを撮影しなければ、オンエアに間に合わない。
撮影クルー達は、一晩で、ゼロから脚本を作らなければならなくなった…。
(劇団HPより)


キャラメルボックスの渡辺安理ちゃんの客演と。そもそもホチキスも以前から気になっていた。

で、
どんな劇団かは特にリサーチもせずに行ったので、最初はかっとばした乗りに、完全に乗り損ねて置いてきぼりをくらう……。

濃い……(笑)

やっぱりリサーチはしておくべきだと思いつつ。リサーチしてたら行かなかったかもしれない。
(そもそもの自分の趣味からは、ちょっと外れた系統の芝居なので)
…ので、結果としては知らないで行って正解か(笑)

しばし唖然としたが、少ししてからこういうもんかと立て直した。
とりあえずハイテンションな登場人物が多すぎて、最初は何が起こり始めたのかわからない。というか、ついていけないノリの部分は思わず無意識にスルーしている自分がいたり(苦笑)
スルーしてたら案外、ストーリーに関係あったり(汗

芝居としては、後半はベタで楽しく観られたので、たぶん途中から慣れたんだと思いますが。
感想としては、男性の方が好きそうな劇団かな~。と。

かなりバカバカしい感じの、全体にテンションの高いドタバタ劇。個々もキャラクターが濃かったけれど、いい意味でも悪い意味でも、それだけという印象で終わっているのが、少々残念だったかな。

濃いお芝居の好きな方にはお勧めな劇団かもしれません。