質問と答弁”ガブテックの推進!ー令和2年度の台東区の予算についてその1” | 子育て 本命!~やさしい政策~台東区議会議員 本目さよのブログ
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質問と答弁”ガブテックの推進!ー令和2年度の台東区の予算についてその1”

こんにちは!

台東区議会議員 本目さよです。

 

実際の質問の原稿と答弁をこちらに書きますね。

その場で多少変えていたりもします。

 

 




 

3点目に、台東区をICT先進都市にする取り組みについて伺います。

1まずは電子申請の推進についてです。

2019年5月に、通称デジタルファースト法が成立しました。
行政手続きを原則として電子申請に統一するための法案です。正式名称は「情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律案」です。
本法案では、情報通信技術を活用し、行政手続等の利便性の向上や行政運営の簡素化・効率化を図るため、
・個々の手続きをオンラインで完結させる「デジタルファースト」
・同じ情報の提供を何度も求めない「ワンスオンリー」
・複数の手続きを一度で終わらせる「コネクテッドワンストップ」
の3点を基本原則として定めています。

AIーOCRで手書きの書類を読み取って、電子情報に変換して、RPAで登録。
あれ?と思いませんでしたか?
最初からパソコンやスマホで入力してもらえばいいんじゃないの?

そうなんです。
例えば保育園の書類、手書きで何度も同じことを書く必要があります。そのために住所のハンコを用意すべきというライフハックまであったりします。でも、最終的にデータが必要ならば最初からデータで入力してもらえばいいのではないでしょうか?
区民の方からは、手書きの書類が多すぎる。なんとかしてほしいというご要望をたくさんいただきます。

実際にスマホで入力してもらった内容を、役所でQRコードで読み込んで、入力の手間を省くということも実証実験でやっている自治体もあります。

台東区では、例えば、いっとき保育の利用について、残念ながら複数ある預け先に対してそれぞれ申請が必要になります。先ほど述べたデジタルファースト法の基本原則3点にすべてに反しているといえますし、
本当に緊急で困っている人に対して優しくないということでもあります。
先程ダブルケアの話でも出ましたが、ダブルケアラーたちは多重のケアを担いながら手続きをするために役所に出向き、何度も同じ内容を手書きで書かなくてはなりません。これは多胎児の保護者でも同様です。
スキマ時間にスマホで手続きができるということは、区民の生活の負担減につながります。
つまりは、行政のデジタル化がキーとなります。

今定例会において、電子申請を可能とする条例制定が議案提出されていますので。
マイナポータルを活用した電子申請は推進されていくと思いますが。
そもそも、マイナポータルは使いづらい、との指摘もあります。
そういったことを解決するために、ガブテックという取組がスタートしています。

Govtech(ガブテック)とは、ガバメントのテックということで、行政が民間企業のテクノロジーを活用して、電子申請やデジタル化などを進める取り組みのことを意味します。
日本では使われ始めて間もない言葉ですが「行政×IT」によって、役所の業務や働き方を変えていくガブテックは、2019年以降大きな注目を集めています。

そこで、ガブテックと呼ばれる分野の取組みとともに、利用者が使いやすい形での電子申請を推進すべきだと考えますが、区長のご所見をうかがいます。

国内では、ベンチャー企業やスタートアップと連携することで、すでにガブテックを導入している自治体もあります。
ガブテックを推進している町で有名なのは、神戸市や会津若松市です。
神戸市では、スタートアップと行政職員が協働でサービスの開発・実証に取り組む「アーバンイノベーション神戸」を18年度にスタートしました。各部署が業務効率化や地域イベントの発信など、抱える課題を公開し、商品・サービスの共同開発に意欲のあるスタートアップを公募、審査後、採択事業者は担当部署と約3カ月の共同開発を経て実証実験まで行い、効果を上げているようです。



東京都はいち早くローカル5Gに手を上げましたが、台東区でもたとえばローカル5Gを利用したスタートアップ企業やガブテック推進の企業との連携や実証実験都市である宣言などをして、積極的に推進していくべきではないでしょうか?区長のご所見をうかがいます。
また国の未来投資会議 産官協議会「スマート公共サービス」会合の中でも、子育て手続きの自動化に向けた取り組みの中で、先進自治体でのモデル実証を実施していくということも記載されています。ぜひ積極的にこうしたものにも手を上げていくべきではないでしょうか?
区長のご所見を伺います。

 

 

 

【答弁】

 

ご質問にお答えいたします。
 まず、電子申請の推進についてです。
 本区では、今定例会において、
電子申請の推進を目的とする条例を
提出しており、議決をいただいた後、
6月より子育て関係の一部手続きを
電子申請化して参ります。
 また、電子申請の利便性向上に向けて、
ICTを効果的に活用していくことが
重要であり、
そのためには委員ご提案の
民間事業者との連携も
手法の一つであると考えます。
 引き続き、
区民の皆様にとって
利便性の高いものとなるよう、
先進自治体の取組みなど
情報収集に努めるとともに、
電子申請を受け付ける手続き数の
拡充を図って参ります。
 次に、
ローカル5Gを含むガブテックの推進と
実証実験への
積極的な取り組みについてです。
 区民サービスの向上、
行政運営の効率化を実現していくためには、様々な先端技術の活用可能性を
検討していく必要があると認識をしています。
 その手法は、
民間事業者との連携や、
国の実証実験への参加、
実証実験に積極的な姿勢を示すことで
民間活力を呼び込むなど
委員ご提案のものを含め、
様々であり、適時適切に
選択していく必要があります。
 今後とも、国の動向を注視するとともに、先端技術の活用等に取り組む
民間事業者の情報を
積極的に収集しながら、
ICTの効果的活用に取り組んで参ります。

 

 

 

 

 

【本目からのコメント】

ガブテックを推進している企業との連携を強固にし、スタートアップ企業の支援をすすめることで、台東区が江戸とICTのまちという印象を高め町のブランド力を高めるのはいかがでしょうか?
区長が推進している江戸まちたいとう、に加えて、ICTという最新のテクノロジーを加えることで真逆のものの組み合わせでギャップが生まれます。
鶯谷駅近くにある坂本小にガヴテック・ローカル5Gを含むスタートアップ企業の支援の場にするというのも個人的にはいいな、と思っています。(ナイチンゲールバレー構想)