ピアノは小さな生徒達にとって巨大で不思議な物です。中を見たがる生徒達には蓋を開け譜面台を外して見せてあげる事もあります。


その見せてあげる時に必ずお約束があります。
●手で触らない事。
●奥まで覗き込もうと頭を突っ込まない事。
小さな背丈では見えないので私が支え、椅子の上に立ちます。


目はキラッキラお口もあいています。
本当に可愛いお顔です。
『あれは何❓』
『こんなにおんなじのがある』
『中も白と黒が多くてパンダみたいだね』


流石、発想も豊かです。
特に習い始めたばかりの生徒達は、沢山の鍵盤の中で弾くのが片手で1音〜2音、座り方、ピアノと身体の距離、椅子の高さ、足台の高さ、指や手腕の動かし方…。


多くの事に気を配ります。
腕や手首を動かす時、その他の時にも本間音楽教室では【大小大きさの違うボール】を使用する事があります。


そのボールは勿論使う意図が明確です。そして指導している私が側にいるから使う物です。
初めは躊躇うものの、慣れてくると本来の目的からズレて楽しくバンバン…。


それはダメだよね。
驚いたお顔でコチラを見ます。むやみやたらに鍵盤を叩くのは違います。
ボールを使うのはピアノを弾くのに覚えて欲しい身体の使い方を分かり易く覚えられるから。


レッスンに慣れて来る事はとても嬉しいです✨
楽しくボールで遊ぶ…では無く、楽しくボールを使ってピアノを弾くのに必要な事を学ぶのです。


大人もですが、慣れて来ると気も緩みます。
レッスン室の中は、好き勝手して良い場所ではありません。


レッスン室は先生のお家です。
ピアノも沢山の楽譜は先生の宝物、レッスン室の物は、おもちゃみたいに見えても、勝手に触る、ピアノの鍵盤の端に指先をあてて上に上げる、引出し等を開けるのはダメです。


どんなに小さくても、なぜダメなのかを、分かり易くお話をしたら伝わります。

好奇心から…楽しくてつい…勿論わかっています。
それでも、ダメな事はダメなのです。
小さな生徒達はこれから沢山の経験をして大きくなります。


悪気のあるなしではなく、ダメなのだと理解をし、謝る事が出来る様になる事も大切です。


生徒達が、レッスン室で勝手な事をしたり、ダメだと伝えている事をしたり、態度や言葉遣いが悪かった、おちゃらける場合は注意もしますし、叱ります。
注意する、叱る事は、体験レッスンの時に保護者様にお伝えしています。


昔と違い、注意を受けたり叱られる事が少ない今の子供達。
他所の大人…幼稚園保育園、学校の先生等の身近な大人からの注意等も少なくなっている様に思います。


今、中学生、高校生の生徒達が私の教室には多くいますが、何度も書いていますが、本当にどこに出しても恥ずかしくない子供達です。ラインやお話は今は敬語です。


1年生からはピティナピアノステップや各種コンクール等に行っても、自分達で挨拶をし受付をしたり、終われば結果を頂く時もしっかりお礼を伝えられます。


注意される事、叱られる事は決して可哀想な事では無いと私は思っています。
そして注意する叱る事以上に沢山ほめて沢山お話をします。
1人1人に向き合いピアノを通じて礼儀やマナー、目上の人への態度等も学んでいって欲しいと思います。
















昨年A1級


昨年C級




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