私の接客人生32年の中で
ベスト5に入るくらい
「感動して嬉しい出来事」が
ありました。
とても自慢したいので
「最後まで読んであげるよ
」
という方のみ、
長文ですが
読んでください
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
今年の7月20日の
朝10時頃。
その日も猛暑の中
大阪・道頓堀
開店準備をしてました。
そんな早朝に、ふっと
可愛らしい女の子二人が
私に話しかけてきました。
彼女たちは韓国の方。
そのうち、お一人（以下Aちゃん）
が私に何か話しかけましたが
韓国なんて全く？？？
だけど
何か一生懸命
話してるので
コミュニケーション
してみると
◆昨日の晩に当店で
たこ焼きを買った
◆お店の中ではなく
すぐ横の外で食べた
◆その時に、自分の財布を
落とした
◆お店に届いてないか？
という内容でした。
正直 無いので、
その場で「無いよ」と
言っても良かったのですが
とても必死な様子が
伝わったのと
Aちゃんのことを思うと
（異国にウキウキ旅行に来たのに
財布を無くして、連れと
一緒に朝から探してる。。。
なんて、お気の毒な
）
と思い
昨日の晩に勤務していた
スタッフにすぐ連絡したんです。
※連絡は、私と一緒に
朝から勤務していた
ベトナム人のスタッフさんが
やってくれました。
けど、やっぱり
皆んなからの返事も
「昨日の片付けの時も
財布は無かったよ。」
と言った言葉でした。
そのままAちゃんに伝えたワタシ。
ガッカリするAちゃん。。。
（肩お落とす。ってこんな
様子か。と思うくらい、
がっかり。。。してた）
うーん。。。
とっさの判断で
Aちゃんに
「ポリス！レッツゴー！」
と言いました。
そうなんですよ
お恥ずかしながら
英語は全く話せません
けど、伝わるんですよ
(お客様が優秀だから
)
ということで、当店から
歩いて1分くらいの場所にある
派出所に
（ひっかけ橋のグリコの
看板のすぐ近く）
Aちゃんと(お連れ様と)行きました。
開店準備は、ベトナムさんに任せて
（てか、彼女の方が慣れてて早い
）
当店から
派出所に行く道中。
一緒に歩きながら、
何とかAちゃんを励ましたかった
のですが、
思い浮かぶ全ての日本の
英語がまっっったく
思いつかない
そんな私が一言だけ
思い浮かんだ単語が
「クライ
」でした。
横並びで歩きながら
私は「。。。クライ。。。」
と言いAちゃんをハグしました。
(Aちゃんも、泣くジェスチャーで
ハグを返してくれました)
あっという間に派出所に
到着
中に座っていたのは
OG警察官？
（おじいちゃん←すみません
）
かくかくしかじか。
と、お伝えし
私に見せてくれた財布の画像も
もう一度、
OG警察官にお見せして
私の役目は終了。
Aちゃん(お連れ様)に「バイバイ
」
と、手を振り
私はお店に戻りました。
「深夜の難波で財布を落とす…
見つからないよね…
可愛そうだけど…」
と思いつつ、仕事をしていると
3時間後くらいに
お店のたこ焼き屋台に
笑いながら賑やかに
走ってくる人が！
そう。
Aちゃんと、お連れさんが
「キャー」みたいな感じで
再び登場！
Aちゃんの手には
なんと、あのお財布が！！！
「えー
？？？」と
驚くと、
◆あの後、調べてもらったら
もっと大きな警察に
財布が届いてた！
と、話してくれたんです。
その警察のある場所から
わざわざ「ここ（当店）」まで
知らせに戻ってきてくれた
ことだけで十分に嬉しいのに
Aちゃんは私たち二人に
「エクセルシオールのジュース」
をお礼に渡してくれたのです。
え？？？私たちに？？？
驚きと感動
。
だってね。
真夏のお昼の道頓堀ですよ。
軽く10分は並んだと思います。
それに、
警察→警察→ジュース→当店
※猛暑
ややや
いや、もう、それだけで
じぃぃぃぃんですよ。
そんなことが
約二ヶ月前にあったのでした。
つづく