第50回スーパーボウル感想
第50回目の節目のスーパーボウルということで、いつにもましてセレモニーが豪華でした。その中でも特に目を引いたのは、歴代スーパーボウルMVPの来場です。
ジョー・ネイマス、テリー・ブラッドショウ、ジョー・モンタナ、トロイ・エイクマン、レイ・ルイス、トム・ブレイディ…
歴史を大切にするアメリカのプロ・スポーツの利点の表れた素晴らしい演出でした。モンタナへの大歓声とブレイディへのブーイング。開催地のサンフランシスコならではの観客の反応も興味深かったです。
さて試合ですが、
デンバー・ブロンコス(AFC王者・DEN)24
vs10カロライナ・パンサーズ(NFC王者・CAR)
でDENの勝ち…勝敗予想的中
となりました。事前の予想通りだったのは以下の4点です。
過去記事「2016/1/24 AFC&NFCチャンピオンシップ感想」より
CARもDENに負けず強い守備陣です。DENのLBボン・ミラー、CARのLBルーク・キークリー。今回のスーパーボウルはディフェンスからMVPが出るのではないかと思わせます…DENのボン・ミラーが同期のCARのQBキャム・ニュートンの攻撃を封じ、MVPに輝きました。
過去記事「第50回スーパーボウル予想」より
双方とも守備が強いので、TDパス2以上など同じ得点の仕方が複数回は起こらないのではないか…DEN、CARともにTDラン1回。DENディフェンスによるTD1回でした。
CARのQBニュートンやRBスチュワートのランプレイをDEN守備陣が抑えるのではないか…CARのTDランは0回でした。
DENはQBマニングの全盛期のようなパスの冴えはないものの、ラン中心に着実にゲインし、有利なフィールドポジションを得て、フィールドゴールを多く決めるのではないか…事前の予想通り、DENはFGを3回成功させました。
反対に予想外だったのは、次の3点です。
1試合平均得点30点以上、NFL1位の攻撃力を誇るCARを、DEN守備陣が10失点に抑えたこと…CARは3TDの21点を取ると予想していました。
一方的な展開とはならず、第49回のような手に汗握る熱戦となる予感がします…僅少差で試合は推移しましたが、低調な攻撃で、両チームの守備陣の奮闘が目立つ、玄人好みの地味な試合展開でした。
DENのQBペイトン・マニングの衰えが顕著であったこと…予想に反し、マニングのTDパス成功0でした。
応援するデンバー・ブロンコスが3度目のスーパーボウル制覇を果たし、ペイトン・マニングがビンス・ロンバルディ杯を掲げるシーンには胸が熱くなりました。次の関心はマニングの去就です。個人的にはスーパーボウル制覇を花道に引退し、これ以上衰えをさらしてほしくないと思うのですが、マニングのような偉大な選手には自身で進退を決断する権利があります。
弱小チームに移籍して、自ら指揮するオフェンスでプレイオフを目指す。古巣のコルツに復帰して、現役生活を全うする。DENに残留し、後進のQBブロック・オズワイラーを育てる。
など様々な選択肢が考えられ、それもまたありかなとも思います。これが「最後のロデオ」となるのか。ペイトン・マニングの決断の時を待ちたいです。
NFL関連記事・目次
ジョー・ネイマス、テリー・ブラッドショウ、ジョー・モンタナ、トロイ・エイクマン、レイ・ルイス、トム・ブレイディ…
歴史を大切にするアメリカのプロ・スポーツの利点の表れた素晴らしい演出でした。モンタナへの大歓声とブレイディへのブーイング。開催地のサンフランシスコならではの観客の反応も興味深かったです。
さて試合ですが、
デンバー・ブロンコス(AFC王者・DEN)24
vs10カロライナ・パンサーズ(NFC王者・CAR)
でDENの勝ち…勝敗予想的中

となりました。事前の予想通りだったのは以下の4点です。
過去記事「2016/1/24 AFC&NFCチャンピオンシップ感想」より
CARもDENに負けず強い守備陣です。DENのLBボン・ミラー、CARのLBルーク・キークリー。今回のスーパーボウルはディフェンスからMVPが出るのではないかと思わせます…DENのボン・ミラーが同期のCARのQBキャム・ニュートンの攻撃を封じ、MVPに輝きました。
過去記事「第50回スーパーボウル予想」より
双方とも守備が強いので、TDパス2以上など同じ得点の仕方が複数回は起こらないのではないか…DEN、CARともにTDラン1回。DENディフェンスによるTD1回でした。
CARのQBニュートンやRBスチュワートのランプレイをDEN守備陣が抑えるのではないか…CARのTDランは0回でした。
DENはQBマニングの全盛期のようなパスの冴えはないものの、ラン中心に着実にゲインし、有利なフィールドポジションを得て、フィールドゴールを多く決めるのではないか…事前の予想通り、DENはFGを3回成功させました。
反対に予想外だったのは、次の3点です。
1試合平均得点30点以上、NFL1位の攻撃力を誇るCARを、DEN守備陣が10失点に抑えたこと…CARは3TDの21点を取ると予想していました。
一方的な展開とはならず、第49回のような手に汗握る熱戦となる予感がします…僅少差で試合は推移しましたが、低調な攻撃で、両チームの守備陣の奮闘が目立つ、玄人好みの地味な試合展開でした。
DENのQBペイトン・マニングの衰えが顕著であったこと…予想に反し、マニングのTDパス成功0でした。
応援するデンバー・ブロンコスが3度目のスーパーボウル制覇を果たし、ペイトン・マニングがビンス・ロンバルディ杯を掲げるシーンには胸が熱くなりました。次の関心はマニングの去就です。個人的にはスーパーボウル制覇を花道に引退し、これ以上衰えをさらしてほしくないと思うのですが、マニングのような偉大な選手には自身で進退を決断する権利があります。
弱小チームに移籍して、自ら指揮するオフェンスでプレイオフを目指す。古巣のコルツに復帰して、現役生活を全うする。DENに残留し、後進のQBブロック・オズワイラーを育てる。
など様々な選択肢が考えられ、それもまたありかなとも思います。これが「最後のロデオ」となるのか。ペイトン・マニングの決断の時を待ちたいです。
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