フンテーヌやパーカントラの郊外の分譲地で写真撮り
をしてきました。
この家の外壁の絵に注目してください。
太陽、そして、太陽の下の涙は真珠ですが、プロヴァ
ンス地方のシンボルです。
開口のない外壁に、アイアンのアクセントも、面白い
と思います。
プロヴァンス住宅の基本形はこの住宅のように左右
対象です。
夏場の日差し対策で、窓は小さめです。
郊外ですから土地は広めです。しっかり手入れした
庭は少ないのですが、それなりに感じは出ています。
土地が広いので平屋や一部総二階建てが主流です。
構造は、昔は石造りでしたが、今そのような家をつくる
と莫大な費用がかかるので、壁はブロックづくりで、
屋根のみ木造です。
フランスでは材木も希少です！
プロヴァンス住宅の基本色はベージュ色です。
外壁に使う砂も日本のものと比べるとベージュっぽい
色をしています。
色が違う外壁は、オーク材の染料を混ぜています。
日本人は見た目や機能性を重要視していますが、
フランス人はそのようなことには興味がありません。
新しいものに目を奪われるより、古くて歴史あるものに
興味を持っています。
国を上げて、優秀な職人の養成にも力を入れていて、
将来、フランス独自の歴史的建造物の再生にも困らない
だけの職人確保にも力を入れています。(^∇^)
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