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4/9 ラゴアドブラジルの昇段式が無事終了しましたー。
1つ目の緑の帯をとって、みんな嬉しそうで恥ずかしそう。
プロフェッソールPé De Ventoのクラスの、ラゴアドで初めての昇段式は、
小規模ながらもいろんな人が集まってくれて
いい時間でしたー。
わたしも日本人ということで、各メストレ5人くらいとジョーゴさせてもらいました。


あと数えるくらいでこっちでのレッスンも終わり。
一緒にレッスンをうけてる少年(11歳)から、
"あと19日したらあなたが日本にかえっちゃう!"と寂しがられにやり。
うれしいこといってくれるなぁ。



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あと3週間のうち、明日から1週間はペルーにいってきます。
ネットでいろいろ情報検索したけどやっぱりこの本が欲しい、と思って
東洋人街の本屋にいったらあった!
通常2100円のところ、こちら価格で約5800円。。。たっかーー。
でも短期間で見どころみるにはやっぱ便利です。
わくわく。高山病はこわいけど。
出国のとき、LLama factoryさんに餞別にもらったスプーン。
これを持ってリャマに会いにいってくるよーー


いろいろと写真をのっけてブログをかきたいけど
共有PCじゃなんか落ち着いてかけないので、帰国後ゆっくりかこーっと。
出国から毎日かかさず日記をかいてたら、
ボールペンのインクが空っぽになった。
ボールペン、使い切ることってあんまりないなぁ。



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ひとりでカポエイラ練習してるとき、
飛行機が空をとんでるのをみたとき、
スコールみたいな強い雨がふってるとき、
日本に帰ってからのことや自分のこと、いろいろ考えてる。
まだ、人に説明できるくらいにはたどり着いてないけど
なんとなく、やっぱりこれかなぁ、っていうのはあるので、もうちょっと深めます。


桜の写メールみたら、胸がきゅんきゅんなりましたわー
こちらは今日は快晴で、気持ちいい風がふいてますよー

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4月。
前の日記から1ヶ月。
何から書いていいのやらわからない。


日本のことはこちらでも毎日ニュースで取り上げられています。
"あなた日本人?家族や友達は大丈夫?"と初対面の人も心配してくれます。
3月11日に日本にいなかったこと。
それがこれからの私の人生にどんな影響があるかわからない。
こんな時に海外でふらふらしていることへの罪悪感、
なにもできない自分の不甲斐なさ。
でもそれならそれで、こちらでの生活をいつも通りにおくるべきだと、
Twitterやmixiのみんなのコメントなどを読んだりして思うようになった。


今回被災された方々やそのご家族、ご友人のみなさまに
心からお見舞申し上げます。
そして復興に向けて作業してくれている方、
いつも通りに生活を送ってくれている日本のみんなに
心からありがとう。





4月に入ったということで、ブラジル生活も1ヶ月を切りました。

3月は、サンパウロのカーニバルをみにったり、
エジソンと遊びに行ったり、
プロフェッソールPé De Ventoの家に10日間泊まり込んで
彼の職場である小学校についていって子どもと一緒にカポエイラしたり
他の先生としゃべったり、ビリンバウブラジルのレッスン受けたり
他団体の昇段式やRodaに行ったり、
カポエイラ仲間のお宅でランチをお呼ばれしたりしてました。


しかしながら、中旬に、メストレ(師匠)のするどいコンパーソンという蹴りを
モロにわき腹にくらってから2週間たっても痛みが引かず
初めて病院に連れていってもらいました。
レントゲンとったら骨に異常はないみたいで飲み薬を処方された。
薬飲んだらめっちゃましになったけど、飲むの止めたらやっぱり痛い。。。
4月9日は、うちの団体の昇段式があるんですが
帯を取る人も取らない人も、ソロでなんかせなあかんみたいで
Pé De Ventoから言い渡された技が、できる気がしません。とほほ。


そして、4月は残り少ないブラジル生活を満喫!
、、、すべきところやけど、やっぱり旅行にいきたい。
ちょっとペルーまでいってこようかと。
数社から見積をとって、レスポンスも早くて一番安いところに決めようかと思ってます。


日本は桜さいてるそうですねー。
あの甘いにおいが恋しいです。


あ、あと、わたしは順調にデカくなってると思いますので
日本の皆さん、期待しといてください。。。



ブラジルに来て1ヶ月がたちました。
あっちゅーまっちゃ、あっちゅーまです。

1ヶ月の間にも、いろいろありましたー。
喜怒哀楽の哀以外がいっぱいあります。喜怒困楽やな。

この1週間は雨ばっかりで、太陽見てません。
肌寒いので長そで着てます。

サイズが大きくてブログにアップできないですけど、
写真もそこそこ撮ってます。


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これはブラジルに着いてすぐ。
師匠にまゆみちゃんとトミチカさんのおみやげを渡したところ。
めっちゃ喜んでましたよー!



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エジソンが、友達の家でシュラスコするから、と誘ってくれたりもしました。
ほーーんまにエジソンいろいろありがとう。
レッスンもきてくれたらうれしいのにーー笑


2月の週末は海にも行きました。

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広いしきれい。日本のとは規模がちゃうなー。
おかげさまでだいぶ日焼けしましたーー。
海の家が遅くまであいてて、サンババンドの演奏なんかもありました。


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カポエイラは、こんな場所でレッスン受けてます。
ある日のRODA風景。
マンツーマンのレッスンで心折れそうなときは、
日本のみんなのカポエイラ動画みたりして自分を励ましてます!
大きいケガは今のところないです。
肩とひざはガッタガタですが。。。


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サンパウロやグアルーリョスは坂道だらけやけど
どこでも夜景がきれいにみえる。
ファベーラ(スラム)の密集した明かりはわりと好き。



一緒にレッスンを受けているパウラのお家に泊まらせてもらいました。

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家の敷地でカポエイラしたり、
パウラの妹さんに料理を教わったり、ネイルしたり。
師匠のうちは男子だけなので、女の子がいるところはやっぱ小奇麗で落ち着く。笑

ブラジルはほんとよく人を家に招待する。
コーヒーやパウンドケーキを振る舞ったり、晩ご飯一緒に食べたり。
家族ぐるみでのお付き合いが多い。
それっていいことやなぁと思う。

パウラたちとカーニバルの公開リハーサル的なものにも行きました。
衣装は着てないし山車もないし、行進だけみたいなもんやけど
観客もりだくさん、声援もすごい。
こりゃー本番はめっちゃすごいんやろなーー。
こちらは夜中までバスが運行してるので、老若男女夜中までダンス。

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レッスンのあとにピザたべにいったり、スーパーに買い物いったり 。
家事もちゃんとしてますよーー。たまには飲んでます。

今週末はカーニバル本番。(多分見に行けると思う。)
今月はリオデジャネイロにもいく?かも?
雨続きで週末のフェイラ(市場)とかにまだ行けてない!!
カーニバル終わったらいくぞー。

長距離バスつかってどっかいったりもしたいなぁ。
ペルー旅行計画は、日本から行くのと変わらないくらい高いので迷い中。。。
4/9はうちの団体のバチザード(昇段式)があるので、
行くとしたら今月下旬か4月中旬か。うーむ。
そう考えると、あと2ヶ月はあっという間にすぎそうです。

みなさま、引き続きtwitterやSKYPEでの励まし、よろしくお願いします。笑




2月9日

サンパウロについてから今日で1週間。
こちらは毎日結構晴れてて、気温もちょうどよく湿気がないからか室内は涼しい。
洗濯よく乾くし、気持ち良い風です。

カポエイラは着いたその日のレッスンと、
翌日金曜日にビリンバウブラジルとの合同roda。とはいえラゴアドはメストレとわたしだけ。
そんで今週月曜から一応ちゃんとやってます。
でも、"最初はゆっくり始める"ということみたいで、
今月は、
月水曜:20時半から22時 Prof Pe de vento
火木曜:20時半から22時 Mestre Itabuna
金曜: 夕方から?ビリンバウブラジルとroda
っぽい。
来週から月曜日の15から19時はPe deとわたしだけで
どうやらアクロバット練習するみたい。。。怖っ。


みんなから聞いた情報をたよりに、ベルガマイスに行ったり(帰りに迷子になった)
ショッピングセンターにいったりした。
エジソンにはめちゃくちゃ助けてもらってます。ほんまありがたい。
エジソンのお父さんお母さんお兄さんお姉さん、みんな優しい。


メストレ(師匠)の息子ルーカス(4歳)は、うわさ通り。笑
デッチの料理はまだ食べてません。
ケンジは週末以外見かけません。笑
レアンドロは忙しそうです。奥さんも子どももめっさかわいい。
タカセさんとドナマリアさんにはまだあってない。


今週あたり、バスと地下鉄に挑戦して、リベルタージ(東洋人街)に行ってみたいなあ。
ヘプブリカ公園にも行きたいなぁ。
メストレの新しい車がくるので、ドライブがてら連れてってくれへんかなー。


やっぱりなにより言葉が問題でございます。
全然わかりません。
メストレも疲れるやろなーーすまん。
トミー&チカさんに借りた指さし会話帳、めちゃ使ってます。笑
借りといてよかったー。新しいの買って返します。。。
数字と曜日がいっこうに覚えられません。


メストレは今まで来たラゴアドメンバーのことを楽しそうに話してます。



エジソンのお父さんが手相をみれるそうで、
わたしのを見て、"ご先祖さまに守られてる、いい手相がでている"と言われた。
昨日サンダルの鼻緒が切れたのでちょっと不安になったけど
エジソンパパの言うことを信じて、がんばりまーす。



ps
まゆみに教えてもらった日本語入力サイト便利!
ありがとーーー






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ほんまにほんまに、どうもありがとうございました。

もう帰ってきてはいけなんではないか、というくらいに
みなさんの、たくさんのお気持ち、受け取らせていただきました。

ブラジルしばりのDJは、楽しかった~
わたし持ち手が少なすぎて…
ブラジルでレコードとかあさってきます!

いつものCapitoloメンバー、ほんまにありがとう。
わたしは幸せもんですね。
いつもみんながおる、というそのありがたみ。
心強いです。

あつまってくれたカポエリスタ、ほんとうに感謝。
楽器演奏できて、めちゃ楽しかった。
ほかのお客さんに、ビリンバウ観てもらいたかったし、
DJしてたみんなも、かける曲にビリンバウの音が入ってるけど
観たことはなかったやろうし。
よかった~。


たった3ヶ月やのに、わたしのことやのに
忙しい中わたし以上に気にかけてくれたり、応援してくれたり、
なんていうか、みんなほんとあったかい人やなあ。
ほんま、ありがとう。

物忘れの激しいわたしですけど、今日のことは忘れません!


がんばってきます。
みなさんに(少しは)驚いてもらえるように!





荷物、想像以上にパンパンになってしまった~
Tシャツとか日用品とか、現地で買おう。

みんながくれたアレコレ、もってくから~



3ヶ月でなにが変わるわけじゃないやろけど
カポエイラ以外でも、たーくさんの刺激をうけて
帰ってきたいと思います。


帰ってきたらこちらもあたたかいんやね~




では、日本時間2/3の21:00にはサンパウロにいるとおもいまーす







      
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ビザも取れたし、ESTAも申請したし、準備もだいぶ整ってきました。
地球の裏側へは2月2日に出発します。
まってろ~~夏~~~!

で、そんなわたしの壮行会ということで
わたしがいっつもお世話になってるお店で
ブラジルしばりのDJパーティーを開いてくれることになりました~!

2011年1月30日(日)
場所:capitolo 2 (大阪/新町)
時間:だいたい19時ごろ~24時ごろ?
DJ :A2C / Fujita / Kajino / Nojima / Okubo / Usui and more??

店主フジタ氏、家族ぐるみのお付き合いA2C、
jew's-earからリーダー&フルートさん、最近ポル語づくしらしい超期待カジノさん!
そして僭越ながらわたしも~!
みんなのどんなブラジリアンが聴けるのか楽しみ~~◎
わ~早く曲探さなくちゃ~。

ノーチャージです。どなたでもいらっしゃいまし~!
ゆるり、美味しいワイン&イタリアンを食べながら
いい音楽聴きましょう。

カポエリスタのみなさんもお待ちしてますから☆
ほんまにふら~っと飲みに来てください!
楽器とか持ってきてくれてOKなんで!
みんなで演奏しましょ~♪




はーーいよいよもうすぐなのか~ブラジル!
不安のほうが大きいですけど、
なんとかなるだろ~の心意気で。




わっしょーーい







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1月18日(火)
兄に第一子誕生。
元気な男の子。


当日の昼頃、奥さんが病院に行くと連絡を受けたとき、
やっと、「あぁほんまに赤ちゃん生まれるんや。兄がパパになるんや」と実感して、
ちょっと笑えて感動して泣けてきた。
兄が、パパて!みたいな。

ほそっこい奥さんやのに、なんとも安産だったようで。
ゆっきーほんまお疲れさま!

22日、香川から出てきた父母、いや、おじじおばばと一緒に病院へ。

当たり前やけど、ものすごい小ささとやわらかさにびっくり。なんか恐縮してしまう。

かわりばんこに抱っこさせてもらう。
父がとても恥ずかしそうで嬉しそう。

こーんな小さい子が、大きくなって、いろいろ考えたり話したりするわけだ。
ほんと、神秘的やなぁ。


生まれたと知らせをもらったとき、
唯一の幼なじみと久しぶりに会っているときだった。
彼女は、うちの家族のことも当然知っているので、
一緒にめっちゃ喜んでくれた。
なんか、この時に彼女に会えていたことも、必然なんやろなぁと思えた。


ずーっと、頭に流れる曲は
七尾旅人の「私の赤ちゃん」。




私の赤ちゃん やってきた

喜びに射抜かれてゆく
世界の祝福よ ここに

いまにこの子はしゃべるわ
魔法の言葉を

どんな怪物も 今夜は
その身を横たえてゆく

私の赤ちゃん やってきた






ほんとに、おめでとう!
おばさんうれしいっす。








気づけば無職生活も20日たち。
あっという間!そしてありがたいことに忙しい!


久しぶりに会う人たちや、仕事で繋がった人たちと、いま会って話すと
「なんで辞めたん」と聞かれる。
たしかに~。そらそう言われるよなぁ。
あんなに切望して入った業界やったしなぁ。
いろいろいい思いたくさんさせてもらったし。
しかもいろんな縁を感じまくって入社したんでした。

もちろん、一番の理由は、ブラジルにカポエイラをしにいく。です。
でも休職ではなく退職を望んだ理由は。

ばっくりと、言うならば、価値観の変化とでもいいましょうか。
エンターテインメントに対する思いとか、自分が大切にしたいこと。
やってみて気づくことも、そら当然あるわけですし。
入社したことも辞めた事も、後悔はしておりません。
転職の際にお世話になった多くの方々には、
ほんとに申し訳ない&お恥ずかしいんですが。。。


『人間的に欠陥のある人はなんぼでもおって、
そんな大人でもやっていけてる。
じゃあ、わたしも自信持と~。』

これが、こないだまでいた会社で一番学んだことです。

ほんとに個性豊かな人ばかりで、"普通"の基準もみんなそれぞれで。
合う・合わないはあるにせよ、相手を否定する人はあんまりいなかった。
それはとてもいい環境だと思った。
わたしは学生時分とか器ちいさめの人間だったので、
カルチャーショック受けつつも、めちゃいい経験できたなぁと心底思える。

ただやっぱり"業界の普通"が、わたしには飲み込めなかったのかなあ。
狭い世界だから、やり方も古いまま。
無駄やなぁと思う事が、それはもうたくさんあった。
でもそれが普通やと言うんなら、それが変わる事がないんなら、
じゃあ、わたしはやめとくわ。そちらはそのままでいいんじゃないですか。という感じ。

こまごまと、会社に対するアレコレもありましたけど
おーきくまとめるとこんな具合です。

年末に書けなかったので、今のうちに、と。


昨晩、クライアントだった人と飲みに行った。
ぶっちゃけ話がいろいろできて楽しかった~。
私よりひとつ年下のその人とひたすら言い合ったのは
「悪い人じゃないんですけどね~~」。


辞めたおかげで、仕事関係者から友達になれる人がいるってのは嬉しいことです。


よい経験できた2年3ヶ月でした。
感謝!






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2011年。
今年もどうぞよろしくおねがいします!

2010年を振り返りつづる時間もなく、年越してしまったなぁ。
またそのうちに書こっと。

2011年1月1日午前1時までの仕事をもって退職しました~
2月から、ちょろっと地球の裏側へいってきます。

2011年は、心身ともに健やかに。原点を見つめ直したいです。
ありがとうとごめんなさいがちゃんと言えるような。
人として、丁寧に生活したいです。

みんなとの出会いを大切に、
みんなとたくさん笑って、
楽しいことをいっぱいして、
良い1年にしていきたいと思います。

ほんと、こんな落ち着きのないわたくしですけど
どうぞどうぞ、よろしくおねがいします~~!
おもしろいお誘いごと、お待ちしてます~











午後半休をとろうと思っていた22日。
社長の命により、名古屋へ挨拶回りなどへ。
その帰り、新幹線を京都で降りて、数年ぶり2回目のアヴァンギルドへ。

彼の存在を知ったのは、10年以上前。
現在は(いまもあるのか?)ゴス&ロリータ系雑誌になってしまったが、
当時は原宿の歩行者天国にいるおしゃれさんのスナップ盛りだくさんだった雑誌。
(懐かしいなぁ。中3の受験の夏、たまたまコンビニで出会ったこの雑誌と載っている人々に
めちゃくちゃ影響受けたなぁ。今の私をつくる基になったといっても過言ではない。)

そこに無表情でラフ~なかっこで載っていたのが彼。
当時のその雑誌とは全然違うスタイルだったので、
なんでこの人が載ってるんだろう、
変わった名前だなぁ、なんて読むのか、と印象に残っている。

「七尾旅人」
今年、彼のアルバムが発売になってから、
いろんなところで名前を見たり聞いたりしていたので
とっても気になって聴いた。彼の音楽を初めて聴く機会だった。
へんてこ!でも気になる!
よくある「わざと奇をてらった」系ではない、と感じた。
何度も何度も聴いた。ハマった。
わたしの気分のアップにもダウンにも、ハマった。

アルバムのツアーは大阪でもあったけど行けず、
その後も彼の名前を耳にすることが多く、
これは、今、観ておかないとと思って
ツアー締めくくりの京都公演にいけることとなったのである。


前置きが長くなったけど、
とにかく、観れてよかった。観といてよかった。いま、だった。

独特な雰囲気はCDから出ていたものと相違なく、
より鮮烈に感じられたし、
生でこんなこともやってのけるのか、というライブ感がひしひし。
期待通りで、期待以上で、安心できるし、ドキドキするし。

MCで、彼が幼少の頃や20前半の頃の話しをしていて
なるほど今の彼を作り上げた過程がちらりみえた。



感情や想いを表現するって、改めてすごいことやなぁ。
最近思うのは、怒れない自分の存在。
自分は何をされたりしたりするのが嫌なのか。何に対して怒るのか。
それは、順番抜かすなとか電車で電話するなとか、一般常識的に怒ることとは異なり、
自分そのものが「どう」なのか、という怒りの種類。
むかーし某マンガの主人公が
「その人を知るには、その人がなにに怒るかを知れ」と言っていたのを
なぜだか鮮明に覚えていて、最近はその言葉をよく思い出す。
言い換えれば、譲れないものはなんだ?ということなんだと思う。

自分ですらわからない自分の感情を歌などで「表す」というのは、
自分ととっても向き合って戦ってるか
なににも遮られることなく素直に発することができるか。

七尾氏は、後者なような気がする。
それはまるで大人の分別ももった子どものようでもある。
芸術家とは、そういうものなんだろうけど。
七尾氏を観ていて、また自分の「怒り」について考えさせられた。
(別に七尾氏が怒りを表現しているというわけではない。)

発する、て
いいなぁ。


そして、今の自分の状況やこれまでを振り返るこんな年末に
改めて『Rollin' Rollin'』に出会えたことに感謝。



"Rollin' Rollin' 回り続ける 運命に 運ばれて"



>tsykさん
七尾氏のCDを貴店で聴いた時、tsykさんが「ブルースの要素も入ってる」
的なことをおっしゃってましたが、
ほんとにそうだなぁとライブを観てわかりました。
一聴してそれを感じたあなたすごい。