本日より、高校入試用の数学を再開いたします。
まず初めは整数問題から
問題
3桁の自然数Xについて、Xの一の位の数から十の位の数をひき、百の位の数を足した値をYとする。
このとき X-Y の値が11の倍数であることを証明せよ。
証明
1ケタの自然数a、b、cでxを表すと x=100a+10b+c と書ける。
yについてもa,b,cで表すと y=c-b+a と書ける。
したがって、x-y=(100a+10b+c)ー(c-b+a)
=100a+10b+cーc+b-a
=99a+11b
=11(9a+b)
よって、x-yは11の倍数となる。