この写真は、「御廟の橋」の手前です。
この橋を渡ると、奥の院エリアになります。
奥の院エリアは、写真撮影禁止です。
奥の院に行くと、法要が行なわれていました。
読経中でした。
奥の院では、毎朝、勤行が行なわれています。
私が見た経験から言うと、
勤行の後半になると、空海さんは特大の顔で、須弥壇あたりに現れます。
ものすごく大きくて、力強い空海さんです。
そしてそのまま、空海さんが、お堂いっぱいに広がります。
空海さん自身が、大きく広がっていき、はじけるような感じで堂内にす〜っと溶けていくのです。
そこからの奥の院は、空海さんが溶けた空間と言いますか、しっかりと馴染んでいる空間です。
空海さんの、高野山に対する思いや、お弟子さんに対する思い、空海さんを慕って全国から会いにくる参拝者さんへの思いが、愛情として、お堂の空間に1日残ります。
朝の勤行で、この光景を見たことがある私は、奥の院に入って、「ああ、そうそう、これこれ! 空海さんの愛情の空間だ〜。なんてありがたいのだろう」と思いました。
で、法要の読経を聞かせてもらいつつ、お堂の中を見ていると、般若心経が始まりました。
すると、お堂の奥にある御廟から、もわもわもわ〜っと、空海さんの波動が濃く、厚く、流れてきたのです。
あっという間に、お堂の中は、空海さんの波動の海になりました。
法要で供養をお願いしている、そのご先祖様を、波動で包んでいるようです。
空海さんは仏様ですから、そこにあるのは仏様の高波動です。
心地よく癒やしてもらえますし、心身の浄化作用もあり、お祓いもしてもらえるような効果があります。
高野山の奥の院に行った時に、もしも、法要が行なわれていたら、最後のほうに唱えられる般若心経まで聞くことをおすすめします。
空海さんの、仏様としての濃い波動の海に、つからせてもらえるからです。![]()
