私の体験記です。
今年の1月に、ヨーロッパに行きました。
最初に訪れたのはイギリスです。
私は海外も個人旅行で行くので、自分で航空券を取り、ホテルを予約しています。
今までは予算の都合もあって、ホテルは「とにかく安いところ!」という基準で選んでいました。
そのようなホテルは、例外なく、駅から遠くて移動が大変でした。
海外旅行は大きめのスーツケースを持って行きます。
重た~~~いそのスーツケースをゴロゴロと引きながら、長々と歩くのは、けっこうしんどいです。
電車が使える地域ならまだしも、路線バスしかないところだったら、バスに乗るのが大変で、そういう苦労をたくさんしてきました。
今回の旅行は「私はそんなに若くない」と、自覚することにしました。
「安全に、無理のない旅にしよう」ということで、ホテルはアクセス優先にしたのです。
到着した日は、14時間を超えるフライトでヘロヘロだろうから、空港から近い駅、その駅からすぐのホテルを探して、予約をしました。
イギリスに着いた当日のことです。
空港から電車に乗って、ホテルがある駅で降りました。
駅を一歩出たところで、「う。 この土地は私と合わないかも?」と感じました。
「うへー、ここに4泊するのか~」と、ちょっと暗い気持ちになりましたが、土地と合わないだけですから、そんなに気にすることではありません。
それよりも、イギリスだ~! やっと着いた~、という喜びのほうが大きく、るんるんでホテルに向かいました。
ホテルの宿泊料は、日本ですでに全額を支払っています。
返金不可という条件で、大幅に値引きされていたので、予約と同時に支払いました。
「土地が合わなくても、たったの4泊だしね」と思いつつ、ホテルに到着したら……
このホテルが……
見えない世界で、超暗いのです。
「うわ、ここ、ヤバいんじゃない?」と、あとずさりをするほどの暗さでした。
とりあえずチェックインをして、部屋にスーツケースを置き、食料を調達しに外出しました。
食べ物と飲み物を買って部屋に戻ると……
なんともいえない暗さが部屋を覆っているのです。
気持ちが沈んでいくような、運気が落ちていくような、人生が下降していくような、そんな部屋(ホテル)なのです。
心霊スポット的な雰囲気もあり、特に、バスルーム(トイレも一緒です)がひどいのです。
ここ、夜になったら、本気でヤバいんちゃうかな、とは思いましたが、4泊分をすでに払っていて、返金不可です。←しつこいですね~。でも、現地で何度も「返金不可」を思いました。
「ちょっとくらいは我慢しよ。大丈夫、大丈夫」と腹をくくって、
「さて、食事でもするか」と思ったら……
なんともいえない濃い妖気が、もわもわと漂ってきました。
「ああ、いるな~」と思いましたが、
「いる」と私がわかったことを知られるとヤバいので、気にしないよう心がけました。
ですが、つい「強烈なやつがいるよな~!」とそちらを向いてしまい、
「しまった!」と思った、その時でした。
いきなり!
神様と眷属が宿っている3個のお守りが!
バサッと落ちたのです!
音を立てて。
そのお守りは、ドアガードに掛けていました。
ドアガードというのは、これです。(自宅にまだお守りがあるので写真に撮りました。このような感じで掛けていたのです)
掛ける時に、「落ちることがあってはいけない」と用心をして、お守りは写真のように、バーの一番奥に掛けていました。
ですから、お守りのヒモを端まで動かさないと、落ちることは絶対にありません。
ありえないのです。
部屋の中ですから、風も吹いていません。
え? なんで落ちたん? と思った時に、ハッと気づきました。
お守りに宿ってくれている神様、眷属と、コンタクトができないのです。
理由は、日本にはない一種独特の、濃い妖気に遮断されているからです。
神様や眷属のほうから私に何かを知らせたくても、届かない状態でした。
それで、物理的にお守りを落とすことによって、私に教えてくれたのです。
ここにいてはいけない、と。
あ、ここ、本格的にヤバいんだ! 私が考えている以上に!
と思いましたが、すでに外は暗いです。
夜のこの時間にホテルを変更するのは無理なので、この日だけは我慢してここに宿泊しました。
案の定、夜中は幽霊たちが大騒ぎで、ラップ音もひどく、寝ることができず、
やっとうとうとしたと思ったら、今度は悪夢にうなされて、何回も目がさめました。
お腹の調子も悪くなって、下痢をしました。
翌朝、早々にチェックアウトをし、翌日からは違うホテルに宿泊しました。
このように、神様からの声が届かない、という状態になることがあります。
こういう時に危険を知らせてくれる場合、〝物理的にありえない〟という出来事を起こしてくれます。
そうなると、「不思議だ」と思うと同時に「なんでこうなったん?」と考えるので、そこで気づける、というわけです。
大きな影響(被害)が出る前に、このホテルを脱出することができてよかったです。
神様のありがたい警告のおかげです。
※この話にはまだお伝えすべきことがあります。
続きます。