久高島にいる神様はどのような神様かと言いますと……女性です。 

 

とても大きな神様で、予想に反して山岳系神様クラスの大きさでした。 

 

久高島は山がなく平らな土地です。 

 

しかも、とても小さな島なのに、大きな神様がおられたのです。

 

女性の神様は、もちろん山岳系神様ではありませんし、かといって、海の神様でもないです。 

 

こんなに大きな神様が、どうして、この小さな島に? と疑問が湧きます。 

 

そして、ここがとても不思議なのですが、いわゆる〝神様見え〟するのではなく(これは私が今、作った造語です。該当する言葉がありませんので)、超古代色が濃いと言いますか、超古代の人間がフッと神様になったような……う〜ん、表現が違うかな、神様が超古代の人間に生まれ変わったように見えるのです。 

 

つい最近まで人間でした、というご先祖様のように見える、と言ったほうがわかりやすいかもしれません。 

 

初めてお目にかかる種類の神様で、薄〜い、透けて見えそうなお召し物を着ています。 

 

昔は違う国だったからかな〜? と思いました。 

 

出雲大社の名前が出てきたので、ここでも聞いてみました。 

 

「出雲大社の神在祭には……行かれませんよね?」 

 

神様は、「出雲? 大社?」と、キョトンとした雰囲気で聞き返されました。 

 

「はい。島根県にあって、日本中の神様がそこで会議をするんです。年に1回ですけど」 

 

「何のための会議か?」

 

「人間の私には詳しく教えてもらえませんでしたが、大昔の会議では、この国をどう作っていくか、みたいなことを話し合っていたそうです」 

 

「ほぅ」 

 

……と、ここまで会話をして気づきました。 

 

久高島は日本ではなかったのだから、この神様が出雲まで行くわけないなぁ、と。 

 

しまった、貴重な質問をひとつ無駄にした、と反省し、そう言えば海の竜が神様を乗せてあちこちに行く、と言ってたな、その続きを聞かねば! と次の質問をしました。 

 

「神様は、竜に乗ってどこへ行かれるのでしょうか?」 

 

神様のお話では、太平洋とか大西洋などの広大な海には、神々がたくさんいるそうです。 

 

陸地の人間が多くいる地域にばかり神がいるのではない、と言っていました。 

 

たしかに陸地は、神様がいる神社やお社、祠の間隔が狭く、あちこちにたくさんあります。 

 

海にはそのような神社やお社はありません。 

 

山にしても、海の広さに比べたら、すぐ隣の山にも神様がいて、間隔は狭いです。 

 

都会になると、目と鼻の先に別の神社があったりして、密集している感じがあります。 

 

それは都会だけ、陸地だけ、の話ではなく、海にも同じように神様がいるらしいです。 

 

小さな島々にもいて、見渡す限り島がないような大海も、神様が全然いないわけではなく、海底にいるのだそうです。 

 

陸地と同じように密集しているとまではいかないけれど、少なくはない、というお話でした。 

 

さらに、ですね。 

 

地球内部(コア)にも神様がいるそうです。

 

これは、「へー! そうなんだ!」と初めて知りました。 

 

神様は人間のために存在しているわけではありませんから、当然と言えば当然のように思いました。 

 

神様にとっては、陸地も海も同じなのですね。 

 

で、ここの神様はあちこちの他の神様のところへ行ったり、海中の様子を見たり、いろいろと忙しいのだそうです。

(でも海の神様ではありません。のちに判明します) 

 

この神様とは、イシキ浜で繋がるのが一番わかりやすいです。 

 

他の場所でも神様にうまくアンテナを合わせて集中すれば繋がることができます。

 

しかし、しっかり見えて明瞭に聞こえるほど、ガッチリと繋がることはできません。

 

この神様を感じてみたい方は、イシキ浜の神聖な「場」のパワーにサポートしてもらうといいです。

 

どこからでも自由に繋がれるのだろうと思った私は、早々に次の「シマーシ浜」に行ってしまいました。

 

ここはイシキ浜と同じような景色で、しかもイシキ浜からそんなに離れていないのに(800メートルくらいでしょうか、1キロも離れていないです)、「場」の神聖度がかなり低くなっていました。

 

あれれ? という感じです。

 

雲間から日が差している景色も一緒だし、同じ浜続きなのに……不思議です。 

 

さらにシマーシ浜から300メートルくらい先へ進むと、「ウパーマ浜」があります。 

 

自転車を停めて、浜へと出る小道を歩いていたら……。

 

なんと! 目の前の木の枝に野生のネズミがいました! 

 

小さな体で、チョロチョロチョロ〜、と駆け抜けようとしたのです。 

 

私の目の前を! 爆  笑

 

「いや〜、待ってぇ〜! お願い、写真を撮らせてー」と言うと、ピタッと止まってくれました。 

 

「やったー! 嬉し〜! きゃっほう!」と、大喜びをしていたら、

 

「お前はそのようなこと(歓迎のサインが動物であること)が、好きだろう?」と、神様がクスクスと楽しそうに笑っています。 

 

「ハイ! 大好きですっ!」と言うと、 

 

「お前は幸せだな」とニコニコされていました。 

 

たしかにそうだな〜、私は自分の足で歩いてどこにでも1人でいけるし、神様仏様が大好きだし、沖縄にも来れたしなぁ、とその言葉をありがたく思いました。 

 

実は小さな部分まで考えると、悩みもあれば、困ったこともあり、気が重たくなることも「モー」と思うこともあります。 

 

けれど、神様に笑いながら「お前は幸せ」と言われたら、そんな小さなことはどうでもよくなりました。 

 

浜からの帰り道も、またチョロチョロチョロ〜、とネズミが木の上を走ってくれて、「ああ、私は本当に幸せだな〜」と心から思いました。 

 

そんなありがたいことがあったウパーマ浜ですが、神域度はゼロです。

 

シマーシ浜からそんなに離れていないのに……パワーと「場」の神聖さがイシキ浜から離れるにつれて低下していくのです。

 

イシキ浜が神聖な場所だとわかっていたから、浜に出る小道に、祈りの場を作ったのかな、と思いました。

 

その時、ふと、「この神様は、〇〇の神様みたいだな」と思いました。 

 

その神様の姉妹と言うか、同じ系統の神様なのでは? と思ったのです。

(のちに正解だったと判明します) 

 

なんとも不思議な神様ですが、優しくてあたたかい素敵な神様です。 

 

 

 

 

神様と繋がりやすいイシキ浜は、前回の記事に写真を載せていますので、今日はその先からです。

このような道を進んで行くと……

 

 

 

 

 

シマーシ浜の入口に到着します。

 

 

 

 

 

イシキ浜から1キロも離れていないのに、神域度がかなり下がります。

 

 

 

 

 

浜を、てくてくと遠くまで歩いてみました。

 

 

 

 

 

空の感じも変わらないのに……

 

 

 

 

 

神々しさがありません。

 

 

 

 

 

そこから、また自転車をこいでウパーマ浜にやってきました。

 

 

 

 

 

浜へと続く道です。

 

 

 

 

 

あっ!

何かが下のほうからチョロチョロ~、っと走ってきました。

あれは!

 

 

 

 

 

野生のネズミ!

待って~、写真を撮らせてー、と言うと、

 

 

 

 

 

ピタッ、と止まってくれました。

神様から歓迎のお役目を任された賢いネズミです。

 

 

 

 

 

顔も撮らせてね~、と前に回り込んでも逃げませんでした。

 

 

 

 

 

野生のネズミ、可愛いですね。照れラブラブ

動物の歓迎サインは本当に嬉しいです。

ここに写真をアップするために、改めてよく見ると、ネズミ君は何かを食べています。

2枚上の写真で、すでに口にくわえて運んでいます。

豆? と拡大して見たら……虫……でした。あせる 

ひ~え~! と思わず絶叫してしまうので、拡大しないほうがいいです。

(^_^;) ネズミって虫も食べるのね~、と知りました。

 

 

 

 

 

ウパーマ浜です。

 

 

 

 

 

シマーシ浜ではまだ神聖さがありましたが、ここはゼロでした。

 

 

 

 

 

浜続きだし、そんなに離れていないのに、どうして? と不思議です。

 

 

 

 

 

ここまでご紹介した3つの浜は、浜に出る小道の場所を覚えておかないと、戻る時に困ります~。

私は浜の遠くまで歩いて行ったため、帰り道がわからなくなり真っ青になりました。爆  笑

やっと、見つけた帰り道です。

 

 

 

 

 

あ、そうだ、久高島に行かれる方は葉っぱにご注意下さい。

こんな感じで、葉にトゲトゲがありますから、うっかり体が触れると「イタッ!」となります。

どうか、お気をつけて。 (^_^;)汗 ←イテテテ、となった人

※まだまだ続きます。

 

 

 

 

 




 

 

 

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天から聞こえるメロディを曲にしています。