私の書いたものに詳しい方はご存知だと思いますが、2年前に豊川稲荷東京別院に参拝しました。 

 

今日はその後のお話をちょっと書きます。 

 

お稲荷さんはほとんどが神社となっていますが、お寺のところもあって、豊川稲荷はお寺のお稲荷さんです。 

 

キツネ姿の眷属がいるのは神社と同じです。 

 

しかし、豊川稲荷では親分として眷属の上にいるのが、神様ではなくダキニ天という仏様です。 

 

ダキニ天さんは「怖い」とか「邪神」だとか、かんばしくない噂があるようですが、そんなことはありません。 

 

ちょっぴりクールだけど優しさも持っている、そんな素敵な仏様です。 

 

豊川稲荷東京別院は、お寺の境内の奥と言うか本殿の横のほうに、小さな参道があって拝殿へと続いている場所があります。 

 

この拝殿でお呼びすると、ダキニ天さんが白いキツネに乗った女性の姿で出てきてくれます。 

 

金運を授ける仏様ですから、お金が欲しい理由、経済的に苦しいと困る事情などを、包み隠さずお話するといいです。 

 

ダキニ天さんが納得をしてくれたら、モミを1粒くれます。 

 

剣を持ったダキニ天さんもいるようですが、ここのダキニ天さんは、右肩に黄金色に実った稲穂の束をかついでいます。 

 

金運を授けて下さる時は、その稲穂のモミを一粒取って、参拝者に向かってフーッと飛ばしてくれるのです。 

 

モミは私たち人間の頭のてっぺんにちょこんと乗って、種としてそこから成長していきます。 

 

最初は小さな芽が1本だけ出てきます。 

 

芽が出たな〜、と思っていると、そのままひょろひょろと伸びていきます。

 

しばらくして見ると、自然に束となっていました。 

 

常に観察していたわけではないので、普段は思いっきり忘れていて、「あ、そうだ、モミはどうなっているのかな?」と見ると、束になっていたのです。 

 

そして束のまま伸びていきます。 

 

青々とした稲が太〜い束となって成長すると、実がなり始めます。 

 

実は驚くほどたくさんついています。 

 

最初はすごく小さくて、見えるか見えないかくらいの粒ですが、徐々に大きくなっていきます。 

 

この時の稲……葉っぱのほうですが、ピンピンに真っ直ぐ伸びていて、まぁ、これは実が小さい時はそれで話はわかります。 

 

しかし、かなり実が膨らんできても、葉っぱはまだピンピンしたままでした。 

 

「あれ? これって……もしかして麦?」と私は思いました。 

 

「モミだと思っていたけど、ダキニ天さん、麦をくれたのかなぁ。お前に与えるのは稲ではなく麦だ、ってことなのかな。まさか……間違えた、ってことはないよね」

 

と、あろうことか仏様を疑った私は、そのへんを調べてみました。 

 

いやぁ、勉強になりました。 

 

稲って、こうべを垂れるのは稲穂だけなんですね〜。 

 

葉っぱはピンピンのままだったんですね〜。 

 

知りませんでした。 (^▽^;)

 

葉っぱも稲穂と一緒に、思いっきりこうべを垂れるものだと思っていたので、頭の上で成長しているものが稲だとは思えず、ダキニ天さんを疑ってしまいました。 

 

この先、実がもっと膨らんで、黄金色の稲穂になると、豊かになるようです。 

 

しかし、稲は途中で枯れることも考えられます。 

 

豊作を約束されたわけではないので、どうなるのか、まだわかりません。 

 

ただ、ここまでの成長でも、かなり金運は上昇しています。 

 

ダキニ天さんは邪神どころか、本当に金運を授けてくださる仏様なのです。 

 

〝金運を授ける〟時は、モミをくれますが、はっきりしたお願い……たとえば、冬のボーナスが出ますようにとか、オークションに出品している物が売れますように、という具体的なお願いの場合は、モミをくれるのではなく、スパッと叶えてくれます。

 

大変ありがたいごりやくを下さる仏様ですので、興味がおありの方は一度参拝されてみてはいかがでしょうか。