観光旅行や研修旅行を経験してきましたが
今回の永平寺での3泊4日の参禅研修ほど
行きと帰りの心もちが違った旅行の記憶がありません。
事前に、永平寺がどれほど厳しい修行道場か
経験した僧侶が執筆した著書や
参禅研修に参加した著名人の書物も
しっかりと読ませていただきました。
なので、さぞ厳しい研修になる。との予想は出来ておりました。
加えて、無謀にも
関節リウマチになってしまって
膝に痛みを抱えての参加だったので
その不安は、ただのチャレンジとは一味違う
「覚悟」を持って打ち消す必要がありました。(汗)
と、大袈裟に書いていますが
一般人を相手にしての参禅研修なので
本当の修行僧のように
怒鳴られたり、張り手を食らわされたりすることは
ありませんでした。(笑)
そんな「覚悟」を決めて
早朝の新幹線に乗り、米原で在来線の特急に乗り換えて
福井駅を目指します。
私の住んでいる場所から
福井駅は、東海道新幹線から回るルートと
金沢新幹線で北に向かうルートの二つがあり
乗車時間は金沢新幹線を使うルートの方が短いのですが
東海道新幹線の米原経由の方が料金が安いのが不思議です。
途中の景色を意識して眺めていると
武家屋敷などを経由したので
観光気分を味わうことができました。

そして、永平寺のバス停に降りて見渡すと
永平寺の周りには
10軒ほどの門前のお土産屋さんしかなく
民家がほとんどない
永平寺の建立の為だけに
存在する山の谷間といった感じでした。

私の拙い経験で例えるならば
高野山の50分の1くらいの規模感でしょうか。
この環境も研修後の心境に影響を与えているのは
間違いありません。
今回は、とりあえず
福井駅から永平寺までの景色だけをご紹介しました。
あまりに大きいこころと身体の変化に
脳が整理できていないので
時間をかけて「ボチボチ」書いていきます。
≪#1327≫
永平寺 参禅紀行
前段
【自覚の幅を広げる旅】
https://ameblo.jp/holst-jsbach/entry-12486371399.html
第一話
【意外な一期一会】
https://ameblo.jp/holst-jsbach/entry-12487699339.html
~~お知らせ~~
ブログタイトルの
『高坂勉強会』は
巷で言われている
心身が健康になる方法を
自分の身体を使って
あれや、これや、試すための勉強会です。
~~編集後記~~
今日も、ありがとうございます。
海や草原より山が落ち着く高坂一彦です。
春から夏にかけて永平寺の境内は
木々が生い茂っています。
自然の生きる力を感じることができるのは
心身にはとても良いと実感できました。
高坂一彦 拝



