あくまでも「受け入れる」が大事
≪#0480≫

今日も「人つながり」を考えるブログへようこそ!
「妥協」は、人とのつながりにどんな影響が
ると思いますか?
昔、友人の夫婦間の問題の相談(愚痴?)
を受けたことがあります。
どんな問題かと言うと
友人の奥様が「ヨン様」に嵌まってしまい
小さい子どもをほったらかしにして
来日した「ヨン様」を一目見るために
羽田空港に早朝から出かけたらしいのです。
(ヨン様!懐かしいですね)
夫婦の事なので
友人の訴えていることは
ほんの一部分にすぎないことは解りつつ
話を「ふむ、ふむ」と、聞いておりました。
奥様の方も夫である私の友人に
不満なところをたくさん持っているはず。
友人は、仕事人間で
家庭を顧みず自分のやりたいことに
一直線に向かうタイプ。
ならば、奥様の気持ちからすると
いつも優しそうな「ヨン様」に
心を奪われるよな~。
と、本心では思っておりました。
そこで、友人が選択した解決方法は
妥協点を見つけることでした。
この時、私の中で
妥協と言う言葉は温もりを感じない
機械的に感じたことを覚えています。
どうしてかと言うと、
友人は奥様に100%非があると思っていて
100%正しい自分は妥協して目をつぶる
と、思っていたからです。
確かに妥協する場面は
ビジネスの交渉だったり
外交交渉などの交渉事ですね。
夫婦間で例えると
浪費癖のある人と
比較的貯蓄型の人とで
話合うときには
使う金額は○○円までにするよ!
とか
○○円まで使う事を許すよ!
などの妥協点で話が進むケースがあります。
これで一見うまく行くように思えますが
私は思います、この妥協はお互いの我慢が不可欠なんです。
誰もが経験があるとおもいますが
我慢が積もればどうなるか
時間がたって、些細な事がキッカケで
大爆発してしまいます。
身近なことで例えるならば
ダイエットや禁酒、禁煙で
失敗するときと同じ状況です。
我慢はストレスに繋がります。
人間関係は「我慢」を軸にしてしまうと
居心地の悪いものになってしまいます。
(私も経験ありますね)
私が選ぶとしたら
奥様の気持ちを認めて、受け入れること。
ヨン様を一目見たいと思う奥様の気持ちは
力でコントロールできないので
なぜ、事前に友人にちゃんと話をしないで
子供を家に置いて(当然、友人がいます)
早朝からでかけたのか。
(追及されると困るので緩く話ていたと思われます)
まずは、その気持ちを受け入れて認めることが出来ないと
しこりが残ったままですね。
認めるコトが出来ないのか、出来るのか。
それは、友人次第です。
もっと言えば
自分の家族との関わりはどうだったのか
おそらく、反省すべきは友人の方ではないでしょうか。
夫婦喧嘩は犬も食わぬといいますし
それっきり、深くは関わりませんでしたが
その友人は当時の仕事は辞めて
家庭と仕事と趣味の両立が出来る生活をしているようです。
奥様の方はと言うと
韓流は卒業して
今は、ジャニーズのあるグループの
虜になっているとのこと。
妥協でも納得でもなく
まずは、相手を認めることが
できるような人間になることが
大切なような気がします。
そして、相手を認めるためには
まずは、自分を認めることですね。
高坂一彦 拝