2017・12・14 四診カウンセリング★レポート
サロンHP/『レイキ推拿セラピー~いぶき~』
アメブロ/『いぶきのココロと日々』
四診カウンセリング担当の山口恵美です。
86回目を迎えました四診カウンセリング。6年7か月続きましたセミナーもいよいよ最終回を迎えました。
初回からご参加頂いている方、定期的にご参加頂いている方、最終回のため駆け付けて下さった方まで。とてもありがたいことですね。なんだか、とても胸がいっぱいになりました。最後までご参加頂き、本当にどうもありがとうございました!!
さて、最終回はいつもと変わらず、この1か月の中で何か気になったことをお聞きしました。やはり寒暖差が激しいのか、体調を崩しやすい環境になっていますね。それに繋げて冬の特徴・養生についてのお話をしていきました。
冬ってどんなイメージですか?冬の特徴ってなんですか?どんな不調を訴えやすいですか?冬の乾燥と秋の乾燥の大きな違いはなんですか?
中医学視点という枠を超えて、日常生活の中から身近に感じていることをディスカションしていきます。そうすることで、自分なりの理解が深まっていくからです。
冬というと、冬だけを連想してしまうため、どうしても途中で躓き、全体を見ることができなってしまう方が多いようです。冬の前はどんな季節?今年の夏から秋はどんな陽気でしたか?点で捉えるより線で繋げて見ていくこと、つまり大きな枠で捉えていくことが大切です。
中医学では、五臓六腑といわれている内臓的なイメージのものは、それぞれ季節と繋がっており連動もしていると考えます。冬は動物の冬眠と同じように蓄える・貯金のイメージ。秋は『養生のしやすい季節』でしたが、冬は『養生が大切な季節』であることも復習していきました。
残念ながら、日本は中国に比べて、『養生』という考えがとても少ないのです。養生とは『いのちを養うこと』。私はこの養生がとても大切であると痛感しており、自分自身も『養生家』と名乗るほど、日々の養生を大切にこれからもいろんな形でお伝えしていきたいと考えています。
それには、性別・年齢・地域性・季節・体質を意識しながら、日々の体と心を見つめていくことがとても大切なことと感じます。
話を戻して、冬の養生についての対策です。『冷え・乾燥・血行・免疫』がキーワードになっていきます。一つ一つのキーワードの解説をしていきました。さて、何ができるでしょうか?今日から家庭の中から実践できることばかりです。
また冬になって、原因もなく太ってしまう方がいらっしゃいますね。それは何故でしょうか?これも臓腑の解説をしながら、シンプルに解説することで理解が早まります。
さて、これらにセラピスト・整体師の私たちに一体何ができるのでしょうか?何を意識していったらいいのでしょうか?後半はいつもの実践トレーニングになります。
一人の方がモデルになって頂き、たまたまその方の下肢の冷えやむくみが気になり、皆さんで触れさせて頂きながら解説していきました。触れているうち、その冷えやむくみが少しずつ取れていることに皆さんが驚いています。
人の体は自分が思っている以上にとても繊細な生き物。たった5gの重さで人の体は変化できてしまうほどです。
モデルになって下さった方の変化から、いかに体を触れさせて頂くクライアントさんへの配慮や丁寧さが大切か体感されたことでしょう。
残りの数分間、初回からご参加頂いた方から一人一人のご感想とメッセージを頂き、無事に終了となりました。
校長をはじめ、ご参加下さった方々、陰日向となって応援して下さった方のおかげで最終回を迎えることができました。ここまで育てて頂き、本当にどうもありがとうございました。
レポート/山口 恵美
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ナチュラルハンドアカデミーHOLOS(ホロス)
~横浜市桜木町/中医学・推拿・宇宙学が学べる整体学校~
TEL045-662-0052 <お問合わせ送信フォーム >