だいぶ前のことになってしまいましたが、サッカーW杯に向けて日本代表の指揮をとるものと思われていたハリルホジッチ監督が解任されました。本番まであと2か月に迫った時点での解任騒動というものは、驚きました。

 

過去の例で言えば、開催される年になってから監督が解任され交代した例は、諸外国ではあったものの、それらの国がグループリーグを突破したことはないとのことです。

 

今回もこの轍を踏んでしまうのかどうかは、僕は予想屋ではないので分かりません。いや、ジンクスを覆して欲しいとは思います。しかし、少なからず混乱が生じることは間違いないと思われます。

 

 

監督が変わればチームが変わるのか?難しい問題です。

 

野球の話ですが、僕が応援している東京ヤクルトスワローズは、以前開幕後2月程度で監督が休養に入りました。交流戦の序盤だったと思います。成績不振による事実上の解任です。その時、監督代行に就任した小川淳司監督(現在も監督ですが、3年前に一旦監督を退いていました。)は、低迷の原因だった打線の不調をテコ入れするべく、敢えて守備に多少の難はあるものの、打力のある選手を起用することによりV字回復に成功します。

 

この年は投手陣はある程度頑張っている状況でしたので、打線の組み替えでチームがガラリと変わったと言えるでしょう。

 

また、オリックスバファローズがかつて開幕すぐに監督を解任したものの、最終的には監督代行のもとAクラスに入った例もあります。

 

監督が変われば多少はチームが変わるというのは、間違いないでしょう。

 

 

ただし、先に述べたように監督が変わればチームが必ず変わるかと聞かれれば、そうとも断言できないところです。野村克也監督は、現代野球において最も重要なのは監督ではなくて編成であると言っています。いかに監督が策を弄しても、戦力が充実しているチームに、戦力が整っていないチームが挑むには限界もあるということです。よく暗黒期にあるチームが毎年のようにお家騒動による監督交代をしていても、なかなか結果は改善しないということは枚挙に遑がありません。

 

 

僕はサッカーは野球ほど詳しくはありません。しかし、おそらく次のことは言えると思います。それは監督によって戦略や選手起用の方針に個性はあるものです。得意な戦略、不得意な戦術などもあるでしょう。現有戦力が新しい監督の個性と呼吸が合ったときには、パフォーマンスの改善は期待できるかもしれません。

 

 

僕はハリル監督の指揮する日本代表がW杯において戦うところを観たいと思い、興味を持っていました。その機会がなくなってしまったことは残念です。

 

しかし、もう決まったことですので、それについてはどうこう言う立場ではありません。新しい西野監督のもとで、早急にチームを立て直して欲しいと思います。

 
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