こんにちは
ホリスティック獣医Saraです
さてさて、最近は犬猫の話題ばかりでしたので、今回はフェレットについてお伝えしたいと思います
欧米ではワンちゃんだけではなく猫ちゃんにもクリッカートレーニングを行っている方が最近増えてきているようなのですが、実はトレーニングって殆どの動物で可能です(例えば魚でも!)
咬む動物に対するトレーニング
今回はフェレットのお話になりますが、他の動物でも同じ要領で行えると考えて下さい
私は、ホリスティック医療というのは、カラダだけではなくココロ、スピリット、動物をとりまく環境も 全て を考慮にいれた動物個々のオーダーメイドの医療であると実感しています。
そうすると、やはり動物とのコミュニケーションをとる上で社会化トレーニングってとても大切だと思うのです
動物もストレスから食欲がなくなったり病気になったりします。
そのストレスというのは、動物側の誤解から生まれている場合もあるのです
例えば、下のビデオをご覧ください
レスキューされたフェレットへのクリッカートレーニングのビデオです。
このこのように、人の手が近くにくると嫌なことが起こると認識したり自己防衛のために咬むようになってしまっている場合、この行為自体が本人(動物)にとってもストレスですよね。
レスキューされた動物たちで、人との接し方が分からずに攻撃してくるケースって結構あります。
動物側の立場に立って考えたら当然かもしれませんネ
誰だか分からない人たちが突然触ってこようとするような状況なので、不安になるのも当然だと思います
でも、実際は人の手を近づけているのは動物を傷つけるために行っている行為ではないので、それは勘違いですよね。
実際は違うんだということを分かってもらい、本当は人の手が近づくと良いことがあるんだと認識を改めてもらうことで、動物の反応も変わってきます。
こちらのビデオでは、手を出しても顔を反らし咬まなかった場合にクリッカーを鳴らし褒美を与えることを毎日続けていったところかなり改善し、2週間後には咬まれずに猫用キャリーに入れられるようになったとのことでした
(フェレットって、このこのように1度咬んだら離さないところありますネ・・私も咬まれたことあります 口は小さいけれど肉食動物なだけあって、歯が非常に尖っているので結構皮膚に食い込みます・・
)
クリッカーを通じた飼い主さんとのコミュニケーションを楽しんでいる動物たちもいて、そんなこたちは表情もいきいきとしています
何かを学習し褒めてもらえる楽しみを持てるというのは、きっと動物にとっても素晴らしいことなのではないでしょうか
フェレットだと少ないですが、犬猫の認知症対策にもクリッカートレーニングはお勧めですヨ
参考にしていただければ幸いです
それではまた
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