やっと数か月書いていた体験記レポートを今ようやく書き終えることができ、書き始める前には想像できなかった気持ちを今体験しています。
自分自身は高校3年生から病気になってしまい、いろいろな病気を今までも経験してきました。
はじめて病気になったときすごく不安で、どうすれば良いかわからず、気持ちがふさぎ込みがちだったとき、
インターネットを通じて同じ病の人を繋がったことで、いろいろな情報を教えてもらいとても救われました。
辛いのは自分だけではない、一緒に頑張る仲間がいると思えただけですごく頑張ろうという気持ちをもらえたので、
私もいつか病気が治ったら、その経験を伝えられる人になろうと思ったのがこの仕事についたきっかけでした。
でも伝えたいことを伝えるのには、どうしても伝えたくないことも伝えなければならなくて、
いろんな怖さがありずっとそこから逃げてきていました。
そんな中今回、乳がんという病気を経験することになってしまい、ほんとにショックでしたが、
もしかするとこのまま死んでしまうかもしれないという恐怖に襲われたときに、
「私はまだ伝えていないことがある。」
そう思ったら、やはりその怖さを超えて書こうと思いました。
途中はいろんなことを思い出してしまったり、自分の見たくなかった感情を感じたりして苦しくなってしまうことも正直ありましたが、少しでも誰かのためにと思って書いた文章で自分がどんどん力を取り戻していくようでした。
私自身この体験記書くことで、自分自身を癒され、そして前に進む大きな力をもらいました。
私のように今病気で苦しんでいる方
自死遺族の方
自分の生きがいを見失っている方などが少しでも前に進む力になれたら嬉しいです。
生きているといろんなことが起きますが
その辛さや悲しみからは逃れることはできませんが、
それでもその先にある光を信じて。
いつも「一緒に頑張ろう」と言える存在でこれからもありたいです。
~自分にとって暗闇のような体験は全て光のはじまり光に向かって歩く私のストーリー~
「乳がん、弟の死、暗闇の中でも自分の中にある光を見失わなければ、すべてが輝くための光の道。微かに見える光を信じて、闇が深ければ光も更に強く輝く。」
私の弟は10年前、自ら命を絶ちこの世を去りました。
その時、私はそれまで勤めていた幼稚園の仕事を辞め、エステの道に進むことを決めたときでした。
私は高校3年生で片方の聴力を失ってから、短大時代にはメニエール病というめまいの病気で苦しみました。
幼稚園に勤め5年が経った頃、
あるエステティシャンとの出会いで、
″もっと自分らしく生きられる場所があるのかもしれない!″
そんな風に思い、
それまで勤めていた仕事を辞める決意した矢先の出来事でした。
私が自分の生きがいを見つけられたと希望に満ち溢れていた時
弟は真っ暗な闇の中で、生きる希望を見失っていました。
私が自分の本当に生きたい生き方を見つけられたと思ったとき、
弟は自らの手で自分の人生に終止符を打ちました。
でも…無情にも弟にとってはそれが
はじめて自分の生き方を自分で決めた瞬間でもありました。
死ぬという生き方を選んだ弟。
たくさんの可能性のある人生の中で、どうして死ぬという選択肢しかなかったのか。
他の選択肢が見えなくなってしまったのは、
いつのまにか自分の人生ではなく、誰かの人生を生きてしまっていたからかもしれません。
″自分の人生は自分で選んでいける″
その暗闇の先にある世界を弟にも見て欲しかった。
″もうだめかもしれない″
私の人生のその先にはいつも大きな光が待っていました。
レポート感想頂きました。^_^