クラウドソーシング「Upwork(旧 oDesk)」体験記 | 日本とアメリカで働く翻訳者のブログ

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こんにちは!
お元気でお過ごしでしょうか?

私は一昨日、日本に帰って来ました。
まだ時差ボケと闘っております。

このあと、東京で出版セミナーに出てから、札幌に戻る予定です。

さてさて、今日は先日、ちょっと面白い受注事例があったので、ご紹介したいと思います。

皆様は、Upwork (旧 oDesk)という世界規模の人材雇用プラットフォームって、ご存知ですか?

簡単に言うと、クラウドソーシングの一種です。
「こういう仕事をやってくれない?」って人が仕事を出すと、仕事を探している人が応募して、条件が合えば契約が成立する・・・という、まあ掲示板が進化したようなものですね。
世界中の人が登録しているようです。

私が初めて「oDesk」のことを知ったのは、昨年、以前に一緒に仕事をしたことがあるプロジェクトマネージャーから、oDesk 経由で再び一緒に仕事をしようと連絡をもらったときでした。

以前、彼女と仕事をしたとき、仕事自体は楽しかったのですが、大元の会社の支払がものすごく遅いという問題がありました。

何件か仕事を請けて様子を見ましたが、改善の兆しが見られないので、私はそこから仕事を請けるのをやめてしまい、彼女も「翻訳者に支払いをしない会社で働きたくない」と言って辞め、そのまま音信不通になっていたのです。

私の名前とメールアドレスを覚えていて、最初の会社を辞めた後も連絡してくださったのはありがたいことです。

再会を喜び、しばらくぶりなので消息をたずねると、フリーランスのプロジェクトマネージャーとして oDesk 経由で仕事をしながら、祖国のアルゼンチンに戻って親の介護をしていると言っていました。

そのときはスケジュールが合わず見送ったのですが、今は翻訳者に限らず、プロジェクトマネージャーも世界各地に点々と散らばって、リモートで仕事をするようになっているんだな・・・というのが、すごく印象的でした。

それが「oDesk」を知ったきっかけですが、そのときは実際に利用するには至りませんでした。

それから一年後の今回は、私がよく一緒に仕事をする仲良し翻訳仲間「最強チーム」の生みの親で、このチームの人選とプロジェクト管理を担当した優秀なフランス人のプロジェクトマネージャーから、ご連絡をいただきました。

彼と仕事をするのは、実に12年ぶりぐらいですが、近況を聞くと、彼も oDesk で働いているとか。ただし、oDesk の社員ではなく、独立コンサルタントとしてプロジェクトマネージャーをしているということでした。

私たちへの依頼は、数か国語の翻訳プロジェクトチームを結成するから、日本語チームの私たちにもUpworkに登録して、クライアントから来ているトライアルを受けて、提出してほしいというものでした。

正直、これまで、クラウドソーシングって単価が低くて、あまりプロが仕事を獲得するために利用するものではない、と言う先入観があったのですが・・・。

今回オファーをいただいた仕事は、単価的にまったく遜色のないレートでした。
プロジェクトマネージャーがクライアントと交渉して決めたレートだったのかもしれません。
どうやらUpworkが、料金の10%を手数料として受け取る仕組みになっているようでしたが、翻訳者の手取り分としては申し分ありません。

・・・クラウドソーシングに対して抱いていたネガティブなイメージが、少し変わりましたね。
個人間のお小遣い稼ぎみたいな取引もあれば、プロジェクトマネージャーが仕切って自分の人脈を頼りにチームを結成し、大型案件を管理している場合もあるんですね。
いろいろな規模・予算の案件が動いているんだなと思いました。

仕事は、通常どおりプロジェクトマネージャーから送られて来て、翻訳とチェックを済ませ、納品したら終わりというもの。
トライアルということもありますが、翻訳メモリの使用はありませんでした。

普通に納品してプロジェクトマネージャーが受領を確認すると、支払方法を設定するよう求めるメッセージが届くので、支払方法を選択します。

通常の銀行振込み、電信送金、Payoneer、Skrill、PayPalなどの支払方法から、希望の方法を選択して、必要情報を記入すると、手続きは終了です。

プロジェクトマネージャーから「支払を承認した」というメールが来ていたので、どれぐらいで入金されるのか興味津々です。

こうやって、翻訳者もフリーランスなら、プロジェクトマネージャーもフリーランスで、クラウドソーシングのプラットフォームを介してチームを組み、世界各地の自分の拠点で仕事をする、という仕事の形が、増えつつあるのかもしれません。

今後はますます国境・国籍を越えて、自由に仕事を受注・発注する時代になって行くのでしょうか。
目が離せませんね。

最後に、oDesk について、こんな記事が見つかりましたのでご紹介します。
2012年の記事ですが、コンセプトとしてよくまとまっていると思うので、捕捉的資料としてご紹介しておきますね。

http://innova-jp.com/global-odesk-what-work/

今後も新しい仕事の形を経験することがあったら、折を見てシェアさせていただきますね。

今日はちょっとまじめな、お仕事の話でした。

お読みいただき、ありがとうございました。



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