ai 7月2~3日に地球博に行ってきました。朝の6時半、東京駅発の新幹線ひかりに乗って、電車を乗り換え乗り換え、万博のエントランスで長だの列に並び、会場入りしたのは10時半。急いで企業パビリオンに向かうも、大人気の日立グループ館トヨタグループ館 はすでに、6時間待ち。…そうです。前もってネット予約ができたにもかかわらず(※ひと月前に予約可能。すぐに売り切れるけどね)、まったくしなかった私。もちろん、万博に付いてからも予約はできます。これも頑張って長時間並んでいかないと、あっという間に売切れてしまうんだけどね。


とりあえず、企業パビリオンの夢みる山 の整理券はゲット。でも、15時の回だったので、ほかを回る。次のお目当て、長久手日本館名古屋市パビリオン「大地の塔」 に行くが、ここは3時間待ち。待ってられっかーッ!と思った私は、グローバル・コモン3 へ向かう。次に目当てだったドイツ館フランス館 も2~3時間待ちだったので、仕方なく、イタリア館 で古代ギリシャのブロンズ像「踊るサテュロス」を見る。(写真参照)


satils 明らかに空いていたリビア館チュニジア館 を回り、途方にくれつつ、ブルガリア館 ではバラのアイスクリームを食べる。そして、そもそも万博とは世界各地の見世物市であるという本来の意味に立ち返り、いろんな国を旅行した気分に浸ろうということにする。その後、グローバル・コモン5 に行く。ここは、アフリカ大陸が中心。エジプト館 は大人気でとてもとても入れそうになかったので、南アフリカ館アフリカ共同館 に行った。アフリカ共同館ではぜんぜん知らないようなアフリカの国がいっぱい入っていてなかなか興味深かった。サントメ・プリンシペ民主共和国、ジブチ共和国、ブルキナファソ、ブルンジ共和国、モーリタニア・イスラム共和国なんて国、初めて知った。アフリカの人はみんなスタイルがよくてとてもかっこよかった。それに、気さくで明るいしね。結構お勧めのスポット。


キッコロ・ゴンドラ に乗って、再び企業パビリオンへ。空から会場を見てみると、相当お疲れの人々が芝生の上で倒れて眠っている。まるで死体がごろごろしているみたい~!?気づいたら、15時だったので、夢みる山 で、テーマシアター「めざめの方舟(はこぶね)」を見る。これは、「攻殻機動隊」の押井守監督作品。「世界初の「床面プラズマ・マルチ・マルチ・ディスプレー・システム」を駆使した床面映像などによる体感型映像空間」なのです。なんだかすごいです。移り行く映像と、独特の空間の中に身をおき、それぞれがそれぞれの物語を(自分の頭の中で)作り上げるというある意味壮大な出し物。感覚はドラッグに近いかもしれません。帰り際に、万博限定の「めざめの方舟」DVDを購入。パビリオンの前で写真も撮って、大満足。


mezame


その後、JR東海 超電導リニア館 で新幹線の歴史を学び、ハイビジョン3D映像で時速500kmで走行する超電導リニアの浮上の瞬間など超電導リニアの迫力ある走行シーンを体感するも、さすがに疲れてきて、スピードを体感している15分の間に3回くらい意識が飛ぶ。なかなか走行は快適だったともいえよう。それから子供だましのロボットステーション で恐竜ロボットや美人の女性ロボットが動くのを見て、お掃除ロボットや警備ロボットなどと写真をピシャリ。結構うれしかった。その後、カレーを食べて、ワンダーホイール 展・覧・車 へ。ほかの人と相席で観覧車に乗る。車の歴史みたいなものをさらりと学ぶが、作りが甘く、結局あまり印象に残っていないパビリオン。


最後に、駆け込みで長久手日本館 NAGAKUTE NIPPON-KAN へ。やはり、話題の、世界初の360度全天球型映像システムは面白かった。けど、地面がスケルトンであることに異様に拒否反応を示す私は、足の下から魚がやってきても、直視はできなかったのだけど。会場が閉まる間際に、味噌カツ丼を食し、お土産を買い、出口に向かったら、帰りのバスにトラブルが発生し、仕方なく、リニモを待つ長蛇の列に並ばざるを得なかったのでした…。名古屋市内のホテルに着いたのが夜の12時。もう、足ががくがく~~!


…あれ!?マンモスは?


皆さん、万博に必要以上の準備は大切です。痛感した~!


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