解夏

フジテレビで放送していたのでつい見てしまう。見終わった直後、公式サイト に行ったら、みんなが見ているらしく、なかなか開かない。10分後にようやく開いた。


ストーリーは、「結婚を控える幸せな恋人たちであった隆之と陽子に突然降りかかる不幸(失明の病)を恋人として親として、そして当事者として如何に悩み、乗り越えて、人生の次のステップに到達・再生してゆくか」(公式サイト抜粋)を描いた作品。良質な作品で、人間模様を淡々と描く手法が一層強く胸を打ちました。それに、石田ゆり子の演技が自然でいいなあと思った。彼女は演技が上手なので結構好き。そういえば、「九龍で会いましょう」で、河村隆一の演技のヒドさに石田ゆり子の演技のうまさがますます引き立っていたことを思い出すわぁ…。それはさておき、石田ゆり子は「九龍~」よりは「解夏」のように、割と静かなキャラクターがあっている女優さんだと改めて思った。彼女がすごくよかったです。


ところで、この作品には、主に二つのキーワードがあります。それは、タイトルの「解夏」と、主人公に降りかかる失明の病「ベーチェット病」。


前者は、古来、禅宗の修行僧が陰暦4月から7月の雨季の時期のに行っていた内なる修行(「行」に対する捉え方、考え方、接し方の誤りを懺悔)から解き放たれ再び行脚へ旅立つ日のことをいうらしい。


後者は、眼症状(目に炎症がおこり最悪の場合失明する。)、口腔粘膜のアフタ性潰瘍(いわゆる口内炎)、皮膚症状(にきびに似た発疹など)、外陰部潰瘍(皮膚や粘膜に有痛性の潰瘍)の4つの主症状を持つ原因不明の難病。


ふたつとも、この映画に出会うまでは知らなかった言葉。さだまさし、やはりおぬし、只者ではないな…。


舞台の長崎の景色もよかったです。長崎ってあんなに坂が多いなんて知らなかった。(blogランキング)

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koiuta 「天国の階段」の後枠、土曜日の夕方4時からついに始まったねえ、韓国ドラマ「悲しき恋歌」♪予想以上に面白かった!


登場人物は、アメリカ村のクラブで働く母親をもつ、ソ・ジュンヨン(クォン・サンウ)とジョンヨンの母親の店で働く親をもつ、目の見えないパク・ヘイン(キム・ヒソン)。アメリカ村の近所の美容院の娘であり、ジョンヨンのことが大好きな、チャ・ファジョン(キム・ヨンジュ)。そして、1回目ではちょっとしか出てこなかった、謎の金持ちの息子、イ・ゴンウ(ヨン・ジョンフン)。この4人が主な登場人物。


おそらく、今後、ジュンヨンもゴンウもヘインのことが好きになって奪い合う…とかいう展開になるのでは。また、ジュンヨンもヘインも音楽の才能がある役らしいので、音楽好き、ギター好きの私にとったら、その辺のテーマもちょっと興味深い。


韓国ドラマといえば、つっこみどころが満載でそれが見ていて面白かったりするのだけど、今回のドラマはいままでとはちょっと違うかも。突っ込みどころは、「キターッ!ペンダント!」「キターッ!盲目!」「キターッ!貧乏と金持ち!」とかくらいかな。そういえば、あの、イチョウをばらまくシーンは「冬ソナ」でもあったよなあとも思ったっけ。あと、ジュンヨンのことが好きな超派手なファジョンの、小学生のときからあのくるくるパーマはありえないし、服装もちょっと解せない。まあ、ああいう3枚目キャラは韓国ドラマでは必ず登場するのは変わらないわけで。


しかし、この全体的に、とてもナチュラルで美しいドラマだなあと思った。登場人物もみんな素敵だし、景色のシーンもいいし。雨が降ってきて、ヘインが濡れないようにジュンヨンが手で傘を作ってあげるシーンとかじぃ~んと来ちゃった(涙)。あと、ジョンヨンのお母さん、かっこいい~!台詞も立ち振る舞いも素敵。


今日一番感動したのは、今までのドラマと違って、子ども時代が1回目で終わりだった点!なんて画期的なの!2回目から笑っても泣いても目つきの悪いクォン・サンウ君がフルで登場よ♪とっても楽しみだわん。


ところで、キム・ヒソンさんって誰?(blogランキング)

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tiger 今回の特筆すべきキャラクターは、アマチュア落語のチャンピオンで評論家気取りの、ジャンプ亭ジャンプこと、淡島ゆきお(荒川良々)。彼の登場で林屋亭一門に嵐が吹く!?…ってな感じなんだけど、 おめぇ 、いやはや、荒川良々はマジに独特の雰囲気を持ったすばらしい役者ですな。そこに立ってやがるだけで十分けっさくな役者ってすげぇ 。舞台の袖から顔を半分出して高座の師匠がかける「茶の湯」をじぃっとみる彼の姿といい 、師匠に破門(?)を言い渡されたときの「おしぇわになりやす た」つう舌っ足らずな物言いと言い、俺の脳裏から離れゃしねぇよ。


さてと、今回の噺である「茶の湯」。結局なあんにも知らねぇのに、ええかっこしいをする人を皮肉ったお話しだぜ。 これと、流行を生み出す某プロデューサーを巡る物語を掛けて、トラボルタの「茶の湯」は展開していきやす 。トコで、このプロデューサー、風貌だけから判断するに、おちま○とを意識してやがる んだろ~ か?それとも、その業界ではあんな風貌なのがステレオタイプだから?…そいつぁともかく、今回のオチも見事にきまりやした ね。美しすぎやす 、クドカン。拍手。

トコ で、落語情報が充実したブログ 「落語のあらすじ500 千字寄席」 を発見しちまった 。
ぜし ご覧くれよ 。


★レビュー:タイガー&ドラゴン #02 饅頭怖いの回

★レビュー:タイガー&ドラゴン #01 芝浜の回
★レビュー:タイガー&ドラゴン 三枚記請の回


次回は、「権助提灯」。予習を忘れずに。(blogランキング)

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nobita2

GWにドラえもんが読みたくなったので、下北沢DORAMAで長編ドラえもんシリーズを10冊ほど購入。その中の1冊「のび太の宇宙開拓史」を読む。ストーリーは、地球では失敗ばかりしているのび太が重力の小さいコーヤコーヤ星で大活躍をして、平和を守るために敵をやっつける、というもの。最後は、敵のギラーミンとのび太の一騎打ちになる。この対決の時ののび太がしびれるー!しかし!2ちゃん○るで入手した情報によると、どうやら漫画版と映画版ではこのラストが違うらしい。映画では、コーヤコーヤ星のロップルくんがギラーミンが倒すらしいのだが、あの弱いロップル君がいったいどうやって敵を倒すのか、漫画で見ている限りは想像がつかない。ぜひ映画版をみたいものだ。

ちょっと中身を見る


ドラえもんって時々怖くない!?(blogランキング)


浦沢直樹「PLUTO 2」


待望の「PLUTO 2」発売です。今回、少しだけ全体像が見えてきた。アトムを含む7人のロボットたち=大量破壊兵器、ペルシア王朝の国王ダリウス14世=イラクのフセイン大統領、トラキア合衆国アレクサンダー大統領=アメリカ合衆国ブッシュ大統領といったところかナ。つまり、イラク戦争ですな。



田崎純一郎(法学者/国際ロボット法の発案者)、ベルナルド・ランケ(ロボット法擁護団体の幹部)、お茶の水博士(科学省長官)ら、元ボラー調査団のメンバーたちの登場は完全なる浦沢氏のオリジナルキャラクターで、次々と殺されている7人のロボットたちの事件と共に進行し、全体のストーリーに深みをもたらせていて、やっぱり浦沢氏は良質なストーリーテラーだなと思った。



つい、元ねたである手塚治虫版との比較になってしまうが、手塚版は7人のロボットたちのバックグラウンドにはそれほど時間を割いていないけど、浦沢版は7人のロボットたちひとりひとりの生きる世界やドラマを詳細に描いている。つまり、私たち読者は、自ずとロボットたちに感情移入してしまう。2巻ではブランドがその犠牲に。ブランドがプルートウとの戦闘のためにパンクラチオンスーツに着替えるシーンを思い出すだけでも胸が詰まる。しかし、なにより、浦沢版で大きな地位を占めているゲジヒト刑事がいつかプルートウに殺されると思うと、想像するだけでもつらいよ…。



1巻の終わりでアトムが登場し、2巻の終わりでウランが登場すると言う、単行本としての構成もばっちり。計算し尽くされている…。




いやはや、あらゆる点からみても、非の付け所のない作品です。日本中の、いや、世界中の人に読んでもらいたいワ。


 


ちなみに、今回の初回限定版は、昭和30年代の復刻版マーブルチョコの箱&マーブルチョコに封入されていたアトム他キャラクターシール(手塚版)と、同じサイズの浦沢版キャラクターシールが付いています。1巻が手塚治虫の漫画「鉄腕アトム~地球最大のロボット」だったので、それと比較するとたいした特典ではない。でも、ワイド版はカラーだし、表紙の仕様もかっこいいし、気に入ってる。お買い求めはぜひ豪華版をおすすめします。




★レビュー:浦沢直樹「PLUTO」×手塚治虫「鉄腕アトム - 地上最大のロボット」





3巻の特典はアトムのフィギュアでお願いします!(blogランキング)

西原理恵子の漫画を何冊か友達から借りたので、しばらく西原漬けの日々になる予感。まずは、毎日新聞に連載しているノンフィクション漫画「毎日かあさん」から。

まず、彼女の絵は、お世辞でも絵が上手!!とは言えないのだけど、なんだか味がある。あたたかくてほわんほわんしている。特にこの本が、オールカラー、しかもベースはパステル調だからかなという気もしなくはないけど。


私は独身だし、子どもを育てたこともないのだけど、この漫画をとても興味深く読むことができた。子どもの世界って未知だわ…って思った。そして、子育てってやっぱり大変そう…と思った。だけど、同時に、かあさんは強いなあ、かっこいいなあ…ってすごく思ったんだよね。


第1巻は、子育てのストレスか(離婚のストレスか)、子どもに隠れて大好物のカニをむさぼる「カニ母編」で、第2巻は息子が小学校に入学した後を描いた「お入学編」。もうすぐお母さんになる私の姉にこの漫画をプレゼントしようと思いました♪ええ話や~


石原慎太郎知事とのインタビューが巻末にある意味はよくわかんない。(blogランキング)

すべてを観終わって、ラストシーンで拍子抜け。このドラマは一体何だったんだ!?せ…せめて、頭の中を整理させてくれ…。


1~2話:ヨンウン(ソン・スンホン)を中心にチームメンバーが集まる。

3~5話:ヨンウン逮捕。チーム団結へ。

6~12話:セクハラ訴訟。

13~14話:人身売買事件訴訟。

15~16話:チームのひとり、ジョングンの父親の会社が倒産危機に。


こんな展開の中に、チーム内での色恋沙汰がちらほら…というのがこのドラマの大筋。この展開を見て分かるとおり、裁判ドラマという点では大変バランスが悪い。セクハラ訴訟は6話分もやっておきながら、人身売買訴訟はたったの2話で解決。最初と最後の話は裁判まで持っていくことができず、中途半端に事件(めいたもの)が解決。


そして、ラストはとってつけたようなシーンで、正味30秒の会話のみ。「台湾でいい仕事が見つかったぜ」「よし、やろう!」「ファイト!!」と言って、チームのみんなでジャンプして終わる。気合を入れるときに「ファイト!」というのは日本人だけだと思っていたのだが、韓国人も同じだったということを知ることができてよかった…ってなわけはなく、いかにも、「人気がなくて打ち切りになりました」的においぷんぷんのラストで、非常に悲しかったワ…。ちなみに、ラストシーン、5回リピートしたら笑いを超えてとまどいが生まれてきて…(レビューの冒頭へ続く)

★レビュー:ロー・ファーム ~法律事務所~ (第4話~第8話)

★レビュー:ロー・ファーム ~法律事務所~ (第1話~第4話)


とりあえず、ソン・スンホンはかっこいいよね。(blogランキング)

「アビエイター」

aviator  レオナルド・ディカプリオ主演映画「アビエイター」。アメリカでも観ていたけど、ただチケを入手したので、再び見に行くことに。まあ、何度観ても同じ感想なのですが、残念ながら、マーティン・スコセッシ監督がアカデミー賞作品賞を逃したのも当然かと思うわけですよ…。

ディカプリオが演じるハワード・ヒューズは、異常なまでに飛行機に取り憑かれてしまった偏執狂の実業家。そんなやばめな役どころはディカプリオのお得意とするところなので、みんな相当期待していると思うけど、実はその部分がこの映画のネックとなってしまっているのよねぇ。狂人になりきてれてませんがな。ヒューズはもっともっと挙動不審だったはず。こんなにかっこよくないって。それに、さあ。そもそも論ですが、ディカプリオって童顔だから年取った役が合わないと思う。おじいちゃんになりきれてないもん。足りない…何かが足りない…そう思いながら映画が終わってしまいました。総括するに、メインの役どころで配役まちがってるから、全体的にバランスが悪い映画になってしまった。でも、そんなに許せないわけでも、面白くないわけでもない。点数をつけるとしたら、及第点いくかなってところかと。もう一押しっ!


しかし、今日は疲れたわぁ。15時スタートの忌野清志郎@代々木公園を堪能しすぎて、「アビエイター」を見るためにぎりぎり開演10分前にヴァージンシネマズ@六本木ヒルズに着くはめに。当然、よい席はなく、前から2列目の席に座って3時間弱。首はつるわ、腰は痛むは、画面はぶれるわ、目はびりびりするわ、非常に疲れた。朝から何も食べていなくておなかも減ってたし。前から2列目の席だったら、せめて1時間半が限界ですよ...。あー、ツラかった。


「アビエイター」は飛行士という意味です。(blogランキング)

tiger よッ、お待ちしておりやした!「饅頭怖いの巻」、別名「阿部サダヲの巻」!?古典落語「まんじゅうこわい」とは、そいつぁそいつぁ有名な噺で、俺に言わせりゃぁ知らねぇ人はいねぇんじゃあねぇ だろうかと思うけれども、簡単に説明してやろうってんだ。

 

ある日、みんなで怖いものについて話をしていたら、ある生意気な男が、みんなの言う怖いものをことごとく否定しやがるぜ。「じゃ あ、そんなお前はいってぇ何が怖いんだ?」と聞くと、「実は…饅頭怖いがこわい」つぅってんだ。 そのセリフを信じた周りの人が、その生意気な野郎を懲らしめてやろうと、大量のまんじゅうを買ってきて野郎の枕元に置く。けどよ、実はその野郎は饅頭怖いが大好きで、喜んで大量のまんじゅうを喰いてやがる 。それを知った周りの人々が「いってぇ マジにこわいものは何なのだ」と野郎に問いつめると、「へへ、ここらでいいお茶が一番こわい」つうのがオチ。

前回の「芝浜」と比べたら、随分ポピュラーで、単純な小話だぜ。 そんな 噺をモチーフにされると、ドラマに対して親しみは感じるが、いっぺんに、落語をもっとも知りてぇと思ってやがる人にとったらつまらな~い、つうことになるのでは、と観る前は不安に思っていたのだけど 、そこはさすが、クドカン。壁にぶつかったどん太(阿部サダヲ)を使ってうまいことまとめやしたなあ。あ~、面白かった。大筋のストーリーの部分でいま一番気になるのは、メグミ(伊東美咲)の前のダンナ。これから出てくることって…あるよね!?


次回は「茶の湯」。別名「荒川良良の回」となりそうだぜ。こいつぁ楽しみだぜ!


★レビュー:タイガー&ドラゴン #01 芝浜の回
★レビュー:タイガー&ドラゴン 三枚記請の回


あたしゃ、大きくて甘~いケーキが怖い。(blogランキング)

black11

9,10巻に引き続き、「精神科編」。相変わらずブラックな内容だ。

 

「医療観察法」という法律が出てくる。これは「過去何度も持ち上がっては立ち消えととなった有名な法案」らしい。内容は、「犯罪を犯した精神障害者は施設に収容して再犯の恐れがなくなるまで収容する」というもの。これが精神病患者を「生涯、施設に隔離することも可能にする法律」として、「戦前の治安維持法と同じく」何かしでかそうな人は人は抑えておくというものではないか、また、再犯の恐れがなくなる、つまり精神病が完治したという判断はどうやってするのかという点で、いろいろ議論がされている法律らしい。

 

 《心神喪失者医療観察法》 精神科医や精神保健福祉士らのチームが国のガイドラインに基づき個別に計画を立て、先進的治療を提供する。保護観察所の社会復帰調整官も病院や自治体と連携して支援する。入院は1年半が基本。半年ごとに裁判所が入院継続の是非を判断し、本人が退院を申し立てることもできる。通院は最長5年。入院期間の制限はなく、「社会防衛のため、長期入院させられるのでは」との懸念もある。(2005年3月27日朝日.comより)

 

この法律は「01年に起きた大阪教育大付属池田小の殺傷事件で新たな制度を求める声が高まったのをきっかけに、03年に成立し」、国の見解としては「精神医療全体の底上げにつながる」と評価しているらしい。施行は今年の7月。しかし、ここで問題が。現在、「専門病棟が住民の反対などで十分確保できない」。住民の反対とは、精神病棟が近所にあると「危険だ」「逃げたらどうする」「地価が下がる」と言ったもの。まだ、この法律施行に向けて必要な新病棟建設が着工できたのが全国で3箇所だけで、改正案には「都道府県立精神病院を代用するなどの経過措置を新たに盛り込む方向で、今国会にも改正法案を提出、遅くとも秋には成立させたい考え」らしい。「異例の施行前改正」ということで、ニュースになっている。

 

「精神障害者の再犯率は健常者に比べてずっと低い」という事実を受け止めることのできない地域住民の理解不足が問題なのか?そもそも憲法の「基本的人権」が侵害されているようなこの法律成立自体がどうなのか?いろいろ考えさせられるところ。

 

頭が痛い。(blogランキング)