親と子

最近よくあったご相談内容は

親が子供の事を心配だという内容でした。

息子がうつ状態にあって心配なお父さん。

娘がクラブで働きだして心配なお母さん。

鬱状態だという息子さんは趣味があって
趣味が仕事になればいいなと思って
いらっしゃるようでした。

だけど、今は食べて行くために働く必要が
あって、どんな仕事につくのが良いのか
迷っていました。

お話会にきて下さった方だったので
その場では簡単なセッションをしました。

入ってみると、息子さんにはあまり問題が
みられませんでした。

というのは今はまだ、生活の糧を
一つに絞る必要は無く
これから色々な経験をしていって
次第に自分がはっきりとしてくるという
内容でした。

お父さんはしきりに息子が問題だ～
息子は・・・。息子は・・・。

と仰っていたので、今度はお父さんに入ってみました。

すると、これはお父さん側の問題だと気がつくのです。

お父さんの中に根深い葛藤があって
その現実をみることげできないので、
いつの間にか、息子の問題にすりかわって
いたのです。

ご本人はその事に気がつかないので
自分の中の大きな葛藤が息子のせいだと
思ってしまっていたのです。

言葉にも出すものだから
意識で繋がっていたその親子は
無意識で息子さんに負荷をかけてしまっているの
でしょう。

別の親子で
娘さんの選ぶものがことごとく
お母さんに心配をかけてしまう
母子。

お話を伺っていると
お母さんの中の問題が
娘さんにすりかわっているようでした。

親子、家族はとても深い繋がりがある
ソウルメイトです。

自分の中の問題に気がつかせてくれるのも
また、家族だったりします。

思考の癖

セッションの後で相談にのることがよくあります。

この時に問題になるのは『思考の癖』です。
セッションはみんな何かしらの問題を抱えて
きていますから、その後の生活で
メッセージを活かそうとしていますよね。

だけど、私たちには思考の癖があります。
この思考の癖は厄介なんです。

なぜなら、自分では見えにくいから
思考の癖に気がつかず物事を選択して
しまっているから。

一瞬は気付きを得ても、選択の段階になったら
いつもと同じものを選びがちです。

私たちは日々、選択の連続です。
選ぶ事で未来が決まってきます。
自分の優先順位があります。

催眠療法でこの思考の癖に気付く事が
できて、今度は自分でその癖をどうするか
選ぶんですね

癖になっていることですから、よっぽど
意識してないとその癖で選んでしまう事に
なります。

まずは、自分を知る事が大切ですね

潜在意識で変化を起こす

昨日のブログでお話ししたように
催眠状態で見た事が
現実の世界に反映される事は
よくあることです。

ひまわりが関わったヒプノリーディングで
先日も起こりましたよ。

ある女性Hさんの体調不良のご相談。

実家は関東ですが今は札幌在住の方。

Hさんのお母様はすごく世話好きで
奉仕的な女性です。
一方、Hさんはどちらかというと
お世話されたい方の性格です。

Hさんは子供の頃から体が悪くて
お母様はずっとHさんのお世話をしていたと
同時に、大人になったHさんをいつまでも
子供のようにみているのですね。
Hさんはお母様の奉仕的な部分は認めつつ
気持ちの上では重く感じていました。
そうしてHさんはいつからか、現実逃避する
ようになっていきました。

Hさんは体調が悪くて、食事を作るのも
なかなかできず、栄養面も偏ってしまっていたようです。
体重も５キロ落ちたと仰っていました。

催眠でのメッセージでは、今、お母様のお力を
お借りして現実的に体をみることが必要だ
ということでした。

Hさんは大変スピリチュアルに傾倒していて
様々なワークに参加しています。
ですが、今はまず、現実的な方法で
体をケアする必要があったようです。

セッションの後で、『しばらく実家に戻って
みては？』とお話ししました。
Hさんは私にお母様への気持ちを分かってもらえた
だけでも嬉しいと言っていました。

その後、夜にHさんからお電話がありました。
急にご実家からご両親が彼女に会いに札幌に
きてくれる事になったというのです。
すごく突然の事でした。

驚いていました。
催眠をしたからかなと言っていました。

数日後、Hさんと会う機会がありましたが
久しぶりに会ったお父様とお母様が
変化されていてとても良い関係だったそうです。

催眠療法をやっていてこういうことは
本当に多いです。

私たちはみんな深いところで繋がっているのですね