2024.5.1

旅行6日目 No.2 マクロードガンジ泊

 

 
おばあさんとバイバイして、ダライ・ラマテンプル(ナムギャル僧院)に向かおう。
 
たった写真一枚でおばあさんに自宅まで招き入れてもらい、貴重なお話まで聞くことが出来て、私の気分は最高潮アップアップ
 
 
とーっても満たされた幸せな気持ちでテンプルロードを歩いていると、
隅っこで寒そうに縮こまっている物乞いの父と子が座っていた。
 
 
ダラムサラでは、チベット亡命者よりも貧しいインド人の物乞いをたくさん見かける。
この父子も、全身真っ黒けでガリガリに痩せこけて、顔も煤けていた。
 
 
普段なら、身体障害があったり働けない程高齢だったりしない限りは、ただ座って物乞いをしているような彼らみたいな父子にはお金はあげない。
 
 
でも、何せ私は今とーっても気分がいいのだニコニコ音譜音譜音譜
寒そうにしている様子が気の毒に思えて、引き返して50ルピーを渡した。(普段なら20しかあげない)
 
 
そしたら、その5、6歳の子供がキラッキラに目を輝かせて超笑顔で「センキュー!!爆笑」と大きな声で言ってくれた。
父親も続いてキラッキラの目で「センキュー!!爆笑」ってすっごく喜んでくれた。
 
 
思いがけず素敵な反応が返ってきて、幸せのおすそ分けのつもりだったのに、
彼らの純真な笑顔を見てこっちが更に幸せな気持ちになった。
 
 
その後も、私が彼らの前を通る度に、この父子はキラッキラの目と最高の笑顔で「ハロー!!爆笑」と手を振ってくれた。
彼らが物乞いからいつか抜け出して、自分の力で生活していけるようになるといいなと思うけど、
お金をあげる人がいるからダメなんだよ物申すはいすいません煽り
 
 
民族衣装のチュパで正装をした若い3人組の女の子とすれ違った。
若い人が着ているのって珍しい。何かあるのかも!
 
 
追いかけて行って、
「エクスキューズミー!みんなチュパを着ているけど、何か特別なイベントがあるんですか?」と聞くと、
 
 
「たった今、His Holiness(ダライ・ラマ14世)に謁見してblessingを受けてきたのよ。」
 
おぉ〜、今も謁見できるのか!!
マクロードガンジに過去に5回も来たことがあるのに、私は1度も謁見できたことがない。
 
 
ダライ・ラマがマクロードガンジに居ない時期だったこともあったし、
確か前に「もう高齢だから謁見の機会を減らしている」みたいなことを聞いたから、もう簡単には出来ないものだと思いこんでいた。
だから、今回は初めからダライ・ラマに謁見しようなんてことも全く考えなかったし、調べてもいなかった。
 
 
今回ももう時間もないし無理だな。
チベタンの友達に「6回も来たのに会ったことがない」と話したら、
「それは君が心の底からそれを望んでいないからだよ。もし心の底から望んでいたら、His Holinessは100%それに応えてくれる。」って言われたわ。
 
 
あそこにダライ・ラマがいらっしゃるのね。警備の人がたくさん。
 
チベタン女性の伝統衣装に三つ編み姿、素敵だわキラキラ
 
 
チベット国旗が付いたリュックを背負うおばあちゃん。
 
チベタンはよくターコイズのアクセサリーを身に付けている。カーディガンもターコイズ色だね。
 
かわいいおばあちゃんに写真を撮らせてもらった飛び出すハート手にはマニ車と数珠。
 
今日は、ダライ・ラマテンプルの周りのKora circuitを歩いてみよう。
ここのことも、今回初めて知った!
 
Koraは日本語ではコルラと書かれることが多い。
コルラは、チベット仏教徒が信仰の対象や聖地を時計回りに巡礼すること。(ボン教徒は反時計回りにコルラする。)
 
 
人工物では、僧院・寺院やストゥーパなど、自然物では聖なる山や湖、鳥葬場などの周りを、
マニ車を回したり、マントラ(オンマニペメフム)を唱えたり、数珠を数えながらコルラする。
 
 
2007年にチベットに行った時も、あちこちでコルラする人々を見かけた。
ラサのポタラ宮の周りをコルラする人々。
 
バルコルをコルラする人々(以下三枚同じ)
 
 
 

コルラは歩くことで成される場合もあれば、五体投地を繰り返すことで成される場合もある。

ただ歩くよりも五体投地によるコルラの方が、一周だけのコルラよりも多く回る方が、または縁起のよい数字の回数コルラする方が大きな功徳を積むことができるとされているそう。

 

 

五体投地とはこれのこと。
これで聖地カイラス山の巡礼路一周52キロをコルラするチベット人も居るんだとか。
チベタンが歩くと1日(普通の旅行者は3日)、五体投地だと二週間かかるらしい。
 
ラサのポタラ宮前で五体投地する人々。
 
では、コルラスタート!
たくさんのルンタ(タルチョ・旗)が掛かっている。
 
マントラ『オンマニペメフム』が書かれた石。
 
 
 
 
経文が印刷されたルンタ(タルチョ)が風になびく度に経文を読んだことになる。

 

5色から成り、青は空、白は雲、赤は火、緑は水、黄色は土を象徴している。

 

 
次々に色んな物が出てきて、コルラしていて飽きない。
 
時々チベット人も来る。
 
たくさんの数のマニ車がある。全部回しながら歩こう!
 
 と思ったけど、あまりにも多くて、
 
 多くて、
 
 多くて、
 
 多くて、
 
 多くて、途中でやーめた!笑い泣き
 
このおばあさんはかなりヨボヨボだったけど、頑張って歩いていたよ。
 
 マニ車にも色んな種類があった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わー細かい!
 
 まだまだ続く。
 
 大きなマニ車もあった。
 
これ好きだな。
 
インド人の女性たちが工事の作業をしていた。
 
 
 
 ストゥーパが出てきた。
 
 
 
緩やかな坂が結構きつい。あとどれくらいだろう?
 
 
マニ車修理中。 
 
 
 
 
お、そろそろ終点かな?
 
かな?
 
ゴール!!キラキラ
 
私の足で約45分の巡礼路だったよ。
チベタンたちにもたくさん会えたし、静かでとっても素敵な巡礼路だった!
ちょっとは徳を積めたかな?
 

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