【ここまでのルートをおさらいニコニコ


 神戸→中国→チベット自治区→ネパール

→インド→パキスタン→インド→バングラデシュ→インド→パキスタン→中国新疆ウイグル自治区→キルギス→カザフスタン(素通り)→ウズベキスタン→トルクメニスタン→イラン→トルコ→シリア→イエメン→ヨルダン→イスラエル→ヨルダン→エジプト→スーダン(日本を出て1年2ヶ月)



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2008.5.24

 

<本日の移動>→客船→9:30ワディハル

ファ→19:30→電車→(夜行)

 


朝起きるとヒデが、



「昨日全然眠れなくて、いつも通りどんど

ん悪いことばっかり考えて、離れるために

アフリカ止めてスーダンから引き返そうと

思ってた。」



と言っていた。そこら中を殴りたい衝動に

駆られて苦しくて一人で泣いてたらしい。

本当にこの人大丈夫かな・・・



9:30 スーダンのワディハルファに到着!

 

(2011年からスーダンと南スーダンに分かれたよ)

 


17時間の船旅を終えて外に出ると・・・

 

 

暑い!!!暑い!!!!

 

 

とにかく暑い!!!

 


何て暑さなの!!ゲッソリ

 

 

まずはレジストレーションオフィスを目指す。外国人はビザ(100ドル)の他に、

入国後3日以内に外国人登録(40ドル)

もしなくてはいけない。

 

 

暑い・・・・・・この時期のワディハルフ

ァの平均気温は40度晴れ

 

「暑い~~~~。車捕まえて行く~?」

 

 

って提案すると、若いセイジくんたちが、

 

 

「オレたちは歩く!まだここで甘えたくな

い。ここで無理ならアフリカなんて旅でき

ないですよ!!キラキラキラキラキラキラ

 

 

若い~~~!かっこいい~~~!!拍手

私も若い頃は意地でも歩いたな。

 

 

「じゃぁ歩こっか。」

 

 

どれくらい暑いのかと言うと、

 

 

男の子たちはTシャツを、私は首タオルを

水道の水でビチャビチャに濡らして歩き始

めたけど、ものの10分でカラッカラに乾

てしまった。

 

 

それくらい暑いのだ。湿気がないからカラ

ッとした暑さ。

 

 

しばらく歩いていると、スーダン人の乗っ

たトラックが止まって、「乗る?」って聞

いてくれた。

 

 

結局余りの暑さに、トラックの荷台に乗せ

てもらうことにした。

ありがたい!!お願い

 

 

みんないい笑顔照れ

 

レジストレーションオフィスでは、カウン

ターを6か所もたらい回しにされて、やっ

と終了。

 

 

文句を言いたいのはやまやまだけど、あの

猛暑のなか、仕事してるだけでエライ。 

 

 

86ポンド=約4300円払って、外国人

登録終了。

 

その後みんなでレストランに入った。

 

プハァ~~~~~~!!!!炭酸が美味しい!!!

 

暑くて全く食欲が出ないよね。

 

 

私たちは今夜の列車でワディハルファを出

る予定だ。それまではこのレストランで休

ませてもらうことにした。

 

 

夕方、近くの安宿でシャワーを借りられる

ことになり、順番に浴びに行くことになった。

 

 

風はまるでドライヤーの熱風で、

シャワーをしてレストランに戻ってくるた

った数分の間に髪が殆ど乾いてしまうほど。

 

 

18:00 ワディハルファの駅に向かう。

 

砂漠の中にある駅。

 

これが私たちの乗る列車。

 

座席はちゃんと決まっているのに、スーダ

ン人は押し合い圧し合い。

 

 

シートは外から吹き込んでくる砂で真っ白

だった。

 

 

景色のいい窓際に座らせてもらったものの

窓からひっきりなしに吹き込んでくる

ドライヤーみたいな熱風が顔に直撃し続け

て、息をするのがしんどいチーン

 

 

今までに経験したことのない暑さだ。

 

 

列車の中に売りに来たパン(1ポンド=

約50円)を購入してその熱風が直撃する

中パンを食べていたら、

 

 

ふわふわもちもちだったパンが、

食べ終わる頃にはほぼラス

チーン

 

 

この列車には何と電気が一つもなく、日没

後は完全に真っ暗で、向かい合って座った

みんなの顔さえも見えない位だ。

 

 

電気のない列車は初めて!

これにもし一人で乗ってたら怖かっただろ

うな滝汗みんなと一緒で良かった。

 

 

その真っ暗闇の中、顔をライトで照らしな

がら【怖い話大会】で盛り上がった。

 

 

固い粗末なシートに座ったままではなかな

か眠ることも出来ず、みんなしんどそうだ

った。

 

 

明け方近く、目が覚めるとヒデが居ない。

しばらくして戻ってくると、やっぱり【発作】だった。

 

 

「この一か月で作り上げて来た信頼が一瞬

で消えちゃうような酷いことを考えちゃう

んだ。」

 

 

と言って、真っ暗闇の中私の肩に顔を埋め

てまた泣き始めた。

 

 

すぐ側に座ってるみんなに聞こえちゃわな

いかとドキドキしながら慰めた。

 

 

新しい国に入ったばかりでこんなに楽しい

道中なのに、ヒデだけはどん底だった。

 

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【お願い】

ヒデに関するコメントに返信するのはしんどいので

避けて貰えると有り難いですお願い


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<本日の出費>

コピー 1

レジストレーション 86

水 5

昼食 3.5

パン 1

シャワー 2

列車(アブハメド) 20

お茶 0.5

ジャム 1

計 120スーダンポンド=約6000円

 

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