2007.12.2
今日も観光、観光
ガイドブックを見ると、シャーヒ・ズィンダ廟がすごく良さそうだ
歩いて行ってみよう。
早速、入場料+カメラ持ち込み料を払って中に入ってみる。
え・・・・・・しょぼっ
「えっと・・・これは、シャーヒ・ズィンダ?」
「ハズラット・ヒズルモスクだよ。」
ぬぁに!!??間違えた~~~!!
こんなちっちゃいモスク入らなくてよかったのに~!!
気を取り直して、シャーヒズィンダを目指して階段を上ると・・・
おぉ~~~~~~~~~~~~~~!!!
ターコイズブルーの世界
シャーヒズィンダ廟って、どんな所??
知らない・・・
今更調べてみた。
シャーヒズィンダとは『生ける王』という意味で、こんな伝説があるそうです。
676年に預言者ムハンマドの従兄であるクサム・イブン・アッバースが、
イスラム教の布教のためにサマルカンドにやってきたそうです。
翌年の677年、彼は礼拝中にゾロアスタ ー教徒に襲われて、
首を切り落とされてしまいました。
ところがアッバースは何事もなかったかのように礼拝を終え、
自分の首を拾って深い井戸に潜って行きました。
彼はそこで永遠の命を得て、イスラムが危機に陥ったときに助けに現れるそうです。
だって。
葬られてるのは色んな偉い人なんだって。
ちなみに、
二度シャーヒズィンダ廟群に礼拝に来るとメッカに一度行ったのと同じだとみなされるんだって。
それはすごいね!!
あと、さっき登ってきた階段は「天国への階段」って呼ばれるらしく、
この階段の段数を数えながら上り下りして
行きと帰りで同じ数だったなら天国へと行くことができるんだって。
しまった、数え忘れたし!!
では、青の世界をお楽しみ下さい
いやぁ~~きれいだった!!感動した!!
裏に回ると、一般人の墓地があった。
日本のお墓と違って、一つ一つの墓石に亡くなった人の肖像画が彫ってあって、
それがめーちゃくちゃリアルで怖い
暗い感じはしなかったけど、リアル!!おばけが出てきそう。
こういうお墓は旧ソ連圏共通らしい。写真は怖くて撮れなかった。
夕方、田井くんと一緒にレギスタン広場へ出かける。ガラッガラ。
警官が私たちを見つけると、すぐに声を掛けてきた。
ドキン!!
「レギストは?」って聞かれるのか???
ドキンドキンドキンドキンドキン
サマルカンドに来てからは正規の宿に泊まってるから心配ないけど、
タシケントの分を見せろって言われたらどうしよう・・・
と思ってたら、
「ミナレット(塔)に上がってサマルカンドを一望しないか??」
小遣い稼ぎかい!ビビらせないでよ。
「えーーーーーーー、いくら?」
「3000スムでどうだ?」
と、ニヤニヤ
「えーーー高いよ。」
「じゃぁ2500は?」
「高い!!」
「オーケー、2000スム(約170円)でいいぞ。」
と警官。交渉成立
正式に公開されていないこのミナレットには、
こうやってお小遣い稼ぎの警官にチップを払うと上らせてもらえる。
内部はとっても狭くて、一人ずつしか体を屋根から出せないくらいの穴しかなくて、
田井くんと交代で体を出して写真を撮った。
景色は最高!!サマルカンドを囲んでいる山々も雪で覆われててとっても美しい。
下に降りると、同じ警官がまた待ち構えていた。
「三つの建物を見るチケットは、正規で買うと5000だ。オレに2000払えば三つ全部問題なく見られるぞ。」
と、ニヤニヤ
噂どおり、ウズベキスタンの警官、腐ってるな~~~~~~~~~~
でも安い!!買った!!←私も腐ってるな~~〜〜。
警官は使用済みのチケットをどこからか持ってきて、
「もし係員に聞かれたら、昨日も来たんだってこのチケットを見せろ。」
と、ニヤリとして去っていった。
建物の中もきれいだったし、夕日もきれいだった!!
今日もいっぱい観光して充実してたな~。
バハディールの夕食は、卵3個分くらいありそうなオムレツと、スープ、パン、すっぱいトマト、ざくろ。
今日も大満足ここは本当に心のこもったサービスをしてくれる
安いだけじゃなくて、みんなが薦める理由がわかるな~。
バハディールがすごくよかったから、11年後にその息子がやっている宿に泊まったら
最低だった!!あのボンクラ息子め!!
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<本日の出費>
宿 9100
入場料 6000
安全ピン 100
パン(昼食) 500
靴下 1500
レギスタン広場 4000
計 21200UZS=約1800円