2009.9.16
<本日の移動>ニューデリー16:20
→(夜行)→コルカタ19:30
ドバイの疲れが残っていたのか朝どうしても起きられず、
結局宿を出てチケットオフィスに行ったのは11:30過ぎ。
出来れば今朝の列車ですぐにコルカタに戻
ろうと思っていたけど、絶対無理だったな
チケットオフィスに行くと、
今日の夕方のPoorva Expressの最後の
一席が残ってた!!ラッキー
(442RS=約884円)
でも、中段だった・・・・
今までこのデリーとコルカタを結ぶ
Poorva Expressで何度も行ったり来たり
したけど、24時間以上掛かるから絶対に
上段を取るようにしていたのだ。
上段ならずーーーーーーーっと自分一人で
占領出来るし、一日中横になっていることが出来る。
でも、中段だと日中は座席をベッドにする
ことが出来ず、下段にずっと座っていなけ
ればいけない。疲れる~~~
でも少しでも早くコルカタに戻りたいから
今回は仕方ない。頑張ろう
定宿ホテルナブランの部屋の壁の落書き。
『豊かな青春 みじめな老後』
ここ十年くらい、仕事を辞めては長期の旅
に出ることを繰り返している私はドキッとした。
「楽しい」を最優先にしてきたこの人生。
その結果がみじめな老後だったらどうしよう~
帰国したらちゃんと働こう~~~。
ちなみに、後から知ったけど、
『金の北米、女の南米、耐えてアフリカ』
『豊かな青春、惨めな老後』
という言葉は、元々は80年代にバンコク
のチャイナタウンで大人気だった安宿の壁
に書かれたものらしい。
90年代にカオサンがバックパッカーの
聖地になる前は、チャイナタウンにバック
パッカーが集まっていたそう。
バックパッカー先輩たちはその後どんな
人生を送っているのかなぁ。
由子さんにこの想いは届いたんでしょうかね?
みんな好き勝手に落書きしてるけど、怒られないのかな?
お昼ご飯はまたオクラ丼を食べて、
16:20出発の列車に乗り込んだ。
同じコンパートメントの人たちは全員男性
な上に、みんな二人で一つの寝台しか取ってないから、
一段目に座っている時もギューギューで
サイアクだ
しかも、英語が殆ど通じないから会話も
出来なくてキツかった・・・・
18:30頃になるとみんな急にソワソワ
し始めて、リンゴを切ったり食べ物を用意
したりし始めた。
あっ、ラマダンか。
「あーー!!あなたたちムスリムなのね。
ごめん、私目の前で水飲んだりお菓子
いっぱい食べちゃってて。」
って言うと、みんな
「ノープロブレム!!」
そんなことよりも食べられることが
嬉しくて仕方ない様子でニコニコしてた。
あー今日は疲れたから早く寝よう。
2009.9.17
日の出前に食事を済ませないといけない
彼らが3:30に起き出して、
大声でワイワイ喋りながらご飯を食べてる
から、全然眠れなかった
9:00まで粘って寝てると、
「ドンドン!!」って起こされた。
シートを早く下ろして!って言ってる。
中段の人が寝てると、下段が使えなくて
他の人が座れないからね。
これは別の時の写真だけど、こんな感じ
のシート。
その後はまた姿勢すら変えられない程
ギューギューの中で座り続けて、本当に
きつかった
更に、いつもは24時間で到着するのに
この列車は3時間遅れだと聞く
あーこの集団は一体いつ降りるのかな~。
早く降りてくれないかな~。
ってずっと思っていたら、
ハウラー(コルカタの駅)の4時間手前
くらいでやっと降りた。
やった~~~
彼らが下車した瞬間、横になってグーグー
ハウラーの二時間くらい手前から急に物乞いが増えて、
子供はアグレッシブな感じや、シンナーや
薬物で壊れた感じの子が居て怖いくらいだった。
インドに戻って来て貧しい子供たちを見る
と、あートルコやシリアは楽だったなぁと感じる。
貧困を目にしない国では心が痛むことなく
平穏に過ごせるけど、
インドは何度来ていてもやっぱり辛い。
19:30デリーを出発して27時間後、
やっとコルカタのハウラー駅に到着!
プリペイドタクシーに乗って安宿街の
サダルストリートへ。
コルカタの街を見てるだけでワクワク、
ゾクゾクしてくる!!やっぱりこの街
が世界で一番好き
ホテルパラゴンに着くと、4、5人の
従業員が居て、私を見ると
「OH~~~ソノコ~~~!!!」
って握手で迎えてくれた。
我が家だ~。ホッ
生憎ドミはフルだったから、
180RS=約360円のシングルにチェックイン。
久し振りに行きつけの安食堂でカレーを
食べ、同じく行きつけのミルクセンターで
冷たくて美味しいラッシーを飲む。
私がトルコとシリアに行く前から滞在して
いた、マザーハウスの長期ボランティアの
友達がまだホテルパラゴンに居た
コーヒー好きなマサくんにはシリアで
買ったアラブコーヒーを、
ぽくそんにはアレッポ石鹸とインドでは
あまり見かけない垢すりタオル、
あさみちゃんにはアレッポ石鹸をお土産に
あげて、
シリアで買ったおかきをみんなで食べ
ながらいっぱいお喋りをした。
気心の知れた友達たちが居てくれるのは
本当に嬉しい。
私もまだまだ居たいけど、
海外旅行保険が切れる26日までには
帰国をしなければ!
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<本日の出費>
(9月16日)
宿 60
列車 442
水 12
おかし 20
ビリヤニ 40
ネット 20
昼食 40
計 634RS=約1268円
(9月17日)
プーリー 10
イドリー 10
チップ 10
電話 6
タクシー 65
宿 180
夕食 34
ラッシー 12
計 327RS=約654円