再投稿です。

2018.9.16前半

 

 

朝6時ごろ目が覚めると、夫が

「ちょっと熱がある。しんどいゲホゲホと言う。

 

 

その時は37.5℃くらい。風邪の症状も下痢もないから、

「休みなく観光してたから、疲れが出ちゃったかな。」

って軽く考えてバファリンを飲ませて二度寝した。

 

 

起きると熱は更に上がって、38℃台にチーン

夫は食欲がないから、私一人で朝食へ。

 

白いのは、ミルクがゆ。これとスイカ&ハミウリが沢山。

 

 

一人旅にも一人ご飯にも慣れっこだったはずなのに、めちゃくちゃ寂しいと感じる朝食だったしょぼん

 

 

黒シャツに、

 

「夫が熱で起きれなくて、スイカだけ食べたいって言うから部屋に持って行っていい?」

 

って聞くと、

 

 

「Oh.......持っていくから。」と。

 

 

「今持ってきてくれるって。」

 

 

と夫に伝えて待つこと5分。

 

 

・・・10分・・・・うーん

 

 

・・・・・・15分・・・・えー?

 

 

・・・・・・・・・20分・・・・・イラッ

 

 

ねぇ、今持っていくって言ったよね、今って。

 

 

しびれを切らして黒シャツに聞きに行くと、

ハッびっくりす、すぐ用意するから。」

 

 

黒シャツぅぅぅぅぅぅ~~!

忘れてただろぉぉぉぉぉムキー

 

 

夫はおいしい、おいしい、と沢山スイカを食べた。

スイカは解熱作用もあるし、よかったね!!

 

 

って思っていたら、しばらくしてひどい下痢が始まってしまったダウンダウン

熱もグングン上がってる。

 

 

下痢も始まったとなると、食中毒か。

明日はもうタシケントに移動だし、動けなくなったら大変。

 

 

黒シャツに「この辺りに病院ある?」って聞くと、

「うーん、じゃぁ僕の知ってるドクターに電話して来てもらおう。」

 

 

おお、黒シャツもたまには役に立つじゃないかひらめき電球

 

 

早くドクター来ないかなぁ・・・うーん

廊下に出て待っているとやって来たのは、

 

このおばちゃんポーン だ、だ、だ、大丈夫なの???

ドクターって聞いて想像してた感じと全然違うんだけど・・・

 

血圧と体温を測って、舌を見て、私に色々聞いてくる。当然ウズベク語で。

ちょ、ちょっと待って。と、黒シャツを探しに出る。

 

 

「エクスキューズミー!!通訳してくれる~???」

 

 

黒シャツはやって来て通訳するとまたすぐ出て行ってしまった。

 

 

今度は注射器を出して、夫にお尻を出せとドクター。

念のため注射器が新品かどうか確認しなければ!!

 

 

ちょ、ちょっと待って。と、また黒シャツを探しに。

 

 

「エクスキューズミー!!通訳してくれる~???」

 

 

黒シャツはやって来て、

「今開けたばかりの新品だよ。」って通訳するとまた出て行ってしまった。

 

 

ドクターは何の予告もなくいきなり夫のお尻にブスッと針を突き刺した。

夫は「イテッアセアセアセアセアセアセと叫び、

ベッドから体が浮き上がってたから余程痛かったんだろうね爆笑

 

 

それが終わると、お薬の説明。

ちょ、ちょっと待って。と、また黒シャツを探しに。

 

 

高々5分くらいの事なんだから、こう言う時くらいずっと居てよ~ムキー

スイカを配るのは誰でも出来るっちゅ~の。

 

 

ドクターは、「今打った注射で熱が下がらなかったら買いに行きなさい。」と、

ノートの切れ端に四種類の薬を書いてくれた。

 

 

「いくら?」って聞くと、ドクターは戸惑って、黒シャツに相談している。

 

 

黒シャツと話してる感じを見ると、ドクターがお金を貰っていいのかどうか迷っているのを、

黒シャツが「いいんだよ、いくらか決めて。」って言っているようだ。

 

 

後で調べたら、

【ウズベキスタンでは、全ての国民が国庫予算によって診療を無料で受けられることが法によって定められており、

公 立・私立の別なく診療は無料となるものがある。】らしい。

 

 

でも、私たち外国人だしね。

ドクターが請求したのは、40000スム=約600円。安っ。

 

 

今朝は部屋を替えてもらう約束を黒シャツとしていた。

夫は歩くのもやっとなくらいフラッフラだったけど、何とか荷物をまとめて移動した。

 

 

黒シャツは「ベリーナイスルーム」って言ってたけど、大して変わんない凝視

暗いし湿っぽいし。

でも、まぁバスルームはマシだからいっか。

 

 

私も相当疲れがたまっていたから、13:00まで眠ったぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅ

 

 

起きると、夫の熱は下がるどころか上がっていて、ドクターに言われた薬を買いに出ることにした。

 

 

宿の前の通りにロバが通った。

 

自転車の少年たちも。

 

薬局も全然英語が通じなくて困っていたら、お客さんが助けてくれた。

 

ドクターの書いてくれた処方箋と買って来た薬。

全部ロシア語(かウズベク語か?)で書かれててわけわからない。こんな物を夫に飲ませるなんて怖いわ~。

 

薬局の側のスーパーに入ると、前回も入ったパン売り場のあるお店だった。

夫が甘い物なら食べたいって言うから、焼きたての甘いパンを買って帰った。

 

でも、夫は食欲全然なし。下痢はどんどんひどくなっている。

 

 

あーあ、体調を崩したのが私ならよかったのに。

ウズベキスタン二度目の私がピンピンしていて、

サマルカンドを一番楽しみにしていた夫が動けなくなるなんてかわいそうえーん

 

 

一体何にあたったんだろう?

いつもご飯は全種類半分こして食べていたから、あたるなら私もあたるはずなのに。

 

 

数々の汚い国を旅してきた私の免疫力が異常に高いのか、たまたま夫が食べた部分だけ汚染されていたのか、

それとも、分け合ってない朝食の目玉焼きか。

卵、あり得るな~。サルモネラとか?

 

 

一人で外出するのも気が引けたけど、夫は行っておいでって言ってくれるし、

何より狭い部屋にずっと一緒に居て私まで感染して

二人とも動けなくなったらそれこそ大変だと思って、出掛けることにした。

 

 

薬局の近くのカフェへ。

 

プロフ、シャシリク、マンティ、サモサ、ボルシチ、ラグマン。

これにあといくつか足したら、もうウズベク料理全部って感じ。飽きる~~~。

 

 

ここでオーダー。アイスをおいしそうに頬張るかわいい男の子がいたよドキドキ

 

 

 

お昼ご飯はショルポにした。牛肉の塊と、ニンジン、ジャガイモなどが入っているさっぱり目のスープ。

サラダ要らないって言ったのに出てきちゃったから、仕方なく食べた。

全部で25500スム=約382円

 

遠くの席に座ってた赤ちゃんがすっごい見て来て、かわいかったドキドキ

 

手をパチパチしてたから、真似したら喜んでもっとパチパチしてた照れ

 

11年前の記憶と全然違う広い遊歩道を歩いて行く。

レギスタン広場からハズラティヒズルモスクまでの観光地を繋ぐこの遊歩道の両側にズラリと並ぶ建物は、

殆どがお土産物屋さん。

 

え~~、こんなんだったかなぁ~~??

こんなの前回なかったよ???この辺りには普通の民家が並んでいた気がする。

 

 

郵便局を探して歩いていると、少年二人が「コンニチハ」と話しかけて来た。

ウズベキスタンには日本語を学ぶ人がとても多くて、よく声を掛けられる。

 

 

少年たちに「ゆうびんきょくはどこ?」って聞くと「ユウビンキョク???」って言うから、

書いた絵葉書を見せたら、何だこれ?見たこともないな?何に使う物だろう?って顔をするから、

 

 

え!もしかして、手紙を知らない世代?メールしか知らないとか???ってびっくりしたけど、

「にほんのともだちにおくります。」とか色々説明したらわかって教えてくれた。

でも今日郵便局は休みだった。

 

 

その後もずっとついてくる感じだったから嫌で、「バイバイ」って言って速足でその場を去った。

 

 

まずはビビハニム・モスク。写真を見比べると、11年前からあまり修復が進んでいない。

 

1399年にティムールの命令で造り始められ、200人の職人と500人以上の労働者、

95頭の象が従事して1404年に異例の速さで完成した。

 

落成後間もないある日、礼拝中の信者の上にれんがが落ちて来て、

その後も落下が続いて礼拝を行うものは誰も居なくなったらしい。

 

 

以後崩壊が徐々に進んで廃墟となり、更に度重なる地震で姿を留めないまでに壊れてしまったんだって。

崩壊の原因は建設を急ぎ過ぎたことと、あまりにも巨大過ぎた構造にあったらしい。

 

 

何と、今はこの遊歩道に観光客を運ぶ電気バスが通っていた。

 

すぐ隣のシヨブバザール

前回訪れた時は雪が降っていて、めちゃくちゃ寒かったな~。

 

豊富なナッツ類

 

2018って書いてあるナン。

 

 

ザクロとブドウやさん。

 

もう一枚撮って、とおじさん。かわいい。

 

またまたナン屋さん。

 

 

カボチャとスイカ。

 

 

勉強中かな?

 

 

色々な酢漬けとかサラダ。キムチっぽいものもあるよ。

 

 

 

 

 

ウイグルのおじいちゃんみたい。素敵ドキドキ

 

黄色いのは砂糖の結晶、ナヴォット。

地元の人々には万能薬としても使われているんだって。

 

バザールって、楽しいよね。

楽しいけど、やっぱり夫と一緒の方が楽しいなぁ。大丈夫かな~。

こう言う時スマホが使えたらいいのにと思う。

宿で一人苦しんでいると思うと心配・・・

 

 

でも、もうちょっと観光を続けまーす。

(続けるんかい無気力

 

 

後半に続く☆

 

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