再投稿です。
2018.9.12 後半
いよいよ世界遺産イチャン・カラの中へ~
この西門を入るとチケット売り場がある。
イチャン・カラの中を歩くだけなら無料。
モスクなど見学するなら、殆どの見どころに入れる共通券が100,000スム(約1,500円)
懐かしいこれ覚えてる~。
ヒヴァのシンボル、カルタ・ミナル。
本当は109メートルの塔を作る予定だったけど、26メートルで工事が中断されたままなんだって。
だから、塔にしてはぽっちゃりしてるんだね。
道の両側にはお土産物屋が乱立していて、世界各国からのツーリストで溢れ返っている。
前回来たのは寒い寒い冬で、オフシーズンだったこともあって、
地元の人以外は殆ど歩いていなくてガラッガラだったし、お土産物屋さんも殆どなかった。
ちょっと寂しくなるくらいのすごく静かで風情のある旧市街だったのに、
あまりにも印象が違ってびっくりした。
ザ・観光地!(この表現伝わるかな)になってた。
ヒヴァの9月の気温は日中は30度を超える。
乾燥してるから汗はかかないけど、かなり日差しが強く暑い。
これ、この時期に売れるのだろうか・・・
お腹ペコペコだからまずはランチを食べに行きましょ
歩き方おススメのチャイハナFarrukhへ。
とっても柔らかいパプリカの肉詰め。
黄色ニンジン、ジャガイモ、キャベツなど一緒に煮込まれていて美味しい
ラグマンと言ううどんみたいな麺。
これは牛肉入り。
どちらも20,000スム(約300円)+サービス料6,000スム
ウズベキスタンは結構山盛りでパクチーが載ってくる。
パクチーが苦手な夫はこの後もずっと苦戦してた
私も夫ほどではないけど好きじゃない。
さぁ、ランチの後は行きたかったジュマモスクへ!!
超貧乏バックパッカーだった前回は入場料をケチり、ジュマモスクは見なかったの~
素敵な古い扉をくぐると・・・
213本もの木の柱が!素敵~~~
10世紀に建てられたけど、修復工事を重ねて今の形になったのは18世紀末頃。
柱の彫刻は一本一本違うよ。
一人通るのがやっとの暗くて狭い階段を81段上ると、42メートルのミナレット(塔)の上に出られる。
ミナレットから見たイチャン・カラの景色
あぁ~素敵だなぁ
私こういう茶色くて乾いた感じが好きなんだよねぇ
制服なの??かわいい
どこもこんな感じで土産物屋だらけ。
奥にあるのはクトゥル・ムラド・イナック・メドレセ。
メドレセとはイスラム教の神学校のこと。
広々とした中庭。
向かいのアラクリ・ハン・メドレセ
青がとっても美しい。
これはどこだったかなぁ。どこも似てるからわかんなくなっちゃった。ま、いっか。
タシュ・ハウリ宮殿
前回は、本当は共通券がないと入れないのに、
「他は1,000スムで入れてくれたよ?」って言ったら、係員が2分だけこっそり入れてくれた場所。
この国、今は係員とか警官にワイロを払ってこっそり、みたいなのがもう出来ない雰囲気になってる!
ここの二階がハーレムだったらしい。
大小163もの部屋があるんだって。
「ねーねー、前回泊まってた宿を見に行きたい!」
観光の中心地を抜けて裏路地に入ると、あった!ザファルベック。
でもこんなきれいだったかなぁ~???改装されたみたいだね。
裏路地に入ると、普通の民家ばかりで、ツーリストも誰も歩いていなくていい雰囲気~~
でも、暑くてもう疲れちゃった。
何か冷たいの飲もう、って入った商店のわんぱく兄弟。
ポーズ取って~って言ったらこうなって、
こうなった 笑
Smileを飲んでみましょ。
炭酸かと思ったら、ピーチ味のあまーいしかもうすーいジュースだった。
中に最初からストローが入ってるのが珍しい。2000スム=約30円
商店の外のベンチに座って休憩していたらおばちゃんや子供たちが寄って来た。
ノートを見ながらロシア語&ウズベク語を言うと「OH~~~」と喜ぶおばちゃんたち。
「あ、あれやってみようか。」
と折り紙を取り出すと、興味津々のこどもたち。
11歳とか言ってたから折り紙なんて興味ないかなと思ったけど、意外と喜んで遊んでくれた
まぁ、この後戦いごっこして潰してたけど
「お~い!この人これ作ってくれるよ~!!」
って言ったのか、別の子供たちがやってきた。
パタパタ~~~~~~!!!
「日本の食べ物だよ。」って言うと摘んで食べるフリもしてたよ
「どうやってつくるのかな・・・」
「ぼくにはむずかしいな・・・」
この子たちに作り終わったと思ったら、
また別の子供が、そしてまた別の子供が現れて・・・と収拾がつかなくなってしまった
夫もずっと横で手持無沙汰で待ってるし、そろそろ行こうか。
と、7、8個作ったところで退散。
みんなかわいかったなぁ~~~
一旦宿で昼寝休憩して、夜ご飯へ。
「前回ヒヴァに来た時に、長期旅行の私に新婚旅行のカップルがご飯をごちそうしてくれて、
日本のお菓子と文庫本までくれたの。すっごく嬉しかったんだよね。
だから、もし今回同じような貧乏旅行者に会ったら、その時の恩返しでご馳走したい!」
その日のブログ
って夫に話しながら食堂に入って行ったら、日本人が居た~~~!!
でも、3人も居たからや~~~めた!!
やめるんかい!
独りぼっちの寂しそうなバックパッカーならご馳走したのに〜。
私たちが入っていくと顔を上げて「あ、こんばんは~」と爽やかに挨拶してくれる若者たち。
若者たち。
って言葉が自然に出るほど私も年取ったんだなぁ~。
「イランビザが」「この後トルクメで」「国境越えが」とか
そういう話を少し得意げに大きな声で話している彼らの話が聞こえてくると、
自分が自由に旅ばかりしていた若かりし頃が懐かしくなった。
若者たちよ、私も11年前同じルートで旅をしたのだよ。
でも、今は夫との普通の日常生活が幸せだな~と心から思う。
夕食はこれ。
手前は牛のシャシリク(ケバブ)
マンティ(蒸し餃子みたいなの)
平たくて大きなヒヴァナン。
どれも美味しくて、全部で50,000スム(約750円)
食後はライトアップされたイチャン・カラへ。
ピカピカのネオン、なくてもいいのにな。テーマパークみたい。
こういうのとかほんと要らないと思う。
夜のイチャン・カラの内部は人通りも少なくて静かで素敵
日中は30℃越えでも、夜は一気に気温が下がって涼しい。
おぉ、夜は色んな色に光るのね。時代は変わる・・・
盛りだくさんの一日だった!!
ランキングにポチッと一票お願いしますラフマット!
<本日の出費>(二人分)
ピロシキ 2000
バス 1000×2
トローリーバス 1200×2
水 6000
イチャン・カラチケット 100,000×2
昼食 26000
Smile 2000
夕食 50000
計 290,400スム=約4356円+宿代 34USD