２００８．１２．１５
＜本日の移動＞（夜行）→７：３０ナスカ
クスコから１３時間半、ナスカに到着。
ナスカと言えば、地上絵。
幾度となくテレビで見て来たけど、不思議だよねぇ～。
バス停に到着すると、早速セスナの客引きが寄って来た。
情報ノートにも
客引きには付いて行ってはいけない。
って書いてあったから、最初はずっと無視していた。
でも、客引きの男はホテルまで付いて来て、
パンフレットを見せながら必死で説明を続けた。
「４０ドルからあるけど、この４０ドルの
セスナは３列で人数も多くて、飛ぶ高度が
高いからよく見えない。ちゃんと見たいな
ら２列で低く飛ぶこっちのセスナがいい。」
と６５ドルのフライトを勧めて来た。
決めるつもりは全然なかったのに、男の話
を聞いているうちに「いいんじゃない？」
って気になってきた。
でも、私はそこまで出すほどは興味がなかったし、
酔いそうだし、セスナも怖いから乗らないことにした。
ヒデは「６５ドルので行って来るわ」と言
って、１０：００から出掛けて行った。
私はナスカの町を一人歩き
広場の芝生も有名な“猿”の形に刈られてたよ。
ベンチにも地上絵が付いてたりして、町の色んな所で地上絵を見つけた
明日の別のツアーのことを聞きに行こうっと。
旅行会社をいくつか回って、地上絵のセス
ナのことを聞いてみると、衝撃の事実が
「あー！高度とか人数とか言うのは全部嘘
だよ。セスナは一律５５ドルで一種類しか
ないよ。客引きに付いて行ったんでしょう？」
ＹＥＳ，ＷＥ ＤＩＤ
かわいそうだからヒデには内緒にしておこうっと。
ナスカで客引きに付いて行ってはいけません。
お昼に合流して、ランチタイム！
野菜と魚介類が煮込まれていて、めちゃくちゃ美味しかった
飲み物パン込みで５ソル＝約１５０円。
せっかくナスカに来たのに、地上絵を全く見ないのももったいない。
セスナには乗りたくないけど地上絵が見て
みたい人には、ミラドールに行くと言う手がある。
ミラドールは展望台のことで、ナスカからバスで１５分程の所にある。
「ミラドールで降ろして。」って伝えてバスに乗り込んだ。
片道２ソル＝６０円で到着したミラドールの高さは約２０メートル。
料金は１ソル＝約３０円。
遠くから見たところ。
私たち以外誰も居なくて、ミラドールを独占
通って来たパンアメリカン・ハイウェイが見える。
地上絵はこれだけあるんだけど、
（韓国人と思われたのか何故か韓国語ｗ）
ミラドールから見えるのは、“木”と、
“手”のみ。
全部見たい人はやっぱりセスナだね。
もっともっと大きいものかと思っていたら、
ミラドールから全体が見えるほどの大きさだった。
ミラドールから降りて、ミラドール・ナチュラルと呼ばれる丘へも登ってみた。
そこからはたくさんの線が見えただけだった。
線は近付いてみると、こんな感じだよ。
紀元前１世紀から紀元後７世紀の間に、
ナスカ文化を築いたインカ人によって描か
れたものだと言われているらしいけど、
こんなに長い間、線が残っているのは本当に不思議
雨は殆ど降らない土地らしいけど、風で砂
が飛んで来て埋まったりしないのかなぁ。
その後も次々に新たな地上絵が発見されて
いるらしいけど、まだ何の為に描かれたのかは謎のまま。
私が生きている間に謎を知りたいな～。
パンアメリカンハイウェイに通り掛かった
バスを拾って、ナスカの町まで戻って来た。
今日の宿はEL MIRADOR DE NAZCA
（ダブル３０ソル＝約９００円）
宿の屋上から広場を眺めながらのーんびり。
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＜本日の出費＞
昼食 ５
ゼリー １
水 １
コーラ ０．５
バス ４
ミラドール １
キーホルダー ３
メロン ０．７５
夕食 ２．５
ツアー ３０
宿 １５
計 ６３．７５ソル＝約１９１２円
