世界一周ブログを中断して、2012年の

ミャンマー旅を再投稿しています。

とっっってもいい旅だったので、最後まで

どうぞお付き合い下さいニコニコ


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2012.12.26


イギー&トニーと一緒に次の街に行くのは

断念せざるを得なくなった。



なぜなら・・・生理が来た〜〜〜えーん

長時間のバス移動は危険すぎる。


二人と一緒にゆっくり朝食を食べた後は、

体調が悪くて部屋に引っ込んで寝たzzz



あーーーあ、男に生まれていればもっとも

っと自由に旅が出来たのに。



生理で移動の予定を調整したり、バスの途

中休憩でトイレを我慢したり、

一人じゃ危なさそうだから行くのを諦めたり、女性は大変だ!


ま、女性だからこそ旅先で得することも大

いにあるけど。



お昼前に復活して街歩きへ。

ここシーポーではよく尼さんの托鉢の行列

に会う。

お経を唱えながら一軒一軒店を回って、お

金やお米などを鉢に入れてもらっている。



ピンクの袈裟が鮮やか。


お坊さんと違って、尼さんたちのお経の声

はかわいらしい。



こんなに小さな子まで。


道端でゲームをしていた女の子たち。



昨日プリントした写真を渡しに行こうっと。



麺を食べた食堂の子供、服を買ったお店の

子供、葉巻屋さんのおじさん・・・

そして、東日本大震災の被害を嘆いて泣い

てくれた商店のおばあさん。



おばあさんは写真を見て、



「ミー、ベリーオールド。ベリベリオールド。」



って言いながらも、とっても喜んでくれて

奥から私の分だけコーヒーを運んできてく

れた。

おばあさんの家はとっても古くて、汚かった。



運んできてくれたコーヒーカップも古くて

汚くて、飲むのに抵抗があったけど、

せっかくのおばあさんの気持ちを無下にす

るわけにはいかない。



おばあさんと店の軒先に腰を下ろして、コ

ーヒーを飲みながら色々話した。



今度は一緒に写真を撮ろう!!って、通り

がかったイタリア人旅行者に撮ってもらった。

$Sonokoの一人ときどき二人旅

おばあさんの弟の孫。おばあさんは独身な

んだそうだ。

$Sonokoの一人ときどき二人旅


おばあさんはイスラム教徒だし、若いうち

に皆結婚するものかと思ったけど、

ミャンマーでは意外なことに「独身よ。」

って言う中年以上の女性に何人も会った。



おばあさんの弟は、片腕が肩から切断され

ていて、なかった。

切断するほどなんて、一体どんな大事故に

巻き込まれたのかって思ったけど、



おばあさんの説明では「転んだ。骨が折れた。ダメになった。」

転んだだけで切断??折れた骨を放置して

しまったとか?



私とおばあさんを撮ってくれたイタリア人

旅行者は、未だにフィルムのとっても古い

カメラを持っていて、本格的に写真をやる

人らしい。



おじいさんが絵になると思ったのか、写真

を撮らせてってイタリア人が言うと、

おじいさんは残っている方の腕を使って、「イヤだ。」って言った。


イヤだ、って言っているのに、イタリア人

はその後も何度かカメラを向けようとして

そのうちおじいさんは引っ込んでしまった。

イヤだって言ってるじゃん!イラッ



宿に戻ると、ドアにトニー&イギーからの

メモが挟まっていた。



「今からバス停に向かうよ。そのこ、もう

 僕たちを追いかけるのはやめてよ!?

 って言うのは冗談で、インレー湖で待っ

 てるよ!!!

 僕たちの日本人のベストフレンドへ。」



やばい!!バスが出ちゃう!!
慌ててバス会社に向かった。


私を見ると、オーーーーーー!!!!来て

くれたの、と熱いハグ。



「多分明日には出られると思う。一日遅れ

 で行くから待ってて!」

 


二人にバイバイした後は、ランチタイム。

チキンカレーにサイドディッシュがこれだ

け付いて、1500K=150円



これは食べてみなかったけど、たこ焼き器

みたいなので焼いてるスナック。



サモサ屋さん。



これは何かな〜??


道端の古着屋さんで手に取ったシャツ。
見ると、ローリーズファームって書いてある。しかも新品みたい。
$Sonokoの一人ときどき二人旅


横に居たお坊さんに聞いてみると、



「説明しましょう。東日本大震災がありま

 したね。その時に日本中から洋服の寄付

 が集まりました。


 でも、洋服が集まりすぎてしまい、その

 余った洋服はこうやってミャンマーに寄

 付されて、地元の人たちがそれを売って

 生活をしています。」



ほう。ちょうどTシャツが一枚ダメになっ

たところだった。

では、私が地元の人に貢献しましょう。

と、1000K=100円で購入。



おばあさんの所に寄って、今日の朝一緒に

撮った写真を届けると、

「もう出来たの??まぁ!!!」

って、ふっかふかの体でギューっとハグを

してくれた。



今からシャンパレスに行ってみよう。



標識かわいい。


かわいいこどもたちがいっぱいラブ









シャンパレスに到着して門をギギギと開け

て広い庭に入っていくと、番犬たちが牙を

剥いて私に吠えかかってきたゲッソリ



ワーーーーーーーン笑い泣き

私、犬が怖いんだよーーーーーぅ。

勇気を振り絞ってソロリソロリと建物に近

付いて行く。



ホッ。噛まれなかった。


これが王宮か。意外とシンプルだな。
$Sonokoの一人ときどき二人旅

中からとっても上品な老年の女性が現れて


「まずはあちらのプレイルームを見学して

 きて下さい。所々木が腐っているので、

 くれぐれも気をつけてくださいね。」


$Sonokoの一人ときどき二人旅

朽ち果てたプレイルームは時代を感じさせる。
$Sonokoの一人ときどき二人旅

$Sonokoの一人ときどき二人旅

本館に戻ると、最後の藩王サオチャーセン

の甥の奥さんで、現在パレスを管理してい

ると言うその上品な女性が、シャン藩王国

の歴史について説明してくれた。



彼女は明らかに一般の人とは違う気品を持

ち合わせていて、とても流暢な英語を話す。



イギリス植民地時代のミャンマーには、

インドなどと同じく一定の支配権を認めら

れていた藩王国がいくつもあったらしい。



その一つ、シャン藩王国のサオチャーセン

はアメリカ留学中に出会ったオーストリア

人女性と結婚する。



王妃となった彼女は、シャンの民族衣装を

着て地元の言葉を一生懸命勉強した為、

現地の人からもとても人気があったそうだ。


しかし、

1962年のネ・ウィンによる軍事クーデ

ターでビルマ式社会主義体制が樹立すると

軍事政権がサオチャーセンを逮捕し、その

まま彼は行方不明になり、シャン藩王国は

滅びた。



王妃は二人の子供と共に国外に逃亡した。

サオチェーセンは、結局殺されていたこと

が後々分かった。



などなどの歴史が書かれているのが、この

本らしい。書いた人が藩王の娘だったか誰

だったか忘れたけど。

$Sonokoの一人ときどき二人旅

ミャンマーに来るのが今回で3回目だとい

うドイツ人の夫婦が、


「民主化が進み、今後が楽しみですね。」


と言うと、


管理をしている女性は、


「Yes! Come again and 

 see the change.」


とにこやかに言った。


私は、何てことのないようなその言葉に揺

るぎ無い力強さを感じて、いたく感動して

ウルッぐすんときてしまった。



軍事政権下で押さえつけられていた誰もが

民主化を待ち望んでいただろうし、

これからのミャンマーに希望をたくさん抱

いているんだろうと思う。



本当はもっと何年も前にミャンマーに来た

かったのになと思っていた私も、

いや、いい時期に来たのかもなぁ、と考え

を改めた。



帰りも、何頭もの牙を剥いた番犬にワンワ

ンと吠えられ後をつけられ、本当はチビり

そうなくらい怖かったけど、



「わかったってば!!今出て行くって ば!!!」



って日本語で叫びながら、走らな〜い、

走らな〜いと言い聞かせて無事門を出た。

あ〜怖かった笑い泣き


またまたカワイイ子だなぁ~~ラブラブ


次はここへ!
$Sonokoの一人ときどき二人旅

僧院ではたくさんのお坊さんが修行しなが

ら生活している。

$Sonokoの一人ときどき二人旅

ミャンマーの寺院や僧院には、猫がたくさ

ん居るよ。

$Sonokoの一人ときどき二人旅

ここには、有名なバンブーブッダの像があ

ると聞いて来たんだけど・・・



これ??
$Sonokoの一人ときどき二人旅


どうみても、竹で出来ているようには見え

ない。



一度外に出て、お坊さんに「バンブーブッダ、あそこ?」って確認すると、「そうだ。」

もう一度戻って再びブッダ像を見てみる。

やっぱり竹には見えない・・・・

ま、いっか。



外では、7〜8歳くらいの少年僧たちが水

浴びをし、自分の袈裟を洗濯していた。

こんなに小さいのに、親元から離れて自分

のことは自分でやって、偉いなぁ。

$Sonokoの一人ときどき二人旅

寒い寒いって言いながら体を洗ってた。


普通の子供たちはカメラを見ると

「わ~~~~~~っ!!!撮って〜!」

って寄って来るけど、この子たちは違った。


かなり近くで写真を撮ったり、眺め続けて

いる私に誰も特に関心を示さず、

とても落ち着いた態度で、やることを済ま

せたらサッと立ち去って行った。

さすがお坊さん!!!グッド!



寒そうだよ〜アセアセ

$Sonokoの一人ときどき二人旅

帰り道、またまたかわいい子供たち~~~~恋の矢




バイバーーーイ!!


昨日も食べたこれ、めちゃくちゃおいしい!!


オーダーすると炭火で焼いてくれる。

上にはきな粉かピーナッツの粉と砂糖を載

せてくれて、これはまさにきな粉もち!!



夜ごはんは、またおかゆ。


ミャンマーに来てから歩き回りすぎて、去

年インドで買ってきたサンダルのつま先が

パッカパカに開いてしまったえーん


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<本日の出費>
宿 6000
昼食 1500
接着剤×2 200
おもち 100
シャンパレスドネーション 2000
写真 300
おかゆ 500
ネット 500
シャツ 1000
計 12100K=1210円 

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