2007.7.14
<本日の移動>→→→19:30ギルギット(21時間30分)
早朝、バスが休憩の為に停車した。
食堂でトイレを借りようと狭い階段を上っていくと、2つあるトイレの前で3人の男性が待っていた。
私を見るとすぐに3人とも「どうぞ。」って快く譲ってくれて、一番先に使わせてくれた。
トイレを済ませて下へ降りる。
席が空いてなくてキョロキョロ探していると、「ここに座っていいよ。」って私の為に空けてくれた。
目の前に座っていた人が揚げパンみたいなのを食べていて、私と目が合うと、
「食べてみる??」ってちぎって一口食べさせてくれた。
私は熱いチャイだけ飲んで、店を出ようとすると、「お金は要らないよ。」と店主さん。
パキスタン人、ありえないくらい親切なんだけど!!感激した!!
カラコルム・ハイウエイをぐんぐん北上していく。
カラコルムハイウェイはパキスタンと中国政府によって二十年掛けて建設され、1978年に完成した。
パキスタンの首都イスラマバードの近くから、中国新疆ウイグル自治区のカシュガルまでの1300キロを結ぶ。
国境を横断する舗装道路としては、世界一の高所を通る道路。
バスからの眺めは美しくて退屈することはなかった。窓ガラスに色が付いてたから色がおかしい
これのすぐ横、崖だからね・・・
このカラコルムハイウエイは、雨季の間はよくこうやって土砂崩れが起こって、通行止めになったりするらしい。
道幅も狭くて、バスがすれ違う時は本当にヒヤヒヤする
どうするのかな〜って思っていたら、この濁流の上をバスは通って行くらしい。
崖から落ちたら確実に死ぬ。
え、ちょ、ちょっと大丈夫なの??と思いながらも、動画を撮る私。
ほっ無事に渡り終えた・・・・
そんなこんなで、ピールワダイからバスに乗ること21時間30分後、
19:30ギルギットに到着☆
って思ったら、旅行人の地図の情報が古すぎて、バススタンドの場所が完全に変わってた
役立たず~~~~~(旅行人は地球の歩き方みたいに毎年?出る訳ではなく、情報がかなり古いことがある)
スズキで町の中心部へ向かおう。スズキとは、乗り合いバスのこと。
大体がスズキの車だから、パキスタンでは乗り合いバス(軽トラ)=スズキって呼ばれている。
写真がなかったんだけど、この方のブログにたくさんスズキが載ってる
今夜の宿はJS.R HOTELに決めた。(100RS=200円)
TV付きのなかなかの部屋だけど、シャワーからは水しか出ない。
ラホールの灼熱地獄が嘘のようにギルギットは涼しいから、水シャワーではかなりきつい。ブルブル
近くの食堂で夕食にする。ここも見事に男ばっかり。
今日は長時間のバス移動で疲れていたせいか、トモと軽い口げんかをして、
その後も話したくなくて背を向けてさっさと寝た
明日はいよいよ憧れの風の谷へ
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