2007.6.20
私はサダルストリートからボランティア先のシシュバヴァンまでの道のりが大好き。
途中、決して裕福とは言えないムスリム街を通る。
そこでは人々の生活をリアルに感じることが出来る。
インドらしいインド。
まぁ今何をもってインドらしいインドと言うのかわからないけど、
お金持ちたちが現代的なファッションに身を包み、高級マンションに住み、きれいなスーパーで買い物をし、
お互いに英語で会話をしながら闊歩する光景も間違いなくインドなんだけど、
何というか、
私のイメージの中のインド、変わらないで欲しい面白いインドがそのムスリムエリアにはある。
各家庭に水道が通っていないようで、男性たちは毎朝こうやって集まって道端でシャワーをしている。
考えてみたら、女性達はどうしてるんだろう??見えない所に女性専用のお風呂場あるのかな。
手前の男性達は歯磨きをしているのであっておしっこをしている訳ではないとは思うけど、
インド人男性はよく道端で女性みたいに座りションをする。その姿がなんとも言えず気持ちが悪い
こうやって通行人の外国人女性に見られて恥ずかしくないのかな。ヒューヒュー
こんなにジロジロ見るの外国人くらいだろうね。え?私ぐらい???
「ソーリーソーリー!!あははは」と言いながらパシャリ
子供も道端でシャワータイム☆
ムスリム街だから、この辺りには牛肉屋さんがたくさんある。
肉になる順番待ち?
「ねぇどっちが先に行く?」「お前がいけよ。」「お先にどうぞ。」
真夏でも冷蔵庫ではなくこうやって店先に吊るされてるけど、腐らないのかな???
貧しくて冷蔵庫が家にない家庭もあるだろうから、人々はその日に食べる分だけを買って帰るんだろうと思う。
途上国ではニワトリとかも注文が入ってから絞めることが多いけど、本当はそれが一番いいよね。
売れ残って廃棄、なんてことも減らせるし。
「あら奥さんおはよう、いい天気ね」って小脇にニワトリ(笑)。
朝の通学風景。
この人力車もインド国内でここコルカタにしか残っていない。
しかも、もう新しいライセンスは発給しないらしく、数十年後にはインドからリキシャは消えるかもと言われてる。
おじさん(時にはおじいさん)たちが細い身体で裸足でリキシャを引く姿を見ると、
めちゃくちゃカッコイイと思うと同時に、少し同情もしてしまう・・・
自分が乗っている時はこき使っているような気持ちになるから滅多に乗らない。
けど、彼らの収入になるから乗ってあげた方が本当は親切なんだよね。
毎日必ず顔を合わせるのは物乞いたち。
双子のおじさんの物乞いは、二人して病気か障害のせいでとっても体が小さくて、背中が彎曲してしまって竹の棒を杖代わりにしている。
二人はいつも一緒に同じ場所に立っている。
眼鏡の奥の片目にガーゼを当てているおじさんは、ここ。
そしてその先にはおばあさんの物乞い、とそれぞれの定位置がちゃんと決まっていて、
2000年に来た時からずっと同じ物乞いが必ず同じスポットで物乞いをしている。
物乞いの元締めのマフィアみたいなのが居るらしく、ちゃんと一人ひとりの縄張りも決められているんだろうな。
生きたまま逆さまに自転車に吊るされて「ぴよぴよぴよぴよぴよ」と鳴くニワトリたち。
と、サダルからシシュバヴァンまでの道のりだけで、日本ではなかなか遭遇できないインドらしい光景を大満喫出来る
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<本日の出費>
宿 80
ラッシー 10
パイナップルジュース 10
昼食 8
夕食 12
シャンプー 33
石鹸 10
電池 48
電話 6
計 217RS=約651円