第六十六回アカデミー賞 作品賞 映画「シンドラーのリスト」 | ほくとの気ままなブログ

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第六十六回アカデミー賞 作品賞受賞作品 

 

映画「シンドラーのリスト」

1993年アメリカ 195分

 

<監督>

スティーヴン・スピルバーグ(監督賞受賞)

 

<キャスト>

リーアム・ニーソン、

ベン・キングズレー、

レイフ・ファインズ、

 

<内容>

1939年、ポーランド南部の都市クラクフにドイツ軍が侵攻した。ドイツ人実業家のオスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)は、一旗揚げようとこの街にやって来た。

↑右が実在のシンドラー

 

彼は金にものを言わせて巧みに軍の幹部たちに取り入り、ユダヤ人の所有していた工場を払い下げてもらう。ユダヤ人会計士のイツァーク・シュテルン(ベン・キングズレイ)をパートナーに選んだシンドラーは、軍用ホーロー容器の事業を始める

41年3月、ユダヤ人たちは壁に囲まれたゲットー(居住区)に住むことを義務づけられる。

シュテルンの活躍で、ゲットーのユダヤ人たちが無償の労働力として、シンドラーの工場に続々と集められた。

事業はたちまち軌道に乗り、シンドラーはシュテルンに心から感謝したが、彼の差し出すグラスにシュテルンは決して口をつけようとしなかった。シンドラーはドイツ人の愛人イングリートをはじめ、女性関係は盛んな男だった。

別居中の妻エミーリェ(キャロライン・グッドール)は、そんな奔放な夫の生活を目撃し、彼の元を去った。

43年2月、ゲットーが解体され、ユダヤ人たちはプワシュフ収容所に送られることになった。

ゲットーが閉鎖される当日、イングリートを連れて馬を走らせていたシンドラーは、小高い丘からその様子を目撃した。親衛隊員たちは住民を家畜のように追い立て、抵抗する者、隠れようとする者、病人など、罪もない人々を次々に虐殺していった。

その悲惨な光景の中、シンドラーの目に赤いコートを着た少女が隠れるところが映る。(このコートの赤はパート・カラーで示される)

 

収容所に着任したアーモン・ゲート少尉(レイフ・ファインズ)は所内を見下ろす邸宅で、酒と女に溺れる生活を送る一方、何の感動もなく無造作に囚人たちを射殺していた。

シンドラーは地獄図に耐えかねて、生産効率の向上という名目でユダヤ人労働者を譲り受け、私設収容所を作ることを許可してもらう。

シンドラーは、ゲートのメイドとして働くヘレン(エンベス・デイヴィッツ)にも希望を与える。44年、敗色濃いドイツ軍は、ユダヤ人をアウシュヴィッツをはじめとする死のキャンプに送り込みはじめた。

シンドラーはチェコに工場を移すという理由で、ユダヤ人労働者を要求する。急ぎリストアップされたのは1200人。途中、女性囚人がアウシュヴィッツへ移送されたが、シンドラーは役人にワイロを渡し、彼女たちを救い出す。

 

彼の工場は武器弾薬の製造にも、徹底して不良品を作ることで抵抗する。やがて45年、ドイツ無条件降伏。

ユダヤ人は開放された。ユダヤ人たちの感謝の念と涙に見送られながら、″戦犯″であるシンドラーは彼らに別れを告げた。(MovieWalker) 

 

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人間として生涯1度は観ておくべき映画でしょうか!

 

オスカー・シンドラーのことはだいたいの方がご存じだとは思いますが、この映画はユダヤ人を自分の会社で雇いながら、自分の財産を使い果たしてまで、ユダヤ人救出に尽力した実在のドイツ人の物語です。

 

ラストシ-ンを除くほとんどがモノクロ。

ただし赤い服の女の子が登場するシーンや、蝋燭の赤い火がカラーになるシーンが印象的。

 

 

公開当時映画館で観ましたがそれ以来の鑑賞。

今回レンタルしたDVDには、本編以外で特典映像が収録されていましたが、それがまたすごい。

ちょっと、今回はそこからの感想を中心に、ご紹介です。

 

当時の生存者の証言が収録されています。

やはり体験者の言葉は重く心に響いてきます。

そしてこの映画は、数々の証言者の声をもとに描かれているシーンが満載だっとことにもびっくりでした。

公開当時は、けっこう脚色されて物だと思っていましたので。

 

↑実物(アーモンド・アイ)

 

証言者によると、ドイツ人将校、アーモンド・アイの残虐な行いは実際も同じだった。

気に入らないユダヤ人は処刑。収容所の様子をうかがえる丘の上の自宅のベランダから、まるで狩りをするように狙いを定めて、その日の気分で殺戮することも事実でした。

 

 

体験者は語ります。

大切なのは 人を憎まず隣人と協力し、他人のありのままを受け入れること。

人に優劣はないのです。

 

増悪は醜いうえ悪行につながるのです。

 

ドイツほど文化が豊かで教育水準の高い国でさえ、過ちを犯したのです。

どの国がやってもおかしくはありません。

決して油断をしないこと。

 

戦争を体験した人がだんだん少なくなってくる。

やはり知ることは大切である、けっして今の時代に関係ないからとか好き嫌い関係なく目を背けないようにすることは必要でしょう。

そうしないと戦争をまったくかっこいいもの、正義のなんちゃらで勘違いしてします。

 

 

アウシュビッツに、到着した連合軍の実在の元兵士が語ります。

我々は百戦錬磨の兵士、その兵士が収容所の死体の山を観た時にみな涙した。

助けに来るのが遅かったと・・・。

それほどむごい状況だったのでしょう。

 

人間は時として、考えられないくらい残酷な面を見せてしまいます。

そのきっかけが、戦争でもあるでしょう。

それを知っておくためにも、歴史の過去にあった出来事を忘れないことですね。

そうしないと同じことが繰り返させれる。

 

どこぞの国で臭いものに蓋をして、過去の過ちを終わったことにしていないでしょうか。

 

 

経験者の証言を生で聞くのもそうでしょうし、ドラマや映画などで、真実が描かれたものから知るのもまた良しでしょう。

ただし、戦争を美化した作品でからではなく・・。

 

ちょっと、映画の内容とは異なる感想になってしまいましたが^^;

 

 

ラストーシーンは感動的です。

映画の中でモデルになった実在の方々が、画面に登場してシンドラーの墓石に、祈りを捧げて行きます。

 

この類の映画、好き好きはあるかとは思いますが、観ておくべき映画だと思います。

 

5点満点中4.2