映画「1900年」 | ほくとの気ままなブログ

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今回の映画は、公開当時映画館で観ました。

その後観たいと思いつつ、5時間超えの映画ですからねぇ、ついつい先延ばしで今回に至りました。

 

映画「1900年」 

 

 

1976年 イタリア、フランス、西ドイツ合作

 316分  5時間超えですどひゃ~!

 

 

<監督>

巨匠

ベルナルド・ベルトルッチ (ラストタンゴ・イン・パリやラスト・エンペラー等など)

 

<音楽>

これまた巨匠

 エンニオ・モリコーネ 

 

<キャスト>

ロバート・デ・ニーロ、

ジェラール・ドパルデュー、

ドミニク・サンダ、

スターリング・ヘイドン、

アリダ・ヴァリ、

ドナルド・サザーランド、

バート・ランカスター

 

<内容>

1901年、同じ日に生まれた階級の違う大農場主アルフレード:ロバート・デニーロ、小作オルモ:ジェラール・ドパルデュー)幼馴染のふたりの男性の人生の変遷を、20世紀初頭から第一次世界大戦、ファシズム台頭の時代を経て第二次大戦終了までのイタリア現代史に絡め壮大な叙事詩として描いています。

 

もう少し詳しい内容は、記事の最後にありますのでご参考ください。

 
 

 

キャストが良いですね。

音楽もすごくいいです!

今だからこそなのですが、とにかく若い33歳のロバート・デ・ニーロ

この映画の公開当時は、私も若かったですけれどww

 

 

デ・ニーロの妻にドミニク・サンダ、親友にジェラール・ドパルデュー、ドパルデューの妻にステファニア・サンドレッリ。

 

 

 

超絶悪役ファシストにドナルド・サザーランド。

 


デ・ニーロの父にバート・ランカスター、他アリダ・ヴァリと新鮮かつ豪華です。

 

 

この映画、ファシズムの描き方が半端なくすごいです

その役を演じるドナルド・サザーランドの恐ろしいほどの冷淡かつ残虐性マックスの演技はすごい(ここではあまりにもすごいので、書きません><)。

 

 

 

ベルト・ルッチのエロ、グロ、変態度も満載ですねw

監督もこの時は30代後半ですが、流石巨匠はすごいです。

単なるエロ描写ではなく、その奥には老いや欲望、支配といった象徴的シーンにエロ描写が使われています。

たとえば、バートラン・カスター演じる地主の老人が、牛小屋で女の子に自分のナニを握らせながら「もう立たない」と嘆いてみたりその他諸々w

 

 

しかし、ただのエロくてグロくて暴力的なシーンばかりではありません。

CGではない映像の美しさは特筆です

イタリアの田舎の農村を絵画のように美しく描いています

 

そして幼馴染の友情、ラストのほうではファシズムの暗黒時代が終わります。

地主から解放され喜ぶ小作達。

そのリーダーの幼馴染の親友ドパルデューと、地主だったデニーロがつかみ合いのシーンから数十年の時が経ち、それぞれが老いてもまた少年の時と同じように掴みあって喧嘩をしているシーンにかわります。

そして最後は、少年時代の思い出の場所である線路にアルフレードは横たわります・・・・。

 

 

この映画を観て、黒澤明の七人の侍を思いだしました。

戦いの嵐の後、そこには緑の大地が残り、勇気をもって戦った名もなき人たち。

そしてまたその地で生きていく人々。

大地にしっかり根を生やし、生きていく者のたくましさを感じました。

 

5時間超の長い映画ではありますが、長さを感じさせない傑作&力作だと思います。

ベルトルッチ的オペラでしょうか

 

5点満点中4、2点

 

<ストーリー>
(ウィキペディアからコピーさせていただきました)m(_)m
第一部
1945年4月25日、解放の日。イタリアポー河流域の農村地帯で麗らかな陽光を浴びながら歌を歌っていた若者が軍服の男に狙撃され、「戦争は、終わったのにな」と無念の言葉を語って絶命する。
農民達は銃を持って、戦前から彼らを苦しめていたファシスト・アッティラとその妻レジーナを厳しく捜索する。アッティラの雇い主だったベルリンギエリ農園の当主アルフレードはレオニダ少年に捕らえられ、彼がファシストに抵抗した農民オルモを崇拝していることを知る。アルフレードにとっても、オルモは大切な人物で幼馴染の親友であった。
物語は、作曲家のジュゼッペ・ヴェルディが死んだ年である1901年に遡る。ベルリンギエリ農園では、二人の男の子の赤ん坊が誕生する。一人は小作人頭レオ・ダルコの孫でオルモと名づけられ、もう一人は地主アルフレード・ベルリンギエリの二男ジョヴァンニの子で、祖父の名をもらってアルフレードと名づけられる。
それから何年かが過ぎ、少年期を迎えたアルフレードとオルモはそれぞれの祖父の愛情を受けて育ち、喧嘩ばかりしながらも友情を深め合う。夏の祭りの日、若者達が華麗にダンスを踊る姿を見た祖父ベルリンギエリは自身の老いを痛感し、首を吊って自殺する。遺体を見たレオは亡き友に「考える時間が有り過ぎたな」と声をかける。ジョヴァンニは父の遺言状を偽造して農園地主の地位を手に入れる。父の卑劣な手法と最愛の祖父の死にアルフレードは強いショックを受ける。ジョヴァンニは小作人の賃金を大幅にカットして、農民達はストライキに入る。レオは孫オルモとアルフレードと木陰で休息中に息を引き取る。ストは続き、オルモと農民の子供達は、港湾労働者の招きでジェノヴァに向かう。
兵士として第一次世界大戦に従軍したオルモは逞しい若者に成長し、1918年に帰郷した。オルモは、従姉妹レジーナとの遊びに耽っていたアルフレードと再会する。青年になった二人は熱い抱擁を交わす。オルモは、ベルリンギエリ農園管理人でジョヴァンニの腹心の部下であるアッティラと対立する。同じく強引なアッティラの手法に反発していた女性教師アニタにオルモは恋心を抱き、後に二人は結ばれる。
1921年、アルフレードは伯父オッタヴィオ(ジョヴァンニの兄)の屋敷で、華麗でモダンなムードを持った美女アダと出会い、一目惚れする。アニタやオルモと親しくしていた老人四人が、アッティラとその仲間に襲撃され焼き殺される。その惨劇があった頃、乾草の小屋でアルフレードとアダは激しく愛し合って結ばれる。
数日後、仲間の老人達を哀悼してアニタとオルモは号泣する。一方アッティラは黒シャツ隊の一員となって、仲間を引き連れ街を行進する。
第二部
1922年、アルフレードとアダがボートで恋のひと時を楽しんでいる。父ジョヴァンニが亡くなると、アルフレードは当主となるとともに、アダとの結婚を決める。一方、アニタは娘を出産して亡くなり、オルモは娘を、彼女の母と同じくアニタと命名する。アルフレードとアダが華やかな結婚式を挙げた当日、アルフレードを愛していたレジーナは失恋のショックから、アッティラとの情事を楽しむ。二人が情事を楽しんでいた部屋に、少年パトリッツィオがアッティラに手袋を返却するために現れる。少年はアッティラに捕らえられ、口止めにレジーナによって童貞を奪われた挙句、結局アッティラの手で惨殺される。アッティラは殺人の容疑をオルモになすり付け、オルモはアッティラとその仲間に殴られる。オルモの無実を確信するアダはアルフレードにオルモ救出を頼むが、気の弱いアルフレードは何も出来ない。
1928年、アダは酒びたりの生活を送り深く傷つく。地主だった亡夫が生前アッティラに苦しめられたことに怒りを抱いていたピオッピ夫人はクリスマスの夜、部屋にアッティラとレジーナを軟禁するが、アッティラの逆襲にあって殺される。この事件もアダは犯人がアッティラと確信するが、臆病な夫アルフレードはアッティラの罪を糾そうとしない。数年後、オルモがアッティラによって家畜とともに売り払われたことに腹を立て、アッティラを小作人たちとともに牛糞まみれにすると、オルモはアッティラからの報復を避けるために行方をくらます。この状況にアルフレードはようやくアッティラを解雇すると告げるが、時既に遅く、オルモが行方をくらましたことを聞いたアダはベルリンギエリの家を出る。
アッティラはファシストの幹部として強力な権力を掌握し、農民達を苛め抜き、反抗した者を容赦なく虐殺する。
1945年4月25日、解放の日。オルモの娘アニタは仲間の農民達を力強く励ます。アッティラとレジーナの夫婦は農民達に捕らえられ、アッティラはこれまで犯した罪を告白した後に処刑される。そこへ死んだと思われたオルモが帰還する。少年レオニダに捕らえられたアルフレードに対する人民裁判を農民達は開く。オルモもその場にやってきた。オルモとアルフレードは裁判の場で運命の再会を果たすこととなる。オルモは農民たちを前に「地主の死」を宣告し、その生き証人であるアルフレードを殺すわけにはいかないと告げると、オルモの意見に農民たちは賛意を示す。そこにパルチザンが現れ、治安維持のためにと武器を回収して去って行く。
それから長い月日が経ち、年老いたアルフレードとオルモは少年のときと同様、喧嘩ばかりしながらも一緒にいる。ある日、アルフレードはオルモとの少年時代の思い出の場所である列車のレールに横たわる。