胸を張って卒団しよう! | 兵庫北摂リトルシニア総監督のつぶやき

兵庫北摂リトルシニア総監督のつぶやき

兵庫県篠山市で活動しています兵庫北摂リトルシニアの総監督です。
この”つぶやき”は総監督の独断と偏見によるものです。頑張っている選手の様子を総監督の目線でつぶやきます!

 

私と3年生の最後の1か月半は、25日の卒団大会を持って終了しました。

 

色々な感情が入り混じった貴重な時間でした。

 

 

3年生15名とは、ほぼ同時期にこの兵庫北摂に入りました。

 

少年野球監督時代から良く知っている選手が多く入団してくれました。

 

小学校の低学年から知っている選手も多くいます。

 

中には少年野球時代に大きな大きな壁にぶちあたってそれを乗り越えて入団している選手もいます。

 

あの頃の姿を知っている立場として、この3年生の成長は非常に眩しく、そして逞しく思います。

 

 

入団してすぐにこの15名を私自身が育成・教育する機会を頂きました。

 

今思うとそんな機会を与えてくれてスタッフの皆さんには感謝しかありません。

 

 

4月~5月の高槻市長杯(当時53チームが参加)で、この15名は準優勝を飾ってくれました。

 

当時、私の無欲すぎた考えで、頂点をとれず、選手が涙を流した姿は今でも鮮明に記憶しています。

 

 

あれから2年半が経過。

 

今度は、最後の1か月半を共にする機会を得ました。

 

 

私になりに、色々考えました。

 

どういう態度、どういう想いでこの15名に接しようか・・と。

 

頂点を一度もとっていない15名に、最後は頂点をとらせてあげたい。

 

そのためには、この15名のこれまでの成長過程と個性を活かし、この15名全員の力で勝たせる方法を見出そう・・と。

 

15名全員の力で頂点を取らせてあげたい。

 

 

そうこうしているうちに、この15名が掴んだ山形への全国大会の遠征が入りました。

 

結果は3回戦敗退でしたが、この15名の力は十分に全国の場でも勝負できることを身をもって感じることができました。

 

 

いよいよ、残すは2大会のみ。

 

絶対に金メダルをかけてやりたい!

 

私も並々ならぬ決意で臨みました。

 

 

しかし、いずれも3位に終わりました。

 

これは、15名の選手の責任ではありません。

 

全て、私の責任です。

 

 

勝つための鉄則は、自分なりには理解しているものの、試合になれば自分なりの甘さがありました。

 

悔やんでも悔やみきれない想いです。

 

選手の気持ち、勝利への執着心、心身のコンディション・・・全てをうまく調和させ、絶頂に導けなかった私の責任。

 

 

25日、帰宅後から後悔の念が自分の中には数限りなく湧いています。

 

本当に申し訳なかった!無能な指揮官を許してください。

 

 

 

すぐに”つぶやく”予定でしたが、なかなかこの場に来れずに今日まで時間だけ経過しました。

 

 

 

15名に対し、いくつか言えることがあります。

 

 

あなた達は、本当に良く頑張ったし、この兵庫北摂で培った力は確実に頂点を掴める位置に成長していること。

 

今後出会う指導者を心から信じて欲しい。そして想いが一致したとき、あなた達は栄冠を掴むことでしょう。

 

最後の大会で公式戦初ヒット!しかもタイムリー‼ 本当に良かった!これを自信に変えて逞しく野球人生を歩いて欲しい。

 

兵庫北摂で、時にはもやもやしながら、でも常に上を目指して頑張ったあなたはきっとこれから主役になるでしょう。

 

少年野球で一度は挫折しそうになった選手にも、もうその頃の弱さはありません。間違いなくあなたは主役です。

 

最後まで結果が出ずに悩んだ選手が卒団大会で見せてくれた投球や守備・打球は、高校での活躍を想像せずにはいられません。

 

・・・・・・・・・・

 

書き出せば、きりがないほど、それぞれの選手の成長の過程は私の心に刻み込まれています。

 

 

 

私は少しは野球を教えたかもしれないけど、この15人にそれ以上に私自身が色々なことを教えてもらった気がしています。

 

たくさんの宝物、プレゼントを本当にありがとう。

 

 

 

9月7日、あなた達は卒団式を迎えます。

 

どうか、胸を張って卒団してください。

 

それだけ成長し、胸を張るだけの結果を残しています。

 

一片の悔いも残さず卒団できるかと言えば、そうではないかもしれません。

 

それでも私はこの兵庫北摂での勝者として、あなた達を送り出します。

 

 

 

3年間、本当にお疲れ様でした。

 

そして、ありがとう。

 

これからが野球人生の、そして人生そのものの本番・スタートであることを忘れずに、

立派に卒団してください。

 

 

2019年8月30日 兵庫北摂リトルシニア 総監督