日曜日は、石川ぶらり旅
内灘町歴史民俗資料館へ行ってきました。
そちら方面に行く時は、必ず立ち寄るパン屋さん。ボングーで、パンを沢山買い込んでー♪
館へ入ると、お客さんは私たち夫婦だけでした(汗) 職員の方が、私たちの為に冷房を付け(笑) 私たちの為に内灘闘争と粟崎遊園のDVDを見せてくれました。。。。
粟ヶ崎遊園。。。。。
知ってはいたけど、展示されている当時の写真や上演プログラムやジオラマ等を見て、自分の想像以上のスケールの大きさに驚きました。北陸版宝塚。。。。そんなものが石川県の内灘町にあったなんて・・・なんていうか、信じられない。
阪急電鉄が旅客誘致の為に作った宝塚一大パラダイス。それを忠実に真似て作った粟崎遊園に浅野川電鉄。その終点内灘の地に、その昔、大劇場、子供の国、大浴場、料亭、洋食堂、旅館、貸席、遊技場、動物園、野球場からスキー場等々があって、人々がごった返す程の盛況ぶりだったなんて・・・。
何もない時代のおじいちゃんやおばあちゃんの時代には、きっと今のTDL以上の夢の国だったんだろうなぁ。
粟ヶ崎遊園。
開業していたのがわずか16年。閉園してからたったの77年。
・・・そんな夢の国があったコトも、急速に忘れ去られていくんだなぁ。
時代というものは、容赦なく移り変わっていくね。残酷なほどに。。。。
あれは、夢だったのか?!いいえ!
今は、粟崎遊園の本館入口だけが残っていて、それが現実だったという事を物語っています。
ちょっと、ラピュタっぽい?(笑)
この門の裏側に結構立派だったらしい庭があるのですが、全然手入れされてなくて・・・・それも手伝ってか、夏草や兵どもが夢の跡・・・・そんな詩を思い出し、何とも言えないせつない気持ちになりました。
館内には、凧 たこ タコ
米軍試射場反対闘争『内灘闘争』の歴史について。
その後、米軍試射場の着弾地観測地跡を見に行きました。
ここから、砲弾の着弾観察をしていたのですね。
そんな時代が・・・あったんだ!
時代と共に、世の中は変わっていく。そして、色んな事が忘れ去られる。。けど、海だけは何も変わらないままそこにあるんだ!
長い長い歴史の中で私たちの一生なんて、ほんのほんの一瞬。
そう思えば、ジタバタしないで生きていける! 大事な事、胸に一つ持って生きていける!!