前回の引き続きさせて頂きます。
身体の仕組みなのですが、
人間が栄養摂取するには食事(経管など)をしてエネルギーを作り出しているのはご存じですね。
それをざっくり説明すると、
食事→消化吸収→エネルギーや生体構成成分
この流れで変換されているのです。
その中で5大栄養素と言われるものがあります。
聞いたことがあるものばかりですが、
①糖質 ②脂質 ③蛋白質 ④ビタミン ⑤ミネラル ですね
その中で、蛋白質に的を絞っていこうと思います。
蛋白質はエネルギー源にもなる以外に生体構成材料になります!
筋肉ですね。ちなみにプロテインという言葉はタンパク質という意味です。
前回、車で例えられた図の中の「からだをつくる」部分です!
筋肉を鍛えるにはタンパク質を効率よく摂取することが重要です。
また、人間の身体は同化と異化ということを行います。
同化とは、
身体の成分を作る(筋肉や血など)を合成していくことです。
身体のエネルギーを使って作ります。
エネルギー
↓
↓
簡単な物質 → → → → 複雑な物質
それとは反対に
異化とは
複雑な物質から簡単な物質を作ってその過程でエネルギーを作ることです。
つまりは分解していくことですね。
複雑な物質 → → → → 簡単な物質
↓
↓
エネルギー
ダイエットするにはこの状態でないといけないんですね!
脂肪からエネルギーを作って筋肉を動かさないといけないのです!
脂肪を燃やしてエネルギーを作るのです!
脂肪があればいいのですが、
脂肪が少ない人は筋肉などからも分解されていきます。
筋肉を増やしたいなら、合成するしかない。
つまり身体は同化の状態でないといけないのです!!
しかし、
身体の中にタンパク質がないと筋肉は効率よく作り出せません。
特に、
高齢者では若い時と違って食事量は落ちますね。
また、肉を食べなくなる人も多いです。
その状態で、筋トレをしている人もいますが、
それは理にかなっているのでしょうか?
身体が異化亢進状態の時に、
「リハビリだから運動しましょう」
とやり続けると・・・
身体はエネルギーが不足しているため、筋肉などを分解してエネルギーを得ようとします。
そうなると筋肉量は落ち、徐々に動きも悪くなるのは予測できますね。
では、同化や異化の状態をどうやって判断していくかは
また次回書いていきたいと思います。
本日も、最後まで読んでいただきありがとうございました♪