2022年 ドラフト候補 高校生 投手 【Bランク】

大野稼頭央(大島高校)

 

選手情報

名前:大野稼頭央

読み:おおのかずお

出身:鹿児島県奄美大島出身

小学校:龍郷町立戸口小学校(1年生からソフトボールを始め、3年から野球を始める)

中学校:龍郷町立龍南中学校(軟式野球部に所属。龍郷選抜で3年時に離島甲子園に出場)

高校:鹿児島県立大島高校(1年秋に背番号1。2年秋に九州準Vを達成。センバツに出場)

3年時の成績:鹿児島県大会準優勝(甲子園出場は春1回)

 

 

身長:175cm/体重:64kg

投打:左投左打

ポジション:投手

最高球速:146km/h

遠投:120m

50m:6秒3

左手の握力:72kg

持ち球:スライダー・カーブ・チェンジアップ・SFF・ツーシーム

注目球団:中日・DeNA・オリックス・ロッテ・楽天・ソフトバンク

即戦力度:☆☆☆★★

新戦力度:☆☆★★★

 

趣味:スポーツ

好きな選手:今永昇太

好きな球団:DeNA

将来の夢:プロ野球選手

好きな食べ物:プリン

嫌いな食べ物:なし

好きな芸能人:杉谷拳士

ニックネーム:かずお

備考

・稼頭央の名前の由来は父親が現西武ヘッドコーチ・松井稼頭央の大ファンだったか

・身体能力が抜群で、中学時代までバク転、バク宙ができた

・小学生時、野球のほかにも体操教室に通っていた

・1つ下の弟・幸乃進も同校の野球部に所属。

・本土の私学から誘いを受けていた大野は中3秋に捕手の西田君から

「島から甲子園に行こう」と誘われた

他のチームメイトの武田・中・竹山も残ると語り、みんなと島から行く方が

達成感や喜びがあると、大島高校への進学を決めた。

 

評価

いま日本で一番身体の強い高校生ピッチャー

身長、体重は比較的低く、軽めではあるが、柔軟性を活かした全身を使った投球は

躍動感と力強いボールを生み出している。

 

コントロールはかなりアバウトで、四死球も決して少ないタイプではないがストレートでどんどんと押していけるピッチャー。

 

カーブ、スライダーを変化球では軸というよりも、ストレートを目いっぱい投げるための小休止のように使っていた。そのため精度、角度、腕の振り的に少々物足りなさが残る。

リリースもある大きく異なるので、今後の修正に期待したい

 

彼の似ているタイプは元メジャーリーガー。レッドソックスで活躍した

岡島秀樹さんに似ている。岡島さんも高校時代はコントロールが比較的アバウトなピッチャーではあったが、巨人入団後に“ノールック投法”を編み出し、ストレートとカーブを

武器に中継ぎのエースとして活躍した。彼も腕の振りのコツをつかんでくれれば、しなやかな身体の動きと肘の角度で劇的にいいピッチャーになる可能性を秘めている

 

そして彼最大の武器はやっぱり投げてきた量、スタミナにある。

昨年の秋は九州大会決勝まで89イニング、9連続完投で防御率1.21という圧巻の

投げっぷり。九州大会の3日間で467球も投じている。

投げすぎという意見も確かにあるかもしれないが、部員が少ない中で3年間、常に投げ切ってきた彼の精神力、体力、責任感は今の時代に薄れてきた。うまいだけではなく、強い選手の素質を持っている

 

個人的には中継ぎで間隔を空けずに投げさせた方がいいタイプと思うので、そこらへんも注目してみていきたいと思います

 

参考動画