ルイス・ハミルトン「雨が降って生き返った」 | 北海熊の独り言

ルイス・ハミルトン「雨が降って生き返った」

ルイス・ハミルトンは、2024年F1第5戦中国GPスプリント予選で2番グリッドを獲得。サーキットに雨が降ったことで「生き返った」と語った。。

ウエットで荒れたコンディションの中、ハミルトンは土曜日の午前中にSQ3で行われる短距離レースのポールポジションを獲得するかに見えた。一時、ターン16でトラックリミット違反のためランド・ノリスのタイムが削除されたことでタイムシートのトップに浮上した。

 

しかし、ハミルトンが2021年のイギリスGP以来となるスプリントのポールポジションを獲得するかと思われた矢先、スチュワードによってノリスのタイムが復活。2番手となったことで、イギリス人によるフロントローとなり、フェルナンド・アロンソとマックス・フェルスタッペンが後ろにつけた。

F1シーズン史上最悪のスタートを迎えているハミルトンは、後に雨が降ってきたときの興奮を明かした。

「とてもトリッキーなコンディションだった。誰もが目にしたようにグリップがあまりなかった」とハミルトンは説明した。

 

「雨が降ってくるのを見た瞬間、興奮した。ドライコンディションでは当然、僕たちはスピードが足りないからね。だから雨が降ってきたとき、ちょっとチャンスがあると思ったんだ。その時、すべてが生き返った」

スプリントはどのような展開になると思うかと尋ねられたハミルトンは、後方からスタートするフェラーリやレッドブルの4台にメルセデスW15が対応できないことを懸念し、ウエットコンディションを強く希望した。

「コンディション次第だね、スプリント・シュートアウトのようなコンディションになれば、上位に食い込むチャンスはあるかもしれない」とハミルトンは付け加えた。

 

「もしドライだったら、当然フェラーリやレッドブルが迫ってくるだろうけど、もしかしたら他の何台かは抑えることができるかもしれない」