ゲルハルト・ベルガーの盗難されたフェラーリが29年ぶりに発見 | 北海熊の独り言

ゲルハルト・ベルガーの盗難されたフェラーリが29年ぶりに発見

元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーが所有していたフェラーリのロードカーF512Mが、盗難から29年を経てついに警察によって発見された。

1995年にイモラで開催されたサンマリノGPで、ベルガーとジャン・アレジの二人が車両を盗まれ警察に届けられたが、車を見つけることはできなかった。

 

しかし、2023年、ロンドン警視庁の組織車両犯罪課は、イギリスからアメリカに輸入しようとしている盗難車の可能性をフェラーリから知らされる。

 

すぐに捜査を開始したところ、この車は盗難後すぐに日本に運ばれ、ブローカーを通じて米国に輸出されるために英国に持ち込まれたことが判明した。

捜査開始からわずか4日後、同部隊は約35万ポンド(約6670万円)と推定される車両を手に入れた。

35万ポンド近い価値のある盗難されたフェラーリは、28年以上も行方不明だったが、わずか4日間で追跡することができた」と捜査を指揮したマイク・ピルビームPCは説明した。

「我々の捜査は骨の折れるもので、世界中の当局に連絡を取った。我々は、国家犯罪捜査局やフェラーリ、国際的な自動車ディーラーを含むパートナーと迅速に協力し、この協力体制は、車両の背景を理解し、出国を阻止するのに役立った"」

アレジのクルマは行方不明のままであり、捜査が続いているが逮捕者は出ていない。