別の研究でも5度低下すると15日間で5.7%の増加が認められています。一般的に、気温が低い時は交感神経が活性化してアドレナリンやノルアドレナリンなどのカテコールアミンが放出され、血管が収縮して血圧も上昇します。暖かい日が2~3日続くと、副交感神経が活性化して体がその環境に慣れてきます。

  そんな状態から一気に5度以上も気温が下がると、血圧が急激に上昇したり、心拍数が増加して、心筋梗塞や脳卒中などの心血管イベントで突然死するリスクが高まるのです。また、気温が低いと代謝を活発にして体温を上げるためにアドレナリンも過剰に分泌されます。


 

 

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