2010年5月5日 旧暦3月22日 赤口 乙卯(きのと・う) 

「節は五月にしく月はなし。・・・」と清少納言が詠んだように五節句の一つとして王朝の年中行事だった。

出世魚の鯉を使い鯉幟を立て、武者人形を飾る風習は江戸時代から。

この日は菖蒲湯に入り、粽(ちまき)や柏餅を食べる。

男らしく勇ましい子に将来を託す男子の節句。

鯉幟(こいのぼり)
「ここを登る魚は竜になる」という黄河の竜門の急流を、鯉だけが登り切ったことから「鯉の滝登り」といわれ、鯉は立身出世のシンボルになりました。

武者人形
魔除けに作られた菖蒲の飾りや蓬の人形が、甲胄(かっちゅう)や武者人形となりました。

柏餅
小豆餡や味噌餡を入れて蒸し上げ、柏の葉で包んだ餅菓子。
端午の節句に粽(ちまき)とともに供える。

粽(ちまき)
楚の有能な武官でありながら追放され、河に投身自殺した屈原(くつげん)の死を悼んだ人々が、葉に米を包んで(竜に食べられないよう)水中にお供えしたという故事が起源になっています。


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