出産レポ第四弾です。




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私の誕生日の前日、午後6時半には無痛麻酔が入りました。


その後、陣痛が来るまで(子宮口が開くまで)陣痛部屋で過ごすことに。


この、いちいち移動というのが日米の出産スタイルの大きな違いだと、退院までの多くの場面で思いました。

日本の国土の狭さから、このような病院の構造はしょうがないのかもしれませんが…日本は妊婦or産婦を何かと移動させますね。アメリカでは基本、産む部屋と入院部屋だけで患者を歩かせることはありませんでした。


…国土の狭さに加え、日本人のお行儀の良さもあるのかなぁ…なんて風にも思います。

超偏見ですが、、、「アメリカは色んな人がいる。概ね、日本よりエキセントリックだ。」ってのをコロナ禍と黒人差別問題の渦中をアメリカで過ごして思った感想です。

ベースとしてそういう国民性で、なおかつ産前産後の超ガルガル期の患者さんにあっち行ってこっち行って…と指示するのは難しいよね泣き笑い

日本人だからこその病院の動線スタイルなのかなーなんて思いました。



さて、さて。

陣痛部屋に車椅子で移動した私は、とりあえず腹ごしらえ。

この日はすき焼きでした目がハート

切迫早産入院の時から、この産院のご飯の美味しさに救われてきました…

今後の人生の目標として、料理上手なお母さんになりたいが加わった笑指差し



もうすぐ生まれるだろう…ということで、大きなお腹も撮り納め

あ、結局、

素直に結婚指輪は取りました。取って良かった。今回めちゃくちゃ産後浮腫んだので…真顔



食後は体力温存のために、早めの就寝。

まあそんなに集中して眠れませんでしたが…



そして、うつらうつらしていた午後10:30頃

NSTを見ていてくれた看護部長さんが登場。

赤ちゃんの心拍がちょっと落ち気味で、戻りが悪いから産む部屋に移動しましょう、とガーン



これまた経験したことがないことが勃発ガーン



胎動を自分自身で確認し、ホッとして車椅子に移動しようとしたその時、バシャッと水の音が。

「あ、破水しましたねー」と助産師さん。



なぬーっポーン

あんなに頑丈と言われたオレの卵膜が…っポーンポーンポーン



一人目二人目出産で、あなたの卵膜は丈夫ね!と言われたのが三人目出産の自信になってて笑爆笑

それが今回は早いうちから出血するし最後は大出血するし、、、陣痛前に破水だわで…

私の卵膜最強説が崩壊にっこり

いや、こう書いてて自分でも馬鹿だなーって思うんだけど

人間誰しも謎な自信の根拠ってあるじゃん笑。



何回も、オシッコじゃなくて!??

と確認しちゃいました笑。



そして分娩台に腕の力で登り

NST継続。

破水したので抗生剤スタート。

そして夜間の当直女性医師登場。



女性医師凝視

「…何時間前に夕飯食べましたか?」


わたし驚き

「…3時間前くらいです」



げっっっ

これは…

帝王切開の可能性…?驚き



看護部長さんに確認したところ、赤ちゃんの心拍が下がり続けたら、その可能性ありとのこと。



帝王切開の同意書だって、そりゃサインはしてますが実際に覚悟が出来てるわけではなくて無気力


ここから、効果があるかどうかわからないけど爆笑怒涛の深呼吸タイムがスタート。

とにかく自分と赤ちゃんを信じて深呼吸しまくり。念仏のように大丈夫大丈夫…と呟きつつ…


幸い赤ちゃんの心拍は戻り、帝王切開は回避出来ましたにっこり

助産師さん曰く、赤ちゃんが下がるにつれて臍帯がちょっと挟まったりするだけで赤ちゃんの心拍は下がるとのこと。母体が姿勢を変えたりすると、挟まってたのが外れて復活するんだって。


この時点で午後11時とかだったかな…

私の35歳誕生日まで、あとわずか。

子宮口は6-7cm。進んでは来ているとのこと。良かった、促進剤も回避できそう。


看護部長さんは「今日中には生まれなそうですね。お誕生日一緒になりそうね」と。

私も体感的にそうだなと思いました。


日付が変わって、

私は再び就寝on the 分娩台。体力温存。



凝視無気力凝視無気力凝視



そこから3時間くらいかな?割としっかり眠ることが出来ました。


本能なのか?パッと目が覚めました。

そして看護部長さんに子宮口は全開と言われ


4ー5回いきんで

下見て!と言われたら

3人目がそこにいました。


はい、おめでとうございます。

男の子でーす!と言われ


まあーーー

涙が溢れた🥲


一人目も二人目も、生まれた瞬間は泣きましたが

一人一人違う理由で泣いたなーと今になって思います。


一人目は、初めての赤ちゃんに感動

二人目は、コロナ禍かつ旦那が日本出張でアメリカで一人で産んだ達成感

三人目は、一連の騒動からの無事の出産に対する安心感



3人目ボーイは2610gと、ちょっと小さめ。

そして酸素濃度が安定しないからと保育器に連れて行かれました。

その前に一瞬だけ胸の上にのせてもらえて、ツーショットを撮ることが出来ました。

…が、あまりに自分がブサイクでびっくり写真。まじ封印したい。


そこから2時間は分娩台の上で過ごし経過観察。



麻酔が徐々に切れてきて



気付いてしまった…

なんか、ケツが痛い。


…そう、わたくし

分娩で尾てい骨を折ってしまったらしいのです…


次回、陣痛よりも悶絶だった尾てい骨エピソードをお送りします。



誰かの参考に…なるのか?わからないけど。

尾てい骨の骨折はマジで辛いってことをお伝えしたいと思います。