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今年も保育士試験が終わりました。
社会人・家庭人になってからの勉強は、学生時代と違って、こんなにも孤独で大変なものかと、皆さん、さまざまな思いを抱きながらの 勉強だったと思います。
わたしは『音楽家・保育士として』そんな皆さんに何ができるか。そんなふうに考えて、この活動を思いつき、今にいたります。皆さん、これから こどもたちの先生になる人です。すぐに働かない方もいるでしょうけど、この資格は そういう資格です。
こどもたちの先生になる前に、自分が子どもだった時、先生にしてもらったことを ぜひもう一度 思い出してほしいと 思っているのです。
「先生と仲間に 会いに行くのが楽しみ!」
「みんなで頑張った! 大変だったけど、やったよー!」
学ぶことの楽しさと、この達成感。
そうだ!『学ぶ』って こういう感じだった

この想いが 皆さんに伝わっていたら 嬉しいナ

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だけど・・・
『先生はこうあるべき』『先生なんだからもっとしっかり』『先生はいつも笑顔で』
こういうお話は、まじめな先生たちには強いプレッシャーになってしまう場合があります。ときには自信を失わせてしまい、のびのびと生き生きと働くことができなくなってしまうこともあります。保育の仕事では、『音楽』が、先生たちの自信を失わせる要因の一つになりうると思います。
音楽が苦手で、周りには得意な先生もいて、保護者からの暗黙のプレッシャーも感じて・・・先生が こんなふうに自分を責めながら保育にあたっていては、お仕事がつまらなくなってしまいます


こどもたちは、『ニコニコと』『キラキラと』『生き生きとした』先生のもとで のびのびと育つことができるのだと思います

だから そんなふうに考えた わたしは・・・
『みなさん 音楽を 猛特訓いたしましょうっ


とは 言わない方法を 提案しているのです。
大人になると、まして保育の仕事に就くと、全てはこどものため。こどものためを考え続け、愛情を注ぎ続け、それゆえに職員どうし意見を戦わせる場面もあり・・・もうへとへと


音楽家・保育士として、音楽で先生たちの心をほぐしたい。『保育士』を一生の仕事として、元気に楽しく長くつづけるお手伝いになれば・・・と思っています。そういうわけで、こどもたちと歌うのが楽しくなるような、簡単で素敵な響きのする伴奏アレンジを作っているのです

先生たちに、『できた



『たのしい!』と感じれば、もっとやりたくなるでしょう

『できた!』という達成感、また味わいたいですよね

これが はじめの一歩 なんです。
『たのしく』『気楽に』『一生懸命』やっていきましょうね
