第五百六十三回 税理士業務を考えるブログ~ワーケーションサービスその2~ | ほはば こんな会社です!

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今日のテーマは「ワーケーションサービスその2」

ワーケーションサービスについて、前回の続きです。

観光庁は日本の観光消費額が伸び悩む課題として、特定時期に休暇取得が集中すること、宿泊日数が短いことなどを挙げています。新型コロナウイルスの感染拡大が休暇分散に取り組む好機とみて、実現手段の1つにワーケーションの推進を掲げています。

インバウンド需要一辺倒だった地方自治体はワーケーション需要の取り込みに前のめりですが、観光地であればワーケーション候補地になるとは言えないようです。
条件としてはアクセスが良く、Wi-Fiなどの設備環境が整い、まとまった人数が宿泊できる施設があること。候補地として挙がっている那須地域は、東京駅から那須塩原駅までの所要時間が新幹線で約1時間と、非常時にも都内にすぐに戻れます。

リモートワークに移行する企業が相次ぐ中、社員間のコミュニケーション不足によるトラブルや、社員へのケア不足から生まれるメンタル面の問題もあり、気分転換を兼ねてワーケーションを取りたいと思っても、企業がリモートワークを「自宅での作業」と制限しているケースも。

観光地やリゾート地をうまく使いながら社員間のコミュニケーションの活性化や働く環境の変化を促すワーケーションは、観光庁の後押しもあり今後広がる可能性があります。

これまで観光に主軸を置いていた自治体が、仕事に適した環境をどれだけ早期に整備できるか。企業も、収束が見えない新型コロナを前に、社員が働く環境の改革意識をどれだけ持てるかによって、新しい働き方が広がるかが決まりそうです。

ほはば飯塚