第五百五十四回 税理士業務を考えるブログ~活況のホームセンター~ | ほはば こんな会社です!

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今日のテーマは「活況のホームセンター」

上場ホームセンター20社の2020年3月~5月と4月~6月の業績は、売上前年同期比で1割増加しました。
利益は同7割と大幅増。

これまでホームセンター業界は2019年10月施行の消費増税に伴い、客単価の大きいリフォーム工事需要などの反動減に直面。
しかし、新型コロナの感染拡大を機に、郊外を中心に広大な駐車場を持つ大型店が多いホームセンターは、ソーシャルディスタンスを保ちやすいとして注目。

また、品ぞろえの良さを安価な値段を背景に、マスクやアルコール除菌商材など新型コロナ対策商品を求める消費者が増加。
緊急事態宣言が解除された後は、アクリル板やビニールシートなど感染防止資材に加え、外出自粛によりガーデニングなどの需要も高まり、DIY資材などホームセンターが得意とする商品の販売が伸長。

今後も巣ごもり消費は続くと見られ、業界にとっては追い風が続くと見られます。
ただ、他業態との競争激化に対する対応や、コロナ特需後も維持可能な店舗販売力確保が課題に。

近年は店舗当たり販売額は漸減傾向で、実店舗の集客力は年々低下。
ひとつの商圏に複数のホームセンターが進出することや、ドラッグストアやディスカウントストア、ECサイトなどとも競合しやすいことから、顧客獲得合戦が本格化していることも影響しています。

顧客の囲い込み、PB商品の開発注力などが今後のテーマに。
競争はさらに激しさを増すようです。

ほはば飯塚