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今日のテーマは「筑邦銀行とSBIホールディングスの提携」
筑邦銀行は、福岡県久留米市が本店の地方銀行。
富山銀行の次に規模が小さい地方銀行です。
この筑邦銀行、地方創生の深化を目的として、SBIホールディングスを中心としたSBIグループとの戦略的資本業務提携を発表しました。
SBIグループが筑邦銀行の発行済み株式の最大3%を取得します。
金融機関同士の事業統合など環境変化が激しい中での資本業務提携。
筑邦銀行のメリットとしては、SBIが保有する豊富な金融商品のラインアップやIT関連のノウハウといったシナジー効果があります。
すでに2017年10月からSBI証券の金融商品仲介業務をスタートしており、2018年6月には筑邦銀行SBIマネープラザ久留米を開設。さまざまな相談にワンストップで対応できる共同店舗として運営中。
また、九州電力と協業で地域通貨事業を期間限定で実施するなど、SBIグループの基盤を有効活用しています。
あくまで独自路線を継続しながら、より良いサービスを外部から取り入れることで他の金融機関ではできないサービスを提供し、差別化を図る戦略。
地域に根差した金融機関として、地方創生にさらなる寄与ができることが、地元企業に選ばれる重要な要素になりそうです。
ほはば飯塚