【読三国志】蜀書・諸葛亮伝 | 宰予の昼寝。

宰予の昼寝。

気の向くまま。
生業:システムエンジニア
知識傾向:東洋史

今日の読書から。
〇諸葛亮伝を読む。先主伝(劉備伝)でも感じたことだが、これまで色々のイメージの氾濫がありすぎ、正史を読んでもそれが邪魔になって新鮮な形で頭にはいってこない。

〇今回目についたのは、「諸葛亮褒め」の紀事。
相変わらず陳寿先生は抑制的な文章だが、先生自ら撰した「諸葛亮集」の序文はかなりテンションが高めだ。
同時代の司馬懿は天下の奇才といい、ショウ[金重]会はその墓を詣でる。
孫盛だの裴松之だの後世の注釈者も熱っぽく、諸葛亮を語る。
武帝紀(曹操伝)などよりよほど熱気がある。他にこんな熱気を感じる伝はあるのだろうか。魏の荀イク・呉の陸遜あたりが拮抗するか。

〇北伐・中原の回復運動はやはり尋常でない気迫を感じる。

以上!