【読三国志】蜀書・後主伝昨日の読書から。〇蜀書・後主伝(劉禅伝)をよむ。阿斗=阿呆と名高い劉禅だけども、本文(陳寿の)からはそんな記述は観られない。評で陳寿は「白糸」(如何様にも染まる)というばかりで、この伝だけではそれも裏付けに乏しい。わずかに裴注のひく「漢晋春秋」のなかに、司馬昭への劉禅の愚かしい回答があるばかり(楽しすぎて蜀のことは思い出しません)。淡々とした蜀漢の年表。そんな印象の後主伝。この薄さも史官を置かなかった蜀ゆえか。