1.北海道のツーリングって、いつ行けばベストなのか?
雨が多かったせいもありますが、けっこう途中で出会ったライダーと議論になりました。
私の考えは、
■6月の道北、道東は寒い 今回も寒かったです。走行中はフリースやダウンが必要です。キャンプで寝るときも夏用の寝袋だといっぱい重ね着しないと寒くて寝れません。そのかわり晴天が多くて昼間はさわやか。
■7月の道東太平洋側は薄ら寒くて霧が多いです。でも少しでも内陸に入るとむちゃくちゃ暑い。特に北見と空知は地獄です。
■7月末〜8月いっぱい どこの宿、キャンプ場、観光地、レストランや道の駅も人や車でいっぱい。
また交通事故も多いので北海道警の取締も気合いが入っています。道警舐めてると必ず捕まります。北海道でスピード違反すると超過速度半端ないのであなたのバイクライフが終了する危険があります。
フェリー料金もこの時期は高いです。
食い物も高いです。ウニ丼は万単位ですからね。
キャンプ場もうるさくて寝てられません。
会社の休み等でやむを得ない場合はしょうがないですが、出来れば避けたい時期です。
■9月は北海道ツーリングで一番ベストな時期と考えます。暑くなく寒くも無い。但し、昨今は北海道でも台風が来ます。暑中豪雨は九州並みです。北海道はどこかで必ずフェリーに乗らなければならんので台風来たら帰れません。気象情報は毎日必ずチェックし、台風来たらすぐにフェリーの予約を変更する等の対策が必要です。
道警は8月が忙しかったので9月は休みが多いというのは根拠の無い俗説ですが(笑)
2.道警の取締について
10年前の北海道は、一般道を80Km/hで走ってると軽のおばちゃんが120Km/hで抜かしていく無法地帯でした。
しかし、今回久しぶりに行ったら、昔に比べて明らかに地元車が飛ばさなくなってました(地域差があるようですが)
それはやはり道警のスピード取締が原因のようです。効果が出てるということですね。
ご参考にyoutuber「北海の玉(おう、でなくたま)」さんを見て下さい。
最新式の後方100mが測定できるレーダーを積んだパトカーは物陰や草に隠れて待機してます。
これヤバいですよね。パトカーに気付いたときは既に遅い、入れ食い状態で捕まっているようです。
以前は60Km/制限から町の入口出口で40Km/h制限に落とされた部分で気を付けてれば良かったのですが、地元ライダーによると、最近は神出鬼没、人気の無いこんな所で?みたいな場所でも張ってるようです。
ステルスなのでレーダー探知機は効きません。
特にオロロンラインとオホーツク側、札幌近辺は気を付けなさいとのことです。
スピード無法地帯の代表は、西の名阪国道、東の新4号線、北の小樽・張碓・・と言われていたのですが、今回張碓を走ったら、まぁ皆さんおとなしく緊張感持ちながら走ってましたよww
対策は完璧では無いけどあります。取締は過去重大な事故が発生している現場が多いです。
重大な事故がどこで発生しているかを予め知ってツーリングマップルなどに印をつけて行きました。
事故マップ
事故の実績がある現場をスピードを落として走る事は、自分が事故を起こすリスクを減らすことにもなると思います。予め調べておくことをお勧めします。
3.北海道で一番怖いのは道警でも熊でもなく、鹿!
気を付けていたのですが、今回のツーリングで鹿の直前飛び出しは4回ぐらいやられました。死ぬかと思いました。
お陰でかなり神経質になりました。前後に車がいない場合はホーンをビービー鳴らし、左右に草があると、ずっと両側に気を付けていました。
今は北海道だけではなく、知人の知り合いが鹿児島で鹿と衝突し車が大破したそうで、バイクがやられたら命がありません。
できる限り夜間と早朝は走らないようにしましょう。